ミルコ・クロコップ、USADAの薬物検査に違反していたことが判明(2015年11月12日)
こちらの続報。
I finished my career due to injuries, not because USADA(MIRKO CRO COP OFFICIAL WEBSITE)
ミルコ・クロコップが公式サイトで以下の声明を発表。
「俺は史上初めて引退してから出場停止になったファイターかもしれない。おそらく彼らは有名人を狙い撃ちした方がいいと思ってるのだろう。みんなも知っての通りUFCはUSADAと提携しており全ファイターを検査している。全ファイターがUSADAに所在を明らかにしなくてはいけない。だから俺も彼らにいつ検査されてもおかしくないことは分かっていた。
肩に問題が起きた時、基本的な治療法はマッサージとアイシングだが、全然良くならなかった。それから肩を早く治すために血漿と成長ホルモンの注射をすることにした。成長ホルモンが禁止薬物のリストに入っていることは知ってたが、肩を治す方法が他には無かった。ほんの少量だった。欠場して休むことが一番良いことは分かっていたが、ヤケクソになった男は何でも試そうとするものだ。成長ホルモンと血漿の注射をした6日後にUSADAの検査をすることになった。血液と尿のサンプルが取られた後にすぐにUFCに報告した。血漿と成長ホルモンのことも言った。
俺はどんな犠牲を払っても試合がしたかった。8ヶ月間も休んで試合をしなかったらオシマイだと思っていた。この後さらに5ヶ月や6ヶ月も待っていられなかった。検査結果はまだ出ていない。俺は治療のために数日間使用して出場しようとしただけだから、今後彼らが何を発見できるかも分からない。そういうことだ。出場停止処分になったのは、俺が治療していたことを話して、結局欠場することになったからだ。
ホルモンは治療のためだけだし発見されるのも数日間だけだしバカげている。試合の時には完全にクリーンになってた。俺は強くなるためにテストステロンやアナボリックステロイドなどは使ったことがない。それがルールだからだ。金曜日になっても俺は彼らに試合を中止せず闘いたかったと言い続けていた。
俺は彼らにUSADAに行って何があったのか話してくると言った。俺は試合の前後に幾らでも検査を受けるつもりだった。俺はこの前のガブリエル・ゴンザガ戦でも5回の検査を受けたが全てクリアしている。土曜日まで試合をするつもりで準備していたが、もう肩が限界を超えていた。月曜日にMRI検査をして筋肉が断裂して腱も損傷していることが分かったので欠場することを決めた。
この声明も出場停止処分も今となっては意味がないが、UFCの立場は理解している。彼らは自分の身を守りたいだけだ。俺が禁止薬物を使ってたとかドーピングをしていたとかの発表があるかもしれないが、それは違うということだ。トラブルなど断じてない」
「テストの結果はまだ完了していない」
「肩を治療して戦うために数日使っただけので、彼らが今後何かを発見できるかは分からない」
「今彼らがサスペンションを出したのは、自分自身でこの治療について話したから」
"The test results are not even finished, and I'm not even sure if they are going to find anything because I used the treatment for a few days to recover my shoulder and fight, that's it. Now they have given me some kind of suspension because I told them myself that I have been getting the treatment"
ちょっとUFC側も疑わしく感じる
直しました。ありがとうございます。
言い訳をするミルコは見たくなかった
シウバや点滴問題のアルドも含めて、こういう言い訳がまかり通ると思っているMMAファイターの感覚が残念。
文化としてまだまだ発展途上なんだと気付かされます。
もしこれでないなら、怪我の影響で遅れた分を薬物で取り返そうとしたパターンだろう とも
まあ冷酷な言い方をすると「ルールはルールだから守れ、出来ないなら辞めろ」になる
ただ自分がメイン格の大会出場と、日常生活に支障が出るレベルの怪我や痛みと、守るべきルールの板ばさみってのは想像を絶するんだろうな
こういうのって事前に申請すれば、試合○○日前まで○○回までなら厳しい条件付で可能とかにならんのかね
悪用する輩が出るからそうもいかないかな・・・
成長ホルモンを使う前に報告しないと
その一点だけでもミルコが駄目だろう
テストステロン→男性機能の回復
もう聞き飽きました
まぁでも駄目なもんは駄目だろ
UFCが自分の身を守りたいって言ってるけどあんたも自分の身を守りたいだけなんじゃないの?
バイバイ、フェイクコップ
「ヤケクソになった男は何でも試そうとするものだ。」
>俺は彼らにUSADAに行って何があったのか話してくると言った。
どこまで信じるべきかという問題はあるけど
これも興味深い
UFCと交渉の余地はあったのか?
