2007年05月06日

ターザン山本!の新事業(?)「ターザンギャルド」は実に怪しい

ボンジュール・パリ!往生際日記〈8〉2003・4~6

5・5“GW祭”について。(ターザンカフェ 今日のコラム[2007年05月03日(木)])
 5月5日の土曜日、午後6時半から秋葉原にある喫茶「ルノアール」の会議室(ニュー秋葉原店 千代田区外神田1-16-10ニュー秋葉原センタービルB1)に集合だ。

 参加費は実費のみ。つまりお茶代プラス500円だ。

 せっかくだから自分にとってこのGWとは何だったのか?

 その総括合戦といこう。

 この“GW祭”もおそらくターザンの顔見知りしか参加しなかったと思いますが・・・。そんなことはどうでもよく、問題はこのページの最後。

 ※有限会社「ターザンギャルド」のホームページ(http://www.tarzan-garde.jp)ができました。


 というわけで見てみた。

ターザンギャルド公式サイト

 ピンク好きのターザンらしくド派手なデザイン。ちなみに「ターザンギャルド」の名前の由来は、「ターザンウォッチャー」なら知ってることだろうが(笑)、念のために振り返っておく。

一気呵成(ターザンカフェ 往生際日記[2005年03月02日(水)])
レストラン“オリガミ”に行ったら、博多一揆塾の山崎さん夫妻が食事をしていた。ボクも洋食を注文する。

そのうち歌枕も到着。会社設立の話を持ちかけてきたのは、この山崎さん夫婦なのだ。とりあえず会社を立ち上げる。

それについては今ある借金を返済していく。その二つをテーマにじゃあ、会社名を何にするのかとなった。

いろいろな案があった。「常在戦場」「オフィス・ターザン」「ターザン山本!事務所」。

まあ、普通に考えたら浮かんできそうな会社名だ。ターザンファクトリーはどうかとボクが言ったら、全員から却下された。

イメージが軽すぎるというのだ。ファクトリーは工場という意味。物を生産するという意味もある。

困ったなあ。これはなかなか決まりそうもないなと思った時、ボクの中で急にいいアイデアが浮かんできたのだ。

「ターザンギルドはどう?」

ギルドとは同業組合のこと。中世ヨーロッパに生まれた商工業者の組合のこと。

同職の親睦と儀礼のために生まれたのであり、そこには技術と利益の二つが目的意識としなければならない。

ウン、これはいい。そうしたらターザンギルドには山崎さん夫妻も歌枕もなぜか賛成、同意してくれたのだった。

社名の中に“ギ”と“ド”の濁音が二つもあるのは、言葉のひびきとしても力強いものがある。

決まった。会社名はターザンギルドに決定! 株式会社ではなく有限会社としてスタートすることになった。

3月の中旬頃には設立できる。まずはめでたしめでたしである。借金の返済計画は山崎さん夫婦におまかせだ。こういうことはまかせた方がいいのだ。

奥さんにはターザンギルドの社長に就任してもらった。女社長というのはボク的には大歓迎である。

奥さんは卑弥呼としてターザンギルドの守り神にもなってもらうのだ。

あとは借金を返すためマイナスからの出発、ゼロのラインに向かって全速力で突っ走っていくしかない。

こういう時のボクのエネルギーは我れながらすごいものがあるのだ。

大丈夫。うまくいくと思う。あとは具体的にこれからどうやっていくかを、細かく相談していった。卑弥呼を持ち上げるために我々が働けばいいのだ。

それですべては解決する。答えはその一つしかない。会社設立の話が終わると、今からスタートだ!

 “オリガミ”とは2年前とはいえ時代を感じさせる。借金の話は相変わらずだが(笑)。しかも借金返済の相談してた直後に「運だめし」と称して浦和競馬場に行ってるんだからたまりません(笑)。そんなわけで一旦は「ターザンギルド」に決まったのだが2日後に・・・。

弥生大雪(ターザンカフェ 往生際日記[2005年03月04日(金)])
新会社名“ターザンギルド”の22画はよくないというメールが届く。

22画に2画たす必要があるというのだ。歌枕はギルドをギィルドにしたらどうかという。それともいっそのことターザンギャルドはどうかと言ってきた。

アバンギャルドは第一次大戦後、フランスで起こったシュールレアリスムやダダなどの芸術運動全般のこと。

伝統を否定する革新的、先鋭的、行動的な前衛運動のこと。直訳すると“前衛部隊”となる。

20世紀がアバンギャルドなら21世紀はターザンギャルドというのはどうか?

