UFC considered moving event from Fortaleza due to wave of violence (@guicruzzz) https://t.co/PFJNzhraiF pic.twitter.com/Rowfw4959e
— MMAFighting.com (@MMAFighting) 2019年1月16日
UFCが2月2日にブラジル・セアラー州フォルタレザのノースイースト・オリンピック・トレーニングセンターで開催予定の『UFC Fight Night 144: Assuncao vs. Moraes 2』ですが、セアラー州の治安悪化により開催地変更を検討していたとのこと。
《ブラジル》セアラー州の暴動7日目に=国家治安部隊を追加派遣(ニッケイ新聞・2019年1月9日)
就任したばかりのセアラー州刑務所管理局長が、刑務所の監査を厳しくし、犯罪組織への圧力を増す意向を表明した事に反発した犯罪者らが、2日夜から起こしている暴動は、6日目となっても収束せず、国家治安部隊(FN)の増員が決まったと7、8日付ブラジル国内紙、サイトが報じている。
セアラー州内の刑務所には、サンパウロ州を本拠とする州都第1コマンド(PCC)、PCCと協力関係にある同州の犯罪組織グアルジオンエス・ド・エスタード(GDE)、リオ州が本拠のコマンド・ベルメーリョ(CV)の三つの犯罪組織の構成員と、これらの組織とは無関係の犯罪者が、別々の刑務所または棟に収監されている。
だが、ルイス・M・アウブケルケ新局長は就任直後に、組織毎の分割収監を止め、携帯電話持込などの監査を厳しくするとの意向を表明し、犯罪者らの反発を招いた。
暴動が最も多発しているのはフォルタレーザだが、その範囲は既に、39市に拡大している。また、攻撃対象は、バスや市役所、警察署、市議会といった公的なものに止まらず、銀行、ラジオ、車やバイクの販売店、自動車学校の車のような民間施設にも及んでいる。
理由はこれです。『UFC 232: Jones vs. Gustafsson 2』はジョン・ジョーンズの薬物問題により土壇場でネバダ州ラスベガスからカリフォルニア州イングルウッドに変更されましたが、今回は治安悪化が理由。2月2日の頃にはかなり落ち着きを取り戻すとは思わることから結局開催地変更は無いようですが、安全に試合ができるのか懸念しているファイターもいるとのこと。