2019年04月22日

那須川天心「パッキャオから『凄く良かった。強いね』と言われました」/ビアグタン「天心のスピードについていけなかった」



『RIZIN.15』速報(2019年04月21日)

 こちらの続報

天心 会心TKO!パッキャオの前で刺客圧倒「うれしい」 (スポニチ)
 英雄の前でも、神童は神童だった。那須川はタフな相手を倒せずにいたが、勝負の3Rできっちり決めた。1分20秒すぎに左ストレートで倒すと、すぐに左で2度目のダウンを奪って終わらせた。RIZINとプロモーションに関する契約を結んだパッキャオが見守る中での快勝。「少し硬くなって緊張したが、KOを見せることができてうれしい」と振り返った。

 昨年大みそかはボクシングの元世界5階級制覇王者で50戦無敗のフロイド・メイウェザー(42=米国)とスペシャルエキシビションで拳を交え、1Rに3度のダウンを喫してTKOで敗れた。賛否両論のあった一戦だが、体重差のある相手に果敢に向かっていった姿に、パッキャオからも「そのファイティングスピリットに敬意を表する」と評価されていた。試合後は「凄く良かった。強いね」と言われたという。那須川は「強い人は多くを語らないんだなと思った」と英雄のオーラを感じ取った。

 天心が勝った直後、ビジョンにマニー・パッキャオが映りましたが、直前まで会ったことのなかった推薦選手の敗戦に意外に険しい表情をしていました。

パッキャオ推薦選手が明かした那須川天心“強さ”の正体(THE PAGE)
 3月のRISEトーナメントの1回戦が終了した時点では「RIZINの話は聞いていない」と語っていた。パッキャオとRIZINのプロモート協力契約が電撃的に決まり、天心のカードが決まったのも直前で「対策はまったくしていない。データもない。準備時間もなかった。自分を高めることしかやっていなかった」という。
 しかも、本当のパッキャオの“刺客”でなかったという問題まで浮上。その心理的影響については「特に何もなかった」と言うが、「パッキャオがついてくるからどれだけレベルアップしてくるか」と事前に警戒していた天心にしてみれば複雑な心境だったに違いない。

 それでも食事面も含めた大規模な肉体改造に取り組んでいる最中で「楽に倒す」ためのパワーを養成する作業の効果は見られた。
 3ラウンドにたたみかけたラッシュには相手を圧倒するパワーと迫力が溢れていた。それでも試合後、天心は肉体改造についても「いい部分、悪い部分が見えてきた。どこがダメかの反省点がたくさん出ている。改善して修正したい」と納得していなかった。

 TKOで敗れたビアグタンは、左目の下にアザを残した痛々しい顔で記者会見場に現れた。
試合が急に決まり100%の準備では臨めなかったが、天心のスピードについていけなかった。天心は直感力というか、反射神経が優れている。こっちが100%で打っても、それがスローモーションのように見えているんじゃないか。だが、彼と戦えてハッピーだよ
 爽やかな表情で天心の“凶器”を語ったビアグタンはこう続けた。「健康な体で試合を終われて良かった」
 言い換えれば“壊されなくて良かった”ーーである。それほどの力の差を感じて戦っていたのである。

 お互いに準備不足を口にしています。

「メイウェザーも自分のことを知っている。パッキャオもマクレガーも。幸せですよね。いい人生を送っている。濃密で展開が早いマンガだなと。もっともっと有名にならなければいけない

 メイウェザー、パッキャオというボクシング界の2人のカリスマに賛辞を受けたことのあるファイターは天心くらいだろう。UFCの2階級王者、コナー・マクレガーからもメッセージをもらうほどだ。

「RIZINのおかげで世界に知ってもらうことができた。皆さんの応援、感謝の気持ちを忘れずにもっともっと上へいきたい」と言う一方で、足元を見つめ自己と対峙する時間を大切にしている
「格闘家として、どう生きていけばいいかを日々考えている。モチベーションどうなの?とも聞かれるが、楽しいし、成長している実感しかない。まだ成長過程。自分を倒すなら、いまのうちだぞと」

 次戦は7月に大阪で開催されるRISEの2回戦だが、その前にはAbemaTVの3周年企画「那須川天心にボクシングルールで勝ったら1000万円」のリングに上がる。5月1日に挑戦者決定トーナメントが開催され相手が決まる予定で、すでに元WBA世界スーパーフライ級王者のテーパリット・ゴーキャットジム(30、タイ)や、東京でのオーディションには、なんと「ONE CHAMPIONSHIP」のライト級王者に返り咲いた青木真也(35、パラエストラ東京/Evolve MMA)が参加している。筆者が“最強の挑戦者”になると思っていた元東洋太平洋、WBOアジア)パシフィックのスーパーフェザー級王者の仲村正男(31)は、JBC(日本ボクシングコミッション)のトレーナーライセンスを取得しようとしているため参加を見送ったが、パッキャオの推薦選手以上の“刺客”が待ち受けている。そしてRIZINも、大晦日に向けて新たなビッグカードを計画中だという。

 1000万円企画には青木真也も参加。もう大晦日に向けて動いているとは。

posted by ジーニアス at 13:44| Comment(7) | RIZIN | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ビアグタン良かった 二度と呼ばれなさそうだけど
Posted by あ at 2019年04月22日 15:08
ラッシュの中でも怯まずにカウンターを当てていたし、ヒヤヒヤしながら見てました。ビアグタンはタフな良い選手だったと思います。
しかしRISEのビッグマッチを控えているのに今回出す必要はあったのかな?公式動画もウンザリって感じで珍しくテンション低かったし今年いっぱいでRIZINから手を引く…みたいにならないか心配です。
Posted by k-ta at 2019年04月22日 15:30
そりゃ聞かれたら褒める以外の選択肢なんてないでしょーよ、、
Posted by akok at 2019年04月22日 15:35
会場での観戦ですが、今大会は個人的に楽しめました。

ビアグタン選手絡みの他の試合もまた見て見たいと純粋に感じましたし、大雅選手あたりとやってみてほしいですね。

RIZINにはこの感じで大袈裟に世界を巻き込んでいってほしいです!
Posted by FTC at 2019年04月22日 16:37
予想に反して良いスキルを持った選手でしたねビアグタン。
ナイスガイの好青年だしまたRIZINに呼んであげてほしいです。
Posted by まか at 2019年04月22日 16:45
ビアグダンはシュートボクシングからオファー来るんじゃないかと見てます。S-CUPとか。
Posted by こたつ at 2019年04月22日 19:44
ピアグタンはRISEに呼べばいいと思います
Posted by へけ at 2019年04月22日 21:21
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