訳してターザン部隊。あらゆる保守性を排し、それをシュートし続けていく。破壊を第一とする。日常的にはしょっぱいことは悪と決めつける。これでどうだろう?

急遽、会社名をターザンギャルドに変更した。もちろんボクの独断である。

幻の会社名、ターザンギルドは心の中にそっとしまっておこう。ボクと山崎さん夫妻と歌枕の4人だけで・・・。

 とまぁこんな感じ。ほとんど節税のために作った会社だと思っていたのだが、2年以上の沈黙(?)を経て妙なことが始まったと。

ターザン山本!のプロ格進化論
毎月1回ターザン山本!がプロレスや格闘技について語るDVDが届きます。

ターザン山本!の実践文章講座
毎月1回ターザン山本!が文章について語るDVDが届きます。添削するコースもあります。

ターザン山本!の映画と芸術はパズルだ!
毎月1回ターザン山本!が映画や美術について語るDVDが届きます。

ターザン山本!の乙女塾
ターザン山本!が恋愛について語るコラムです。個人面談コースもあります。

 はぁー、月1回のDVDやら個人面談ですか。で、料金はどうなってるんでしょうね? 「映画と芸術はパズルだ!」と「乙女塾」の方は「準備中」となっているので、「プロ格進化論」の会員募集ページを見てみる。

会員募集 - ターザン山本!のプロ格進化論
リングサイド席
会員特典

・DVD配布(月1回)
・DVDの音声CD配布(月1回)
・「雑談は文化だ!」音声ファイルダウンロード(月1回)
・ ターザン山本!とプロレスや格闘技の観戦、解説を兼ねた食事会開催(実費負担)
・全国縦断公開収録ご招待(予定)


リングサイド席会費:月額10,500円(税、送料込み)

※別途入会金が初回のみ5,250円かかります。

 (°Д°)ハァ? 1万500円!?

S席

会員特典

・DVD配布(月1回)


S席会費:月額5,250円(税、送料込み)
※別途入会金が初回のみ5,250円かかります。
※リングサイド席とS席のDVDは同じ内容です。

 比較的安価な(あくまでも「比較的」)S席ってのもあるが、5250円・・・DVDが1枚だけで5250円・・・。今どきDVDなんて雑誌のオマケで付いてくることも珍しくないのに5250円・・・いや、需要があるのなら決して高くはないだろうけど(苦笑)。

複数講座同時申し込み

複数講座同時申し込み特典
ターザン山本!は、複数の講座を持っています。

●実践文章講座
●映画と美術はパズルだ!

プロ格進化論と同時お申し込みしていただけると、以下の特典があります。

・入会金5,250円が1講座分だけになります
・2講座を同時にお申し込みの場合、会費が90%OFFになります
・3講座を同時にお申し込みの場合、会費が80%OFFになります。
・ポイントがたまりやすくなります

 結局複数講座を受けさせようという“罠”なわけか・・・。だとしても高額と言わざるを得ないんだけど。あと不思議なのは2講座申し込みで90%OFFなのに3講座だと80%OFFって普通は逆じゃないか?(苦笑)

ポイント制度

ポイント制度特典
ターザン山本!の講座は、ポイント制度を取り入れています。
貯まったポイントに応じて特典がつきます。

リングサイド席を1ヶ月継続されるごとに、2ポイント加算されます。
S席を1ヶ月継続されるごとに、1ポイント加算されます。

50ポイント貯まるとシルバー会員になります。
100ポイント貯まるとゴールド会員になります。


会員に認定されるとシリアルナンバー入りの会員証を
ゴールド、シルバーそれぞれお送りします。

シリアルナンバーは、シルバー会員になった時点で新しくお渡しします。
ゴールド会員になった時点でも新しくお渡ししますので、入会時点の会員番号とは
別管理になります。

ゴールド会員、シルバー会員のみのシークレット特典もありますので
ぜひポイントを貯めてくださいね。


複数講座をお申し込みの方は、ポイントが早く貯まります。

3講座同時お申し込みの方は、毎月3ポイントプレゼント!
2講座同時お申し込みの方は、毎月2ポイントプレゼント!

