榊原信行実行委員長「フロイド・メイウェザー vs. 那須川天心はボクシングスタイルの真剣勝負です」(2018年11月17日)
榊原信行実行委員長がフロイド・メイウェザー vs. 那須川天心の契約体重、グローブについて言及(2018年11月18日)
こちらの続報。
「3分3回エキシビション」では肩透かし?!メイウェザー対那須川天心戦が紆余曲折した真相とは(THE PAGE)
実は、当初から「エキシビションマッチ」の契約が結ばれていたにもかかわらず、5日にメイウェザーが来日して行われた会見では、その言葉が封印されていたことが、今回の騒動のすべての引き金になった。
「その言葉(エキシビション)が一人歩きしスパーリングみたいだと思われることをおそれ、会見ではスペシャルチャレンジバウト(と発表することを)と決めた」と、榊原実行委員長は、正直に明かしたが、会見では、ルールやラウンド数、体重問題などの詳細は一切明らかにされず、榊原実行委員長が「無差別、果し合い、喧嘩」と格闘技的用語を使って説明したため世界へ衝撃を持って広がった。
「お互いに、こんなに話題になると思わなかったというところがある。彼らがアメリカを離れてプロとして行う試合は初め。どんな反響になるかがわからなかったが、予想以上の問い合わせなどがあった。そういう立場にメイウェザーを立たせてしまった」(榊原実行委員長)
メイウェザーサイドも「RIZIN」の世界的発信力を甘く考えていたのだろう。エキシビションという言葉を使わず、スペシャルチャレンジバウトと発表することには同意していたが、それが「メイウェザーがマクレガー戦以来の真剣勝負のリングに立つ」と、湾曲した形で世界へ拡散されたことに戸惑った。
来年には元6階級王者のマニー・パッキャオ、UFCの元2階級王者、コナー・マクレガーとの再戦、或いは、そのマクレガーを破ったハビブ・ヌルマゴメトフとの試合など「100億円を超える」メガファイトを計画しているメイウェザーにとって、世界的には無名で、体重差もある異国の那須川と、公式な復帰戦を行うとアナウンスされることは、そのメガファイトの特別感を下げるリスクがあった。加えて放映に関する問い合わせなども陣営に殺到したようである。
「年明にビッグマッチの話もあり、それとのバランスもあった」(榊原実行委員長)。
焦ったメイウェザーは8日にインスタに「公式試合の合意はしていない。不意をつかれた」などと長文を投稿。試合のキャンセルを匂わせた。また当初、富裕層相手にした限られた場所でのエキシビションマッチと聞かされていたこと、会見では、話が違うと思ったが後戻りできなかったことなどの内幕を暴露していた。
榊原実行委員長は、その試合設定に関しては「そういう話はしていない。彼らの中でのミスアンダースタンド(誤解)」と完全否定したが、メイウェザーが、来日会見中に抱いた疑問については、「メイウェザーも何かが違うと感じたのかもしれないが、今回は、時間もなく、そこまで向かいあって話を聞けていない」と説明した。
今回の渡米交渉の中身は、「マネジメントサイドとの不安と不信を解くことが多かった。誤解を軌道修正した。スペシャルチャレンジマッチとしたことで、海外からするとなんだそれ?と疑問を抱かせてしまった。だからハッキリとエキシビションだと、ワールドワイドにアピールする。誤解は解け、1週間で問題はクリアした」という。
誤解があったということなんでしょうけど、結局「その言葉(エキシビション)が一人歩きしスパーリングみたいだと思われることをおそれ、会見ではスペシャルチャレンジバウト(と発表することを)と決めた」というのに尽きるんですかね。
中止騒動が起きた際には「エキシビションだと試合を受けない」とも語っていたが、榊原実行委員長は、「その発言は聞いているが、天心サイドともコミュニケーションは取れている。KOありのフルスロットルでの戦いは勝ち取れた。天心サイドのOKはもらった」という。
確かにエキシビションだが、天心が真剣勝負を挑みKOを狙いにいくことまでを制限されたわけではない。
そこに試合の面白みは残った。
前記事でも書きましたが、天心が本気で倒しに行くことに変わりがないのなら納得するしかないですかね。3分3ラウンドは短すぎますが。
那須川「今日初めて知った」メイウェザー戦ルール(日刊スポーツ)
大会前日は、かん口令が敷かれていたが「昨日になってあると言われた。ほぼないだろうと思っていた」と打ち明けた。榊原実行委員長が会見で明かした3分3回、KOありのルールについては「今日初めて知った」と驚いた様子で話した。
それでも「どんだけ順番を待っても、格闘技やってもたどりつけない選手とこのタイミングで戦う。すごい運を実力に変えたい」と前向きに話し「相手がなめていても、リングに上げちゃえば」と真剣勝負を挑むつもりだ。
那須川「絶対メイウェザーを本気にさせる」と決意(日刊スポーツ)
那須川は、都内のホテルで行われた内藤大樹を1回1分59秒でKOしたRISE両国大会一夜明け会見に出席。内藤戦でのKO勝利がメイウェザーへのアピールになったかを問われ「どんだけ自分がいい試合をしても、なめてくると思う。みなさんも、やられちゃうんじゃないかと思っている人が多いが、絶対メイウェザーを本気にさせる」と決意を語った。
さらに今後の練習スケジュールについて「日本でやるのか、海外のボクシングトレーナーに見てもらうこと考えている。近いうちにどういう方向でやるのかを決めて、年末に集中したい」と話した。
9分間で一瞬でもメイウェザーを本気にさせたら驚きですが…
