2007年04月16日

大仁田厚が「実用新案」を語る

 4月18日は「発明の日」。1885年4月18日にの特許法の元である「専売特許条例」が公布されたことから制定された記念日だそうです。

 というわけで、TVブロスで発明の日記念企画として「マット界稀代のアイデアマン」大仁田厚のインタビューが掲載されていました(笑)。

tvbros070414_onita01.jpg

 ちなみに大仁田は「格闘技用リング」のアイデアで実用新案を取得しております。

tvbros070414_onita02.jpg

 それがこの図面。この話題、当時の週プロやゴングにも載りました。

特許電子図書館

 こちらのサイトから「初心者向けサイト」をクリック、「1.特許・実用新案を検索する」で「大仁田厚」と入力・検索すれば詳細を見ることが出来ます。

 TVブロスのインタビューを一部引用。

--- なぜ、この「格闘技用リング」を実用新案に申請しようと思ったんですか。

大仁田 基本的には、自分で考えて、試合したデスマッチのリングを、大仁田厚のものだ、オリジナルなんだってはっきりさせたかったってことだね。電流爆破は俺が思いついたんだから、それの特許とか商標とかを取るのは必要なことだろうと。

--- ただ申請したリングは、大仁田さんが最初にやった「ノーロープ有刺鉄線電流爆破」のものじゃないですよね?

大仁田 そうだね、バリケードマッチだね。特許庁の方から手続きのことで連絡が来たとき、電流爆破はマネされやすい、ちょっとやり方や名前を変えれば登録してもマネされますって話になって。だったらバリケードマッチにしようと。

 「マネされます」って言われてもマネするような所はなかなか無いだろ(笑)。でも昔だったらW★ING、今だったら大日本あたりがやろうと思えばマネする・・・かね?

大仁田 出願が受けつけられるまでに時間がかかったから、トータルで1年以上かな。苦労したけど、ちゃんと登録すると「マネすんなよ」って威圧になるじゃない。抑止力じゃないけどさ(笑)。実際、似たようなデスマッチをやろうとするヤツらは断りの電話入れてきたし。入れないヤツもいたけど(笑)。

 断りの電話入れた人って誰なんでしょ(笑)。

--- そもそも、電流爆破マッチデスマッチを最初に思いついたきっかけは・・・。

大仁田 ヒザが悪くて、レスラーとしてはロクなもんじゃねぇけど、お客さんの五感をシビレさすにはどうしたらいいかと思って。それで、リングにいろんなものを設置すると臨場感や信憑性が出るんじゃないかと考えているうちに、ああいうデスマッチのアイデアが浮かんだんだ。

 確かに電流爆破マッチは五感を刺激するプロレス史上に残るアイデアでしょうな。火薬が爆破する炎や煙で視覚、爆破音で聴覚、火薬の匂いで臭覚。リングサイドにいる人は何か破片が飛んできて触覚も刺激される(笑)。もう完璧。

--- このリング以外に、何か登録しようと思ったものは?

大仁田 ああ、言葉をね。「ファイヤー!」を申請しようとしたんだけど・・・。任天堂が権利を持っていたんだよ(文字商標「ファイア」で任天堂が登録)。だから少し変えて「1・2・3・ファイヤー!」にしようかと思ったけど、結局やめた(笑)。

 「1・2・3」を入れたら今度は猪木からクレームが来そうなんですけど(笑)。

SFC 大仁田厚「FMW」 新品


 任天堂といえばスーパーファミコンでこんなソフトが出ていたこと覚えている人いるかな?(笑)

 その他には上の「格闘技用リング」の図面を書いたのは荒井昌一さんであることを明かしていました。荒井さん・・・。あと電流爆破のやり方はNHKの特殊効果担当者に聞いたというのは有名な話ですね。

 さて、大仁田の近況。4月29日に夕張市でチャリティープロレスを開催することは、最近も書きましたが、それ絡みで面白いネタを自身のブログで書いていました。

プレゼントじゃ!!!(大仁田厚公式サイト 2007.04.05)
もちろん、夕張市を盛り上げるための大会じゃ。
金取るわけにはいかねぇよ。
いろんな人の協力のもとでチャリティー興行を行うわけだ!
簡単に言えば、



     入場無料!熱く騒げよ!!!盛り上がれっ!!!!!


ってな話じゃ!
どうだよ。
分かってくれたか?




そんなわけで、
読者の皆に、お詫びとお礼を兼ねてプレゼント。

そう。この試合。


  『夕張プロレス』のチケットをプレゼントじゃ!!!


下記の宛先まで、

 「返信封筒に自分の住所を書いて、返信用切手を貼ったモノ」を同封して、
欲しい枚数を書いて送ってくれ。

 うーむ。「入場無料」なのに「チケットをプレゼントじゃ!!!」とはどういうことでしょう(笑)。でも公式サイトには「入場券一枚につき一名様のみご入場いただけます」と書いてある。市内で配ってるのかね。遠方から来る人もこの入場券ないと入れないのかも。

 これだけなら大したネタじゃないんですけど、次の記事に注目。


俺は感激したっ!!!(大仁田厚公式サイト 2007.04.10)

今日さ、
事務所にこんな手紙が届いたんだよ。

http://blog.onita.co.jp/images/letter1.jpg

 ↑読めるか?


  親子3人と両親で見に行きたいので、チケット5枚お願いします。


いやいや、ひさびさに嬉しかったよ。
こんなにはやく反応してくれる人たちがいると思うとさ、
ますます頑張らなきゃいかんと思うぜ。

当日は家族5人で楽しんでってくれよな!

 なんだ!? この付箋というかPost itに書かれた文章は(笑)。普通、こんな手紙送ってくるか!? 便箋に書いてこないか!? 何だか自作自演の臭いがプンプン漂うのだが・・・(;・∀・)。

 自作自演かはともかく、ゴールデンウィーク休暇に夕張に行こうと計画している方は大仁田厚事務所に返信用封筒同封で「入場券下さい」と送った方が良さそうです。

手紙を同封する場合はPost itじゃない方が良いと思う・・・/人気blogランキング

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posted by ジーニアス at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 大仁田厚 | 更新情報をチェックする
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