2012年11月20日

日大柔道部で青木真也が寝技教室

小室宏二 柔道固技教本 〜寝技で勝ちたいすべての柔道家へ!〜
小室宏二 柔道固技教本 〜寝技で勝ちたいすべての柔道家へ!〜

青木真也の寝技教室 日大・金野監督が発案(47NEWS)
 学生柔道の名門として知られ、今年の全日本学生柔道優勝大会(団体戦)で準優勝した日大柔道部が、この11月から面白い取り組みを始めた。日大の金野潤監督発案の「総合格闘家・青木真也による寝技教室」である。

 ブラジリアン柔術に精通する青木は柔道出身で元ジュニア強化選手という経歴の持ち主。5年前、日大柔道部主催の少年柔道教室にゲスト講師として招かれたことから縁ができ、金野監督が「いつか継続して指導を受ける機会を設けたい。学生との化学反応を見たい」と着想。今秋になって話が進み、「誰もやっていないことだから面白い」と青木が快諾、実現の運びとなった。

 始めてみるとこれが大盛況。1回90分の中に青木は多彩なプログラムを用意。グループによる技術開発とその発表、「寝技をしたい人だけ寝技をやる乱取り」など、柔道の稽古では想像も及ばない内容で、学生たちをぐいぐいと青木的寝技ワールドへ引き込んでいく。とくに骨格や筋肉の動きを踏まえた極めへのアプローチに参加者の目は釘付け。練習後、何気なく始まった青木と寝技自慢の部員との乱取りで青木が勝った時には、あまりの鮮やかな展開に自然と拍手が沸き起こったほどだ。参加者の一人であるキャプテンの松岡仁は感激の面持ちで言った。「技のつなぎや、展開の仕方がまったく違う視点から行われていてすごく勉強になります。青木選手の動きを見ていると、柔道はこうでなきゃいけないっていう固定概念があったことに気づかされます」(以下略)

 日本代表のコーチもすれば面白いかもしれませんね。
posted by ジーニアス at 19:19| Comment(16) | TrackBack(0) | プロレス&格闘技 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
面白いね。
ノーギ柔道とかが普及したら北米で勝てる日本人も増えるのにね。
Posted by pretty侍 at 2012年11月20日 19:43
学生時代は部活で柔道やってましたが、友人と一緒に柔術にはまって技術アホみたいに研究したり部に内緒で柔術ジム入会したりで最終的に柔道の練習が若干疎かになりながらも県ベスト8までいけたのは良い思い出
自分の経緯を大学の一線レベルの柔道家と一緒にするのは失礼かもしれませんが柔術のスキルの高さは実感しましたね

こういう大学の一線レベルの人たちが直接指導してもらうってのは面白いと思います
Posted by top at 2012年11月20日 20:49
いやー
動画あったらみたいな!
Posted by ぱっきゃ王 at 2012年11月20日 22:13
今の日本柔道界は青木みたいな存在を必要としているんだね。

頑張って欲しい。
Posted by あ at 2012年11月20日 22:23
青木は何だかんだ言って柔道の主要大会はフォローしてるんだよな。
柔術行ってもこうやって還元してくれるのは有り難い。
青木には引退後、国体や全日本に出て欲しいくらいだわ。
まだ静学には毎年稽古つけに行ってるのかな?
Posted by バス at 2012年11月21日 08:56
one fc 身売りの噂、心配ですね。
Posted by むぅ at 2012年11月21日 09:29
たしかに動画あったら見たいかも!
Posted by CAMARO at 2012年11月21日 10:31
正直、青木がやっていることはすごくも何ともない。海外柔道は柔術選手が柔道指導やってるのは当たり前で、ただ日本が遅いだけ。くるもの拒む排他的な日本はいつまでも成長できない。 柔術黒帯が柔道の選手に寝技で勝つのは当たり前。それだけの差があるとわかっているのに日本人はなぜ学ぼうとしない?
Posted by iOS at 2012年11月21日 12:09
> iOSさん
ブラジルに金メダルをもたらした
女子48キロ級のメネセスは、どう考えても
柔術を使ってましたよね 全く同感です

