4月21日(日)『RIZIN.15』神奈川・横浜アリーナ大会でイリー・プロハースカ(チェコ)と初代RIZINライトヘビー級王者決定戦に臨んだモーは、試合を有利に進めながらも3R3分02秒、プロハースカの連打にTKO負け。2015年12月31日以来の再戦で敗れ、王座戴冠を逃した。
試合後、コメントブースに現れたキング・モーは、「うまく試合を進めていたと思うけど、サイズが大きなイリーは3R戦う覚悟ができていた」と敗因を語ると、「この1年で引退しようと思う」とリングから離れることを明かした。
「試合前から決めていた。50試合(21勝9敗)を目標にしていたんだけどね。この日本の戦極でキャリアをスタートした。左ヒザも傷め、股関節にも金属が入っているし、腰も傷めている。最後は同じ日本のRIZINでキャリアを終えたい。できれば大晦日に試合ができれば。ファンを楽しませる試合をして、勝って有終の美を飾りたい」とモーは静かに語った。
榊原信行RIZIN実行委員長は、モーの大晦日の引退試合について「その可能性はあります。Bellatorとの交流が進めば、年末にBellatorの対抗戦が実現するかもしれません。そういうなかで考えたい」と語った。
また、新王者となりモーの引退を知ったプロハースカは試合後、「モーの決断は理解できる。キャリアもあり、戦略もあり、ボクサーとしても巧みな選手だ。でも今日は僕の方が動きも速く、力強かった。大変残念ではあるけど、彼の決心は妥当だと思う」とその活躍を労った。
モーは、この1年で「4試合ほど」を戦い、日本で最後の「キング・モー」コールを聞き、現役を引退する予定だ。
キング・モー - Wikipedia
Muhammed Lawal(Sherdog)
キング・モーは現在38歳のアメリカ人でMMA戦績21勝9敗1無効試合。デビューは2008年9月28日の『戦極 〜第五陣〜』で行われたトラヴィス・ビュー戦。ホジャー・グレイシーの代打としての緊急出場でしたが2分余りでTKO勝ち。マイクで「キング!」と叫び観客に「モー!」と言わせるコール&レスポンスが戦極名物でした。Strikeforceライトヘビー級王座、Bellator 2013サマーシリーズ ライトヘビー級トーナメント優勝、RIZINヘビー級(100kg以下)トーナメント2015優勝のタイトル歴があります。
日本で引退したいと言ってくれるのは嬉しいな。
お疲れ様でした。
俺だけかなぁ?
日本で引退って言ってくれるのは嬉しいけどRIZINに相手はいるのか?
過去2回戦って2回負けてるから
勝って有終の美を飾るのもよしだと思う
レフェリーは木村参味夫さんで
自分もメイウェザーに似てると思いました。