これはミルコの苦し紛れの行動なのか?
それとも前例があった事をミルコは知っていたのか?
不正の言い訳にしか聞こえない。
試合が決まっていない選手でも抜き打ち検査がありうるのに、試合が決まっていながら成長ホルモンを注射するなんて考えが甘いにも程がある。
治療のためなら使っていいなんてルールがある訳でもない。
出場停止も当然だ。
こんな思考で何故北米MMAに舞い戻ったんだろう。
他所にいれば今頃ヒョードルの相手に納まってたかも知れないのに。
こうやってアメリカが薬物に厳しくなる一方、検査の無い日本のイベントに来る選手も出てくるかも知れないな。
しかしまあこうなった以上ヴァンダレイと徒党を組んで打倒UFCのためにもっと見苦しく暴れてくれ。
日本の大晦日はステロイド祭りだったって過去を
ちなみに余談ですがパッキャオ対メイウェザーがなかなか実現しなかったのは、メイウェザーが要求した血液検査をパッキャオが拒否していたからです。メイウェザーもパッキャオの成長ホルモン使用を疑っていたのでしょう。
そーなんですよ。ドーピングって男女関係で言うと浮気とか不倫に似てますよね(笑)
それで浮気された側(チェック機関)は疑わしいだけでもそれを許さない…
まあミルコが浮気したかどうかなんて自分には興味のないことですが。
ソネンのケースや国によっては血液検査が行われてたケースもあります。抜き打ちで血液検査した話も見たような。
それと検査強化の時に血液検査をやる説明はさすがに全員受けてると思うのでそこは間違わないのでは?
>エンドルフィン
何をそんなに偉そうに上から目線で他人を馬鹿にしてるの?
それなら、親が子供にステロイドやPEDを与えるのが当然のように行われているアメリカ人の世界一のステロイド汚染問題と、
アメリカの人気スポーツの圧倒的な薬物汚染の現状についてもまず言及すれば?
UFC自体も初期から今までずっとステロイド祭りだった事も忘れるべきではないよ。(検知できない新薬がいくらでもあるからこれからもね)
ライジンにしても過去の反省からしっかり他のスポーツと同等の薬物検査をすると言ってる。
現状では十分じゃないですか。くだらない茶々入れはやめるべき。
尿検査は頻繁にしても全く、問題ないですが血液検査はまずコストが高い事と何回も選手の血を抜くというのも、問題があって、実施回数が少ないのでは、と予想したんです。
ミルコは血液検査がまれなことをしっていて、成長ホルモンならばれる可能性は低い、と思って使ったのではないかとおもったわけです。
予想にすぎませんが。
私へのコメントでない部分に恐縮ですが、現状では、血液検査で検出できないドーピングはないんです。少なくともWADAの禁止リストにのっている薬物は体内に滞留している限り現状の技術で検出できます。
ドーピングと検出技術はいたちごっこと、よく言われますが、あれは誇張表現です。次の革新的なドーピングは遺伝子ドーピングと言われていますが、それはまだ実現していません。
UFCの抜き打ち血液検査は現在は最強です。これを徹底すれば、100%ばれないドーピングは存在しません。
これはアンチドーピング機構の認識ですが、間違ってないと思います。
ただ、どうあがいても体内から消失したものは、検出できません。
つまり、抜き打ち検査の、回数がドーピング抑制の命なのです。ドーピングする側と、検査する側の逃がさないぞ、何回もやるぞ、という物理的な競争なのが現状です。
長文失礼しました。
アリスターの時ですらいたもんなぁ
そりゃ「はい、やってました」なんて言うわけないもんな
これ。
PRIDE時代の急激なバンプアップ、40近いのにUFCに来てからも衰え知らずのフィジカル。
何よりもコンゴのジューサー発言に曖昧な発言で返してた時点で『ミルコ=怪しい選手』というのは大体のファンが想像できたはずなんだけどね。
「ミルコよ!!! 見苦しいぞお!!!!!」
なんで日本で試合できないの?検査ちゃんとやる以上、使わないか普段から使ってないんだったら試合できるでしょ。
>並
コンゴにももう一回お前と試合するとはっきりコメント出してるし、ゴンザカ戦II見ても石井戦みても、近年の他の試合見ても、フィジカルは衰えてるのによくそんな適当な事言えるね。
検査レベルの水準はかなり上がりましたが、現状の血液検査で陽性に出来ない・検知できない新薬などの存在はUFCの抜き打ち担当の方ですら認めていますね。
もちろん現在のUFCの検査基準は素晴らしいと思います。
ですが完璧ではありませんので、サンプルの保存と抜き打ち検査は徹底していってほしいです。