UFCデメトリアス・ジョンソンとONE Championshipベン・アスクレンのトレードが正式に合意/打診したのはDJ陣営だった(2018年10月28日)
こちらの続報。
Demetrious Johnson breaks down why ONE-UFC deal happened(MMAFighting)
ONE Championshipと契約したデメトリアス・ジョンソンが記者会見で以下のコメント。
「結局のところ、僕はキャリア的にまだまだ若いと思ってるし、これまでと違うことをやりたかった。僕は常に世界中を旅して試合をしたかったし、PRIDEを中心としたアジアのMMAを見て成長してきた。新たな階級でアジアで闘うチャンスはこれまでに無かった」
「前回の試合(『UFC 227』のヘンリー・セフード戦)の後にUFCを離脱するべきだと思い(マネージメント会社の)ファースト・ラウンド・マネージメントと(マネージャーの)マルキ・カワと話し合った。『そんなこと出来ると思う?』と言ったけど、マルキは『何だって出来るさ』と言ってくれたし、実際にマルキはそうしてくれたから僕たちは今ここにいる。全てが丸く収まったことに感謝しているし、僕は晴れてONEの選手になった。今後のことが楽しみだよ」
「とても良い気分だけど、これは僕だけの力で出来たわけじゃない。多くの関係者が関わってくれた。ファースト・ラウンド・マネージメント、ONE Championship、チャトリ・シットヨートン、マット・ヒューム、UFC、それらの人たちの協力によって実現した。そしてベン・アスクレンだ。素晴らしいことだと思う。もし他団体で試合をしたいのであればこういうオプションもあって然るべきだと思う」
「ONE Championshipはヒーローを作ろうとしている。ヤンゴン大会でオンラ・ンサンの試合を見た時の観客の反応に注目していたけど、彼らは単なるアスリートとしてではなく母国のヒーローとして見ていた」
「キックボクシング、ボクシング、ムエタイ、グラップリングマッチも興味をそそる。彼らは真の格闘家の養成に集中してるし、謙虚で誠実だ。僕はそれを100%支持する」
チャトリ・シットヨートンCEOは以下のコメント。
「DJは真の格闘家を体現している。アジアは5000年に渡って格闘技の本場だし、基本的にアジア人の生き方、名誉、謙遜、誠実、規律を何千時間ものトレーニングを経て得てきたものだ。そしてDJはパウンド・フォー・パウンド・キングというだけではなく格闘技のスターを超えた存在だと思う」
「ブルース・リー、ドニー・イェン、ジェット・リー、ジャッキー・チェンなど格闘家を超えた世界的なスーパースターがいるが、DJにもその可能性があると思う」
【ONE】デメトリウス・ジョンソンと契約発表。「リングは新鮮」、「いずれムエタイも」(DJ)(MMAPLANET)
デメトリアス・ジョンソンとチャトリ・シットヨートンCEOは他にも以下のコメントをしています。
デメトリウス・ジョンソン
「キャリアのなかで違うトライがしたくなった。アジアのMMAの成長を見てきて、アジア中で戦いたくなった。正しい場所に来たと思う。これからどうなるか楽しみだ」
「アジアにくると、僕は米国にいる時のように子供に見られない」
「ONEではフライ級で戦っていく。バンタム級は僕の柔術コーチであるビビアーノ・フェルナンデスがチャンピオンで、彼とタイトルを争うなんて考えられない。フライ級でチャンピオンになり、可能な限り長く防衛する。その後、ONEがどういってくるか分からないけど、コーチ、ファミリー、ファンを尊敬している僕はコーチと戦う気はない」
「ONEはケージだけでなくリングでも試合もあるから、リングで練習をする必要はある。これまでリングで戦ったことがないので凄く新鮮だ」
「ビビアーノがONEを選んだ時は衝撃的だった。ビビアーノからはONEを見てみろとは言われてきた。ただ、シンガポール大会でビビアーノのコーナーに就くことはない」
「チャトリとコーチがOKなら、将来的にはムエタイの試合に挑みたいと思っている」
「チーム・ラカイのスタンドは抜群で、モライシュのグラップリングも見事だ。彼らと戦うのが楽しみでならない。チーム・ラカイのメンバーはレスリングからMMAを戦ってきた僕と比較して、長いマーシャルアーツの経験があるから興味深い」
「ONEで戦うとしても、マット・ヒュームとPRIDEの頃のようなフィニッシュを目指す戦いの練習をしてきたのでスタイルが変わることはない」
チャトリ・シットヨートンCEO
「カイラット・アクメドフ、アドリアーノ・モライシュ、ダニー・キンガト、ジアーニ・スッバなどフライ級の選手との対戦もあるだろう。これまで戦っていた相手と違う選手との試合を組む。タイトル挑戦までイージーな相手はいない。全てシャークを与える」
「今回のトレードはONE、UFC、DJ、ベン・アスクレンの皆がハッピーだ。全員が勝者だよ」
「いずれ世界王者同士の交流戦を組んでいきたい。DJやONEの選手がMMAとキックで戦うことはあるだろう」
「11月17日のジャカルタ大会でゼバスチャン・カデスタム×タイラー・マグワイアの間でアスクレンが返上したウェルター級王座決定戦を行う」
これがウケなかったのだろうが、アジアではリスペクトされそう。
個人的には2,3年以内にUFCに復帰してほしい。
ビビアーノがUFCでやったらどこまで行くのか見てみたい。
年齢的にももう行かないだろうけど。
堀口はRIZIN卒業したら脇目もふらずUFCに帰るだろうし。ビビアーノがダメと来たらビッグマッチはもう無理かね。
まあONEがDJをどう扱うか、見ものですね。
日本で試合が見れたら最高ですが
堀口がDJをスルーしてUFCに復帰するとは思えないし、戻っても階級自体の存続が危ういからバンタムに上げるとかになりそう。
とんだ勘違いだよ
アメリカ人とアジア人の文化は違うしUFCで人気なくてもONEで出る可能性はある
アメリカでダメならアジアでもダメとか言ってる人、大丈夫かなあ