CBS SportsLine.comにこんな記事が載っていました。
Five Ounces of Pain: How to sell 50,000 tickets to a UFC event(CBS SportsLine.com)
(変訳)5オンスの痛み:UFCが5万枚のチケットを売る方法
以下、例によって変訳します。
This past weekend, Fighting Entertainment Group made the first attempt by a fight promotion at holding a major mixed-martial arts show at an outdoor stadium in the United States. From both a financial and quality perspective, the show was a total failure.
(変訳)
先週末、FEGはアメリカの屋外スタジアムでMMA大会を開くという初の試みを行いました。しかし、収支的に興行は完全に失敗でした。
のっけから皮肉かいな(苦笑)。
But if UFC president Dana White's comments several weeks ago during a pre-UFC 71 conference call are any indication, Zuffa could be the next fight company to attempt a major outdoor MMA extravaganza.
White expressed his desire for the company to eventually hold an outdoor show at the 50,000-seat Aloha Stadium in Hawaii. He gave no timetable for when a card will be scheduled and the UFC is not expected to promote a card in Hawaii until the state regulates MMA.
(変訳)
しかし、UFC71の大会前のダナ・ホワイト代表のコメントによると、Zuffaはメジャーな野外スタジアムでMMA大会を開催する次の会社であるかもしれません。
ホワイトはハワイの5万席を有するアロハ・スタジアムでアウトドアショーを開催したいという野望を口にしました。彼はカードが予定されている時のタイムテーブルを与えませんでした、そして、ハワイ州がMMAを管理するまで、UFCはカードをプロモーションすることになっていません。
ちょっと後半の訳が変ですが、K-1も大会を行ったこともあるアロハスタジアムでの開催を狙っているようです。
All of White's grand plans got my head spinning. FEG had a vision but couldn't deliver, but what if the UFC was able to succeed where FEG had failed?
(変訳)
ホワイトの壮大な計画を聞き、私の頭はくらくらしました。FEGにはビジョンがあったが、達成をすることができませんでした。しかし、FEGが失敗したことをUFCが成功させたらどうでしょう?
After brainstorming just for the fun of it, I began to feverishly jot down a potential fight card that could not only sellout Aloha Stadium, but would do record pay-per-view business across the globe. Every match would be a potential main event and the UFC would break from tradition and televise every match for this special, once-in-a-lifetime show.
Since this so-called mega-card I had devised takes place in the land of make believe, I had to assume a few liberties. For one, I envision the card taking place at the end of December, which is becoming the time for UFC's biggest show of the year.
(変訳)
面白半分にブレーンストーミンングした後、私は熱にうなされたようにアロハスタジアムがソールドアウトできる対戦カードを書き留めました。それは地球の裏で記録的なPPV契約数になることでしょう。全試合がメインイベントです。そして、UFCは伝統を打ち破り、一生に一度のショーをテレビ放送します。
私が考案したこのメガカードが成功の島で実現させる上で私がいくつかの特権を仮定しなければならなかったと信じてください。個人としては、私は12月の終わり(大晦日?)に開催することを思い描いてます。そして、それはUFCの年間最大のショーになるでしょう。
ちなみに11月はマット・ヒューズvsマット・セラがメインになるだろうとのこと。これだけだと、現在はまだアウトラインしか決まってないような感じですが、次のページに衝撃の対戦カードが載っていました。
第1試合
ジョー・スティーヴンソン vs.タイソン・グリフィン
第2試合
マイク・スウィック vs.ケンドール・グローヴ
第3試合
ソクジュ vs.マウリシオ・ショーグン
第4試合
ユライア・フェイバー vs. 山本“KID”徳郁
第5試合
ロジャー・フェルタ vs.ギルバート・メレンデス
第6試合
ディエゴ・サンチェス vs.カロ・パリシャン
第7試合 UFCライト級タイトルマッチ
ショーン・シャーク vs.B.J.ペン
第8試合 UFCライトヘビー級タイトルマッチ
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン vs.チャック・リデル
第9試合 UFCヘビー級&PRIDEヘビー級ダブルタイトルマッチ
ランディ・クートゥア vs.エメリヤー・エンコ・ヒョードル
対戦カードの解説はリンク先をご参照あれ。どうですか、皆さん! もちろんクートゥアはゴンザカ戦をクリアしないといけないし、ヒョードルとは交渉中と書かれていますが。
いつの間にやら山本KID・・・確かWEC向けに欲しいって以前から公言してましたっけ。
ソクジュvsショーグンの解説は「ライトなMMAファンは関心が薄いかもしれないが、PRIDEオタクは興奮して気が狂いそうになるでしょう」だって(笑)。
以上のことで分かったこと。
・UFCは大晦日のPRIDE男祭りのことなんて端っから頭にない。
・“MMA版スーパーボウル”もZUFFA(UFC&WEC)が独占するつもり。
・山本KIDもそうだけど、まだまだ引き抜くつもり。
・ていうかPRIDEなんてもう存在しないも同然?
いやね、日本でこの大会を生中継してくれればまだいいんですけど、やらないだろうなぁ・・・。ますます日本がないがしろにされそうだ。
6月第4週にプライド重大発表の噂(GAME AND MMA)
UFC72の後にPRIDE興行の廃止または延期を発表するという噂があるらしい。これ以上の延期ってのはどうなんだ? 廃止となると日本のMMAは死んだも同然になるのだが・・・。
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いろんな意味で…
「PRIDEとの共同開催で日本とアメリカ本土の中間にあるハワイで!」というのなら分かるんですけど、このカードを見る限りでは日本のことは完全無視ですからねぇ・・・。