米大手ブックメーカーは25日、総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」のスター選手、コナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)との世紀の一戦を控えたボクシングの世界ウエルター級元王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)に対して、120万ドル(約1億3000万円)もの大金を賭けた人物が現れたと発表した。
メイウェザーとマクレガーが前日計量に臨んだ同日、米ラスベガス(Las Vegas)の複数のブックメーカーは、Tモバイル・アリーナ(T-Mobile Arena)で行われる異種格闘技の注目の一戦で、賭け金が高騰していることを明らかにした。
ブックメーカーがラスベガスで開催される一戦における賭け金の総額が史上最高額を記録する見通しであると報告する中、「ウィリアム・ヒル(William Hill)」はこの24時間で賭けの申し込みが殺到しており、そのなかにはメイウェザーに現金120万ドル(約1億3000万円)をつぎ込んだ人物がいたという。オッズが1.2倍で本命となっているメイウェザーが勝った場合、今回の賭けでは24万ドル(約2600万円)が儲かることになっている。
ほかにもメイウェザーの勝利に30万ドル(約3300万円)を賭けたギャンブラーがいたというウィリアム・ヒルのトレーディング責任者は、「今回のハンドル(賭けの総額)は史上最高額に上るでしょう。これがボクシングの試合であろうと、グラディエーターやゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)の戦いであろうとね」と述べた。
コナー・マクレガー勝利に賭ける人数が多い反面、賭け金の総額ではフロイド・メイウェザーの方が上回っているとのこと。
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