PRIDE27日に「史上最大の発表」(デイリー)
PRIDEが27日に「史上最大の発表」をする。DSEは23日、報道各社に「重大発表 公開記者会見開催」とのFAXを送り、27日に東京・六本木で一般ファンも参加した会見を行うと発表。内容については、関係者は「具体的には会見までお話しすることはできません。前向きな発表であるのは確か」とした。
PRIDEは米最大の総合格闘技UFCや、エド・フィッシュマンPRIDE米国代表によって買収が仕掛けられているとうわさされてきたが、DSE榊原社長はこれを否定。新たな資金源となる「オーナーシップを結べる相手」の存在を口にしてきた。
また米総合格闘技サイトは20日付で「関係者によると、UFCのオーナーであるフェルティッタ兄弟と合意に達しました。しかしそれは完全な買収でなく、所有者が変わるまでに至っていない」と報じている。
「DSEの御用聞き新聞」的なデイリーは、こういう書き方に留めている。しかし、DSEから取材拒否を喰らっているスポーツ報知は容赦がない(苦笑)。
PRIDE身売り…UFCが十数億円で買収(スポーツ報知)
総合格闘技イベントの「PRIDE」が、米最大の総合格闘技団体「UFC」に十数億円で買収されていたことが23日、複数の関係者の話で明らかになった。27日午後5時から東京・六本木ヒルズアリーナで公開記者会見を行い、UFCのダナ・ホワイト社長はじめ選手らが出席して大々的に公表する。
1997年に誕生したPRIDEは、高田延彦VSヒクソン・グレイシーなどの一戦で人気を集める一大イベントに成長。だが、00年から放送してきたフジテレビに昨年6月契約解除され、番組打ち切りとイベントから完全撤退された。年間十数億円とも言われる興行権料、放映権料などの収入源とともに大きな母体を失った後もイベントを存続させていたが、かねてからの選手の高額ファイトマネーなどがかさみ、ついに力尽きた。
関係者によれば、会見ではUFCとPRIDEの「提携」が発表されるようだが、実質的にはUFCに完全に吸収されるという。主催会社DSE(ドリームステージエンターテインメント)の榊原信行社長は退任。DSEは事実上清算され、UFC直系の新会社が設立される見込みという。「PRIDE」の看板が消滅するかどうかは不明だが、4月8日の「PRIDE34」(さいたまスーパーアリーナ)がDSE主催の最後の興行になりそうだ。
スポーツ報知はペンの滑りも軽やかな印象。取材拒否されてなかったらここまでは書かなかったでしょう。知りたがり屋な自分らには助かります。
なお、サンスポ、スポニチ、日刊はこの件については一切触れず。ただし、日刊スポーツはこんな記事を載せていた。
EXCが旗揚げ第2戦の中止を発表(日刊スポーツ)
米国の新興総合格闘技団体のEXC(エリート・エクストリーム・コンバット)が、予定していた旗揚げ第2戦の6月9日(日本時間10日)ニュージャージー州アトランティックシティー大会の中止を発表した。理由について「近く大きな大会を行うため」と説明した。メーンイベントはムリーロ・ニンジャ対ジョーイ・ヴィラセニョール戦が予定されていた。EXCは2月10日にミシシッピ州で第1回大会を開催していた。
このEXCはPRIDEともHERO'Sとも関係が噂されている。
EliteXCがPRIDEからの提案を却下、HERO'Sと提携交渉へ(ファイト!ミルホンネット 2007年03月20日 )
EXCの言う「近く大きな大会を行うため」とは噂されているHERO'Sロサンゼルス大会のことだろうか。
話を戻し、ファイト!ミルホンネットもスポーツ報知に近い内容の情報をアップしてきた。ただし、こちらの方が具体的。
PRIDE名義は存続、新組織社長は東海テレビから抜擢か!?(ファイト!ミルホンネット)
PRIDEを運営するDSEが、ついに選手契約やテープ・ライブラリーなどの資産の売却に合意、UFCの傘下で再生を目指すことが関係者の話と独自の情報網から判明した。ただし、会社の価値を大きく吹聴するためにインターネットの情報戦で使われた法外な金額とは異なり、10億円とも推定される債務超過分をカバーする程度の、常識的な資産売却になるという。