「メイウェザーを本気にさせる」という言葉がよく出ますが、僕はむしろ逆かと。今の彼の本気とは「パッキャオ戦を高く売る」に尽きると思うので、「本気になれば」ひたすらよけまくると予想します。「高い技術ほにゃらら」みたいな発言もしてましたし。なので、天心が開始30秒を全力疾走!を期待します。
(とはいえ今回の記事を見てもわかるように、自身の市場価値を落としたくメイウェザーは、結構本気で仕上げてくると思いますが)
天心がボクシングでメイウェザーとガチンコで戦う
3Rの方が天心的にも慣れているし
長期戦なら勝ち目ないんだし好都合だろ
メイウェザーが舐めていたらさらに好都合
もし天心がダウンorKОを奪うようなことがあれば
ほんとに世界中がひっくり返ることになる
とんでもないことになる
こういう和製英語特有の不可解さが海外ネットニュースやSNSで物凄い勢いで拡散された結果、メイウェザーの復帰計画に狂いが生じた&誤解を招いたとするなら、双方の言い分も理解出来ます。
エキシビションの名を冠する真剣勝負、良い落としどころじゃないでしょうか。
那須川も榊原氏も言及してる通り那須川がメイウェザーを9分という時間でどこまで本気にさせるかが試合を楽しむ鍵ですかね。
メイウェザーは那須川を絶対舐めてかかると思うので。
なんだかなぁ この試合で絶対に「判定があったら」とか言い出す人が出てきそうで…
「KO狙いにくることは制限しなかった」あのメイウェザーがそんなことすると思えませんが… なんか安心できないなぁ当日まで
レディットでこの旨拡散してTMZかヘルワニ辺りが追求したらまたメイウェザー逃げ出すかも分かりませんね
卑怯なことはしてほしくないです天心には
つまりスパーリングするつもりじゃないのかね。
榊原氏が「KOありのフルスロットルでの戦いは勝ち取れた。」と言っている意味がよく分からないし
真剣勝負とスパーリングでの金の話もあるだろうに。
那須川がガチ攻撃を仕掛けて本当に大丈夫なのか?
まずは良かったですね
個人的にはメイvs天心堀口あとライト級あたりの誰かで一ラウンドづつメイに挑むってのが見たかったな~!
とにかくメイとの信頼関係をしっかり築いて、また次のビジネスにも繋がればいいですね
今回のRIZINのビジネスは、海外からも色んな方面から見られてるとも思います
恥ずかしくないようビシっときめて、メイに限らず何か大きなチャンスに繋がるといいですね
あと「年明にビッグマッチの話もあり、それとのバランスもあった」ってのはRIZINの話なんですかね?
天心の攻撃を、メイウェザーがディフェンス技術でやり過ごす展開になりそうですね。
よくある企画の豪華版だと思いますが、PPV売りたかったから真剣勝負の果し合いという言葉を使ったのでしょう。
3分3ラウンドは天心寄りな感じもする
判定なしルールということは、極端な話メイウェザーが一発もパンチを放たずディフェンスに徹しても勝敗つかないということだし、なかなか難しそうだけど。
TUFだって戦績つかないけど判定決着あるんだから、真剣勝負というならそこを頑張ってほしかった気もするけど。
今回の出る出ない騒ぎでは、そのまわりでも色々起きてるって噂で。
・メイウェザー参戦発表後に、結構な数の選手から売り込みあったが、メイウェザーインスタの出ない発言うけて、それがサーッと引いたとか。
・参戦発表後にチケット相当売れたが、メイウェザーインスタの出ない発言うけたのか、はなから転売目的だったのか、オークションサイトなどでチケットが売りに相当出されてるとか。仕事で行けなくなったとかの理由で。(本当に仕事の都合の方もいるかもだけど)
メイウェザーのインスタ見て判断して、ホントにチケット手放してしまった人がいたらどうするのだろうか。試合当日までだいぶ振り回されそうですね...
メイウェザーという人物をよく知ってて、もう達観してるファンの方も結構多いですね。
RIZINの来年の動向はまだまだ不明だが、那須川にでてもらうには相当考えないとスケジュール的に厳しいかも。
この分だとRIZINでキックトーナメントやるのは来年も無いかな? RISEでスアキムやロッタンも参戦ほぼ決定。他のメンバー次第だけど、結構いい形になりそうだから、RIZINでやる意味は特になさそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=l60Qi4IR5Oc&feature=youtu.be
3分3Rなら天心が攻勢取り続けることは可能じゃない?まあ採点無しだからドローなんだろうけど。
天心の一瞬のスピードやキレはそれなりに脅威だとは思うよ。ある程度のテクニックなんかよりよっぽど。
体重差は気になるね、メイはもうウェルターまで落としたがらないと思う。年齢と減量疲れの相乗効果は危険。
メイに触れる事が出来れば天心の勝ち!
って具合で見ようと思ってます。
・榊原氏はエキシビション(=真剣勝負)をスパーリングだと思われたくないので、真剣勝負であることを言葉を変えて発表した。
・メイウェザ-はエキシビション(=スパーリング)と聞いていたので「話が違う」と試合をキャンセル。メイウェザーは計画中の試合の値打ちが下がるので、那須川と真剣勝負する気がそもそもない。
・榊原氏がアメリカで「エキシビションである」と説明してメイウェザーを説得はしたが、時間がなく詳細な話は出来ていない。
・帰国後、榊原氏は那須川にエキシビション(=真剣勝負)だからKOしてもいいと説明した。
つまり何も問題は解決されておらず、このままだとスパーリングのつもりでリングに上がったメイウェザーに那須川がガチの攻撃を仕掛けて問題になり兼ねないから、早くガチか非ガチかの認識を統一してもらいたい。
榊原は天心に試合直前に「ゴネだしたから、それらしくなんとか頼む」
て言うのかもね