4月11日、所属するグリーンツダジムが亀田興毅の入札による移籍を発表。入札期間は15日から5月15日までで、最低落札金額は3000万円。入札の条件はプロボクシング協会加盟のジムであることとしている。
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父親の史郎氏が「うちの息子は馬じゃないんだ!」と激怒。
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亀田興毅が日本ボクシングコミッション(JBC)に直接、入札の不当性を訴える。
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グリーンツダジムが入札移籍を白紙撤回
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日本プロボクシング協会(JPBA)の本田明彦会長代行が14日、ジム側の主張する移籍金3000万円について、妥当な金額だとの見解を示した。
グリーンツダジムは移籍について表向きは「所属するWBC世界ミニマム級新王者の高山勝成の初防衛戦に集中するため他の選手のフォローができず、亀田サイドの意向に応えるのは難しいと判断した」と説明していますが、本音は亀田サイドのわがままに堪忍袋の緒が切れて追い出したかったのが真相ではないでしょうか。
確かに移籍金3000万円というのは日本では前例がない値段です。畑山隆則は世界王者時代に移籍を経験していますが、彼クラスですら2000万円だったわけですから。しかし、グリーンツダジムの提示した3000万円は全然高くないですね。なぜなら亀田興毅はジム側を全く儲けさせていない。むしろ売り出すために経費掛かりっぱなし。デビュー戦のギャラは1000万円と超破格。対戦相手は6回連続して噛ませ犬用のタイ人をブッキングしているから、選手の渡航費やら滞在費やらでお金は飛んでいく一方。なのに亀田三兄弟の親父・史郎は今後の売り出し方やマッチメイクにケチをつけてきて、揚げ句の果てに来年設立予定の自分のジムへの移籍を要求してきたら、3000万円で売りに出すのは当然の行動でしょう。
>「うちの息子は馬じゃないんだ!」
いや、馬以下でしょう。
http://www.boxrec.com/boxer_display.php?boxer_id=228103
↑ここのサイト見ればわかるように亀田興毅はプロデビュー以降6戦全て1回も勝ったことのないタイ人選手としか試合をしていません。実際に試合自体も八百長丸出しだったし。亀田自身もそのことが本当は恥ずかしいのか自分のサイトでの戦績紹介では対戦相手が書かれていませんね(笑)。
ちなみに競争馬の場合、デビューするとまずは新馬戦か未勝利戦を勝ち上がらなくてはならず、勝ち上がると次は500万条件、1000万条件、準オープン、オープンとクラスが上がっていき出世していきます。まぁ競馬を少しでもやったことある人にとっては常識だけど。
つまり亀田興毅を馬に例えると、すでに1勝しているのに延々と未勝利戦ばかり走っていて次のステップに進もうとしない。なのに「オレの実力はGI級。ダービーは勝つ!」って宣言しているようなもの。もう完全に馬以下ですね(苦笑)。こういう選手を日本フライ級10位にランクインさせちゃダメでしょ。
それにしても親父・史郎は何を考えてるんだろう? そもそも息子に自分の夢を託すのは勝手だけど、三人ともボクサーにしようってのは正気の沙汰とは思えんのだが・・・。ここでちょっとスポニチの記事を引用してみる。