PRIDEは27日にファンも参加できる公開記者会見を発表。UFC関係者も来日するが、あくまで「悲願の地上波復活を目指すための新会社の設立発表」であり、「UFCとの提携」がアピールされ、PRIDE名義は存続するという。つまり、ズッファ社によるDSEの買収ではなく、あくまで新会社が過去の遺産を譲り受ける模様。また新会社は東海テレビなど日本の複数社も出資するため、「UFCが完全にコントロールするわけではない」という。実際、新会社の社長には東海テレビのエースが就任予定、「フジテレビとの関係改善が至上命令になる」らしい。
新会社には、カリスマ経営者・榊原信行氏の名前がなく、「ハッスル」部門はすでに前・紙のプロレス編集発行人の山口日昇氏らに分離、DSEはPRIDEの主催者ではなくなった。27日六本木ヒルズアリーナでの詳細発表が注目される。
「UFCの傘下」となると、かつてPRIDEも狙っており現在UFCが狙っている日本テレビでの地上波獲得を目指すものかと思いきや、あくまでもフジテレビにこだわるようですね。週刊現代によると清原邦夫氏が「PRIDEの放送は必ず復活させる。再開できるように準備しておけ」と言ってたらしいけど(苦笑)、本当にそうなるのでしょうか。うーむ。
また、こんな情報も。
PRIDE年間スケジュール大幅に減少!!(NHBnews PRO)
こちら経由で。PRIDE公式サイトの年間スケジュールを見ると、
2月24日(土) PRIDE.33 "THE SECOND COMING" トーマス&マックセンター
4月8日(日) PRIDE.34 さいたまスーパーアリーナ
5月中・下旬 PRIDEライト級GP開幕戦 日本・さいたまスーパーアリーナ
6月上旬 PRIDE.35 アメリカ・カリフォルニア
7月下旬 PRIDEライト級GP2ndROUND 日本・名古屋
9月下旬 PRIDEライト級GP決勝 日本・東京
12月31日 PRIDE 男祭り 2007 日本
これだけになっている。ちなみに当初発表していたスケジュールはこうだった。
2月24日 アメリカ・ラスベガス 「PRIDE.33」
4月8日 日本・さいたまスーパーアリーナ 「PRIDE.34」
4月28日(予定) アメリカ・ラスベガス 「PRIDE.35」
5月中・下旬 日本・さいたまスーパーアリーナ 「PRIDEライト級GP開幕戦」
6月最終週 アメリカ・カリフォルニア ステープルセンター 「PRIDE.36」
7月 日本・名古屋 「PRIDEライト級GP2回戦」
8月20日前後 日本・大阪 「PRIDE.37」
9月20日 日本・東京 「PRIDEライト級GP決勝」
10月20日前後 アメリカ・ラスベガス 「PRIDE.37」
12月31日 「PRIDE男祭り2007(仮)」※日本
うーむ、どうなっているのだろうか。
『kamipro Special』2007 SPRINGで「PRIDEという“かわいい娘”の“嫁ぎ先”を探しています」と言っていた榊原代表。果たして“かわいい娘”は幸せになれるのだろうか?
ブロガー間でも話題沸騰です/人気blogランキング
PRIDEはUFCから独立した別レーベルみたくなるという話もあるけど・・・・う~む(苦笑)。
ネガティブな発表だったらファンを呼ばないし大会場を押さえないという見方もできないことはない?
ターザンが(笑)。
http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/d/2007/20070324082737.htm
こういう時しかこの人は動かないのかな^^
格闘技の世界もアメリカに買収ですか・・・ビジネスの世界は厳しいですね
。個人的な願望ですがリングス復活してもらって
選手また選手発掘してほしいです。ロシアンコネクションとかないのですかね?前田SV!
ターザンは単なるネタ芸人になってしまいました・・・。
>達人を目指す男さん
リングス復活は「一応」するみたいですよ。FEGの傘下で。もう前田に過度の期待は禁物だと思います。
前田さんのファンではありますが、大言壮語が過ぎますねo(><)o
そこが前田らしいといえばらしいんですけど、今の前田はあらゆる意味でカッコ悪く見えますね。少なくとも私には。