2015年3月29日(日)11時00分~11時55分
敵と向き合うより、家族と生きることを選んだ“史上最強の父親"の物語。絶望の淵からはい上がった父子の思い、そして三代にわたって継承されるグレイシー柔術の魂とは?
20世紀、日本発祥の柔術から発展させた“グレイシー柔術"を父親から学び、400戦以上も無敗を誇った男がいた。 ヒクソン・グレイシー。“生きる伝説"ともささやかれた彼だが、突然、闘いの舞台を去る。理由は、長男の死…。その死は、次男クロンの人生をも変えことになった。兄の進もうとしていた闘いの道に、自ら本気で飛び込むことを決意する一因となったのだ。今やクロンは、父の重責を引き継ぐまでに成長した。その第一歩である総合格闘技のデビュー戦が決まった時、父ヒクソンは、息子の側で入念な準備を支え、見守った。試合の直前、父・ヒクソンは、クロンへこう問うたと言う。「死の覚悟はできているか?」 三代に渡って継承される最強のグレイシー柔術の誇りとは?そして、絶望の淵からはい上がった父と子の思いとは? 敵と向き合うより、家族とともに生きることを選んだ“史上最強の父親"の物語。
心との戦い方
クロンはともかく長男のハクソンはジュニア大会での柔術の実績も大した事無く悪行三昧の悪ガキだった