 はぁ、ポイント制度ですか。ちょっとこれだと説明不足のような気がするんだが。これだと「3講座同時お申し込みの方は、毎月3ポイントプレゼント」というのは、通常のポイントとは別に加算されるという意味かそうじゃないのか分かりづらい。せっせとポイント貯めてゴールド会員、シルバー会員になったはいいが、シークレット特典が「ターザンと行く競馬場ツアー」とか「ターザン邸に一泊招待」とかだとキツイなぁ(苦笑)。

 仮に3講座ともリングサイド席を申し込むと入会金5250円+1万500円+2100円+2100円で、1万9950円もかかるのか・・・。で、ポイントが毎月6+3で9ポイント貯まるとすると、11カ月で99ポイント。結局最低1年間継続しないと100ポイントに到達しないというわけか。となると・・・。

 17万6250円払わないとゴールド会員になれませんね。

 何%OFFになるのかとかポイント計算の仕方が違うかもしれないけど。あと、そこまで継続してくれる人がいるのかどうか甚だ疑問だが・・・。

 しかもいつも重宝しているWikipediaにこんな記述が!

ターザン山本 - Wikipedia
 2007年5月からは、ターザンギャルドを窓口とした講座事業を本格化させているが、会員情報の入力先が起業セミナー系会社に直結している問題が指摘されており、今後が懸念されている。文筆一本で食べていこうとする覚悟はとっくに捨てたとおぼしく、あらゆる意味で敗北者となりつつある現在の低落傾向が続けば、遠からず媒体から消え去ると思われる。

 おやおや、ただでさえ怪しいというのに危険な臭いも漂ってまいりました(;・∀・)。変なDMが届いたりしたら困りますね。Wikipediaのターザンの記事、数ヶ月ぶりに見たけどかなり“進化”しててビックリ。

「週刊ファイト」や「週刊ゴング」の休刊で、プロレス関係の媒体への執筆はほぼ皆無となり、競馬誌や風俗誌などに細々と寄稿しているのが現状である。このため、現在のターザン山本!をプロレス・格闘技ジャーナリストとみなすのは適切ではないが、さすがにかつて一世を風靡しただけあって知名度だけはあり、未だにプロレスや格闘技に詳しいと幻想を持つ一般誌からは時々、座談会やコメントなどでお呼びがかかることもある。

 人材育成を謳った一揆塾や文章講座においても、体系的なカリキュラムを持たず独自の「~論」を振りかざす内容となっているために成果は一向に上がらず、ここからマスコミへと巣立った者もいない。受講生数は次第に減ってゆき、残ったメンバーもターザン山本を囲んでちやほやするだけの単なる取り巻き、あるいは自ら進んで物や金を進呈する金蔓と化している。生活費や納税にも事欠く競馬場通い、持病の糖尿病の悪化も懸念されているにも関わらず、ほぼ毎晩のように居酒屋に繰り出しての取り巻きとの暴飲暴食といった悪癖は一向に止まっていない。

 これは酷いwww でも酷いけど本当のことだから仕方ない!? おそらく某掲示板のターザンスレッドの有志(?)の方々が編集しているのだろうが。

 ターザンウォッチャー(笑)の間では伝説(てかここ最近は江頭2:50以上に伝説作りすぎ)の「イベントから遁走」「稲取温泉しょっぱい葡萄事件」「狂乱の4日間」「猪木に土下座」のエピソードまで書いているんだからたまりません。「狂乱の4日間」についてはウチも最近書きました。

ターザン山本!本格的に壊れる(2007年03月31日)

 この時は本当に自殺しかねないなぁと思った次第。

 『週刊ファイト』と『週刊ゴング』がつぶれて、一番困っているのは俺様さ。

 収入がガタ落ち。確定申告の数字をみたら年収大幅減。よってこの4月から我が輩の1ヵ月の生活費はなんと、なんと15万円になった。

 こんな自虐ネタを書いた1ヶ月後にボッ●クリ講座がスタートというのも絶妙なタイミングというか・・・。

ターザンを救うためにも会員になってみたいという方は是非どうぞ(苦笑)。BlogRankingへ

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 どうやら本当に“超大物”が参戦するらしい。今までウチでは「出るわけない」と冷やかし続けていただけに正直すまんかった・・・。

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posted by ジーニアス at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | プロレス&格闘技 | 更新情報をチェックする
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