2007年06月24日

大仁田厚政界引退・・・結局プロレスに戻ってくるようで



大仁田氏 参院選辞退・・・23日政界引退会見(スポーツ報知)
 自民党の大仁田厚参院議員(49)が、7月の参院選への立候補を辞退することが22日、分かった。昨年5月に自民党から第1次公認を得ていた大仁田氏だが、国会会期延長などに疑問を持ち、急きょ、出馬辞退を決めたという。スポーツ報知の取材に対し、大仁田氏は「なぜ今、会期延長なのか。こんなばかにされた選挙は出たくない。辞退する」と話した。自民党サイドに正式には伝えておらず、突然の不出馬に党内では波紋が広がりそうだ。大仁田氏は23日に“政界引退”会見を行う。

 大仁田氏が政界引退を意識し始めたのは、今月中旬。国会会期延長の話が現実味を帯びてきたころだった。大仁田氏は「なぜ今、会期を延長するのか。投票日をずらす必要があるのか。参議院は政権争いの道具じゃない」と怒りをあらわにした。

 この日も国会会期の延長をめぐり、与野党が激突。与党内にも官邸主導による会期延長への不満がくすぶっており、大仁田氏は直前まで悩み抜いた末、「官邸のやり方に嫌気がさした。こんなばかにされた選挙は出たくない。辞退する」との結論に達したという。23日に会見を行い、経緯を説明する予定だ。

 大仁田氏は「小泉旋風」が吹き荒れた2001年参院選で、約46万票を獲得し初当選。委員会で民主党の森ゆうこ参院議員と乱闘を繰り広げたり、自民党の杉村太蔵衆院議員の“教育係”に名乗りを上げるなどして、その存在感を示してきた。

 その一方で、05年の郵政法案採決では、涙ながらの不可解な棄権。その煮え切らない態度に、事務所や自身のブログには批判が殺到した。06年の長崎県知事選でも、出馬を検討するも直前でキャンセル。目立つためのパフォーマンスは記憶に残ったが、政治家としての“功績”はほとんど残らなかった。

 それでも、自民党では浮動票を狙えるレスラー候補として、昨年5月という早い段階で大仁田氏を第1次公認候補として決定していた。いまだ、党側には出馬辞退の意向を正式には伝えておらず、党内の混乱は必至とみられる。

 今後について、大仁田氏は「早稲田大や東大にチャレンジしたい」「メタボリックなどの現代病の研究をしたい」などとしている。これまで数々のパフォーマンスで周囲を混乱に陥れてきた邪道の“政界空騒ぎ”は、突然の出馬辞退という形で終幕を迎えた。

 前回は46万票獲得したが、もし今回も出馬していたら何票獲得してたでしょう。年金問題で自民党に逆風が吹いているというのもあるだろうが。

 国会会期延長を理由にというのが本当の理由じゃないのは誰でも分かりそうなもの。

 そして会見は行われた。

参院選:大仁田氏“失望引退” 政党の集票手法に一石(毎日新聞)
 参院選に比例代表で出馬予定だったプロレスラー出身の大仁田厚参院議員(自民)が23日、1期限りでの引退を表明した。個人名でも投票できる「非拘束名簿」方式が初めて導入された01年の参院選では各党が著名人擁立に躍起となり、大仁田氏のほかタレントの大橋巨泉氏(民主)、大学教授だった田嶋陽子氏(社民)も当選したが、いずれも政党への失望を口にして既に国会を去っている。自民党は大仁田氏に代わり「ヤンキー先生」で知られる義家弘介氏(36)を擁立する方針だが、著名人で集票を図る手法が改めて問われそうだ。

 同日記者会見した大仁田氏は「参議院は首相官邸の人気取りの道具ではない」と切り出した。

 引退の直接の理由は、安倍政権が主導した今国会の会期延長と、参院選の日程先送りに対する抗議だと説明。「国民が求めているのは付け焼刃で法案を通すことでなく、慎重審議だと思う。選挙目当てにウソをついてまで当選したくない」と強調した。

 また、参院の存在意義について「3年くらい前から悩んでいた」といい、「衆院から降りてきたことをそのままやっていく。今回もそうだが『ハイ、そうですか』で通してしまっていいのか」と疑問を投げかけた。

 01年選挙では個人名で46万票を獲得したが、「タレント議員」としての迷いもあったようだ。

 「何百という選挙区に応援に行った。それがタレント議員の仕事みたいなもの。(テレビに映る)僕の映像は(審議が荒れた時)いつも委員長を守る場面ばかり。レスラーという偏見を打ち破ろうとしたが、自分の勉強不足を痛感することもあった」と語った。(以下略)

 はぁ、ヤンキー先生ですか。真相はこの辺りにありそうな

大仁田厚氏が政界引退、「自分は死ぬまでプロレスラー」(スポーツナビ)
 政界を引退後、プロレス界や格闘界に復帰する可能性について尋ねられた大仁田氏は「自分の信条は死ぬまでプロレスラー。やるかやらないかは置いといて、プロレスが大好きです。15歳のときからやってますから」と発言。今後はプロレス界にとどまらず、地方をまわって教育現場や、自身のホームページなどで「政界で6年間培ってきた経験を多くの人たちに伝えていきたい」と述べた。

 というわけで大仁田の公式サイトを改めて見てみると、

http://www.onita.co.jp/

 デザインがガラリと変わっており、コンテンツにアクセスできないようになってしまった・・・。

http://www.onita.co.jp/blog/index.html

 ブログも「404 Error - Not Found 」となっている。これじゃ何も伝わりませんよ大仁田さん(苦笑)。



 結局「バッジは外してもリングは降りない」ということでOK? 秘書の中牧昭二はこれからどうするんだろうなぁ。大仁田に付いていくんでしょうけど。


【その他気になったニュース】
永田vs真壁IWGP戦ほか3大タイトルマッチ=7.6新日本プロレス(スポーツナビ)
 棚橋弘至と蝶野正洋の復帰戦も。

小さな巨人vsピンクの巨漢、体重差80キロ対決!=7.13上井駅(スポーツナビ)
 全然そそらないなぁ。

メカマミーがふく面ワールドリーグ戦出場決定!人生が“ミニ人生”野橋と魂の激突=みちのく(スポーツナビ)
 お、これはちょっと見たいぞ。

その他のプロ格情報が載っているブログはコチラ
 
posted by ジーニアス at 01:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 大仁田厚 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 大仁田厚君、君は政治家ではない、単なる給料受給者だったのだ。政治家としての知識も能力も無い、あるのは体力のみ。せめて、政治を批判して国民を失望の淵に引きずり込まないで静かに引退したほうが君の価値が上がるよ。今後も教育だ何だと言わないで自分をもっと磨くんだね。それから世間に向かって教育や政治を語るんだね。とにかく、せめてスポーツマンらしく人のせいにしないことが何もしなかった償いだよ。ご苦労さん。
Posted by 田中 at 2007年06月24日 06:06
>田中さん
田中さんもお疲れさまでした。
Posted by ジーニアス at 2007年06月25日 02:06
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