Posted by オーウェン at 2012年11月21日 13:15
ゴン格を読んでても海外で柔術選手が柔道指導やってるのは当たり前とは思えないんですけどねえ。
あれはかなり特殊な例のような感じがします。
しかも柔術が普及している二大国であろうアメリカとブラジルは柔道がそれほど強くないですし。
それに対し日本は当然ながら最も歴史があり、今回のオリンピックでこそ男子は金を獲れませんでしたが、金以外はメダルではないという捉え方が出来るのは日本くらいしかなく、要するにそれくらいには柔道大国なわけです。
それに加え保守的な国民性もあり、今回の青木の件は「凄い」事だと思います。
ただ寝技を強化する事は重要だと思いますが、オリンピックで金を獲れなかったのは必ずしもそこがポイントだとは言えないのでは。
Posted by roots at 2012年11月21日 14:27
最近の国際大会は柔術、レスリング、サンボ上がりの柔道家が出てきて別物の柔道になってますから、保守的になりすぎ対策も立てないで当たって砕けろでは選手も可哀想すぎます。
選手は勝ちたいんです。
Posted by 仲 at 2012年11月21日 19:16
だから、凄いのは青木じゃなくて、決断した金野監督とコーチ陣だろ
Posted by udakebancho at 2012年11月21日 19:42
roots
アメリカとブラジルの柔道が弱いって本気で言ってるの? 今年の柔道オリンピック見た?
アメリカの男子銀メダル撮った選手はグレイシーの茶帯だし、ブラジル女子の金メダル取った選手も柔術の動きが明白だった。ロシアの選手もサンボの動きがかなりあったし、かなり技術交流がされていたのは明らかだった。日本はやっと青木の柔術セミナーに目を向けた。メダルの数は関係ない。海外ではそれは紛れもなく当たり前の行為で日本が遅いのは認めるべきだと思う。
Posted by iOS at 2012年11月21日 20:06
柔道もボクシングも否、日本の全てのスポーツは遅れてるよ。
JUDOに勝つ為に柔術、サンボ、レスリング、相撲、合気道、何でもやれば良い。
それで駄目なら滑る柔道着を着れば良い(爆)

日本の弱点は視野が狭いところだ。
Posted by pretty侍 at 2012年11月21日 20:44
〉iOSさん

今回のオリンピックで日本柔道は惨敗したような印象がありますが、それでも14階級中、金1銀3銅3の計7つのメダルを獲っています。
ブラジルは金1銅3の計4つで、アメリカは金1銅1の計2つです。
これを見ると、ブラジルは強国のひとつに数えられるかもしれませんが、日本と比べるにはまだまだといったところでしょうか。
アメリカは今回が初の金メダルということですし、決して強い国ではないですね。

アメリカの男子に銀メダルを獲った選手はいませんよ。
グレイシー茶帯から察するにトラヴィス・スティーブンスのことだと思いますが、疑惑の判定などもあって5位に終わっています。
そして、ゴング格闘技を読む限りトラヴィス・スティーブンスはアメリカではかなり特殊な例ですね。


技術交流はした方がいいとは思いますよ。
かといって、これまでの日本柔道が決して間違えた方向に進んでいるとも思えません。
柔道のようなスポーツで日本がトップレベルの選手を輩出し続けているのが驚異的だということは、僕らのようなMMAファンこそよく理解できるんじゃないですかね。
Posted by roots at 2012年11月22日 05:46
これは良い話ですね。
MMAの寝技の技術を柔道の寝技に取り入れるのは素晴らしい事です。
金野さんの決断も素晴らしいが、快く協力する青木選手を素直に評価したい。
こういうのはどんどんやるべきですし、今回の青木の行動は肯定出来ますね。
Posted by 格闘技ラブ at 2012年11月22日 16:10
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
記事検索