≪やっぱり残留??≫亀田の進路としては(1)移籍(2)ジム設立(3)残留(4)引退の4つが考えられる。(2)のためには史郎さんが3つの条件をクリアしなければならない。一、日本ボクシングコミッション(JBC)の発行するライセンス(マネジャー、トレーナー、セコンドのいずれか)を5年以上保有。二、JPBA加盟ジム会長の保証人と近隣にある2ジムの承認。三、加盟金1000万円だ。史郎さんは01年6月29日にセコンドのライセンスを取得しており、一の条件を満たすのは来年6月28日以降。国内では試合ができず、伸び盛りの18歳に1年のブランクは大きい。(1)は移籍金がネックになる。現時点で有力なのは(3)だ。亀田側が不満を抱くマッチメークやファイトマネーで譲歩すれば、元のサヤに収まることも考えられる。津田会長は「来週、急展開がある」と語っているだけに、週明けからの動きに目が離せなくなった。
ちなみに親父・史郎はプロボクサーのライセンスを取得したことがありません。練習生止まりです。昔、片岡鶴太郎が取得できる年齢をすでに超えていたことから「試合をしない」という条件付きでプロライセンスを取得。それだけでも非難を浴びたのに「ゆくゆくはトレーナーをやりたい」を発言し、「1試合もしたことないヤツが選手指導なんてできるわけないだろ」とボロクソ言われたことがありました。親父・史郎はその鶴太郎以下です。
それでも興毅は「親父の作るジム以外ではやりたくない」らしい・・・。このバカ家族、今までのマッチメークもそうだけど、本気で世界を獲りに行ってるのでしょうか? それとも金が目的? ここの親父って鈴木あみ(現・亜美)の親父みたいだな。
「浜崎あゆみと比べて不当にギャラが安い」なんて当時の所属事務所に文句たれて訴訟に発展、本人は約4年間も活動休止するハメに。そりゃ浜崎あゆみの方がCD売れてるし、パクリとはいえ作詞活動してるから印税収入が違うし、CMやテレビ等の出演料、コンサート収入から何から何まで違うでしょうよ。。。
こういう勘違い家族は端から見ているととても笑える。海外で試合するプランもあるそうですが、また噛ませ犬相手? どのみち大手のグリーンツダジムを敵に回すことになるとアミーゴどころじゃ済まないかもしれませんよ(・∀・)ニヤニヤ。
・・・ちょっと悪口書きすぎたかな。せっかく鶴太郎の話題が出たので最後にこの名人芸の画像で和んでください。

参考リンク
はてなダイアリー - 亀田興毅とは←亀田語録がかなり笑えます
亀田三兄弟公式サイト - 浪速の闘拳
★グリーンツダ・ボクシングクラブ★
●他のプロレス・格闘技ブログはこちらから。
その点、アニマル浜口さんは立派ですね。
彼は該当しませんが、デビュー連続KO記録つくって世界獲ったのは浜田剛史だけです。
ただ、やってる相手が噛ませ犬にもほどがあるなー。
浜田剛史が秒殺で世界獲った試合は覚えています。ただあの時はチャンピオンが腹壊していて体調最悪だったと言われていますが(笑)。
>杉山さん
「zone」ではしょっちゅうこの三兄弟の特集組んでましたね。どうせ三兄弟やるなら「格闘三兄弟は今・・・」とかやってほしかったなぁ。
ここまで彼らを増長させたのはTBSにも責任あるわけだから、いっそのこと「亀田BOM-BA-YE」か「亀Dynamite!!」でも主催してほしいものです。
もしくは日本で認定されていないIBFと手を組んで日本フライ級王座を作ってしまうのも面白い。「最後の日本人は塚田敬じゃなかった!」って感じで(笑)。
http://salad.2ch.net/boxing/kako/1001/10017/1001777203.html
IBF日本っていうのがあるんですね。しらなかった。
ここの会長は、もう狙ってるかもしれませんね。
IBF日本ってもう活動してないと思うんですけどねぇ。
確か新日本プロレスと業務提携しててINOKI闘魂LIVE PART1やPART2とかにはIBF提供マッチとかあったはず。
そのことについて調べようと「IBF 新日本プロレス 提携」で検索したらそのスレが出てきてビックリしました(笑)。
IBF東京とかIBF京都とかはプロレスでいえばIWA流山、IWA湘南、IWA格闘志塾のようなもんですね。
IBFは新日との提携に限らず塚田敬とか木川田潤などプロレスとの縁が深いので、もしIBF復活となると亀田三兄弟のプロレスデビューは確実でしょう。