2012年10月19日

グレッグ・ジャクソン「ソネンのスタイルは攻略できるがみんなの考えてるやり方とは違う」


Greg Jackson: ‘TUF 17’ Will Toughen Jon Jones; Chael Sonnen Not a ‘Gimme’ Fight for UFC Champ(Sherdog)

 グレッグ・ジャクソンがジョン・ジョーンズ vs. チェール・ソネンについてコメント

「ジョンを怒らせることが賢い作戦だとは思わないが、どうするかはソネンが自分で決めることだ。ジョンと面と向かった時がベストなパフォーマンスをする時だ」

「ジョンは単刀直入にものを言うし、適切なことをする。普段はトラッシュトークはしないし、ジョンは史上最も偉大なファイターの一人になるだろう。私はそのことを信じてる。それは特別なことだし、彼は山の頂上に君臨するだろう」

「ジョン・ジョーンズについてもうひとつ言えることは、あり得ないほど精神的にタフだということだ。彼もあれからいろいろ学んで成長していくと思う。ジョンはメンタルが強い上にとてもスマートだから決して侮ってはいけない。このリアリティショーで様々な物事に対処することで彼はますますタフになっていくだろう」

「私はラシャド・エヴァンスやジョルジュ・サンピエールがTUFのコーチをした時は他のコーチ陣を招集したし、私も時間があれば手伝った。多分またそうなるだろう。私はアルバカーキから離れるヒマがない。私のチームには私やマイク・ウィンケルジョンの他にもコーチはたくさんいる」

「MMAなので誰にでも勝つ可能性はある。(チェール・ソネンがジョン・ジョーンズに勝つ可能性は)ほとんど無いと思うが100%というのはあり得ない。ハングリーでいるためにもそう考えた方がいい。勝てると思い込んでいると逆にやられてしまうのはよくあることだ。チャンスを確実にモノにすることが私の仕事だ」

「ソネンは偉大なファイターだ。私は何度かソネンの試合を現場で見てるし、彼が何をするのか、どれだけ有能かは分かってる。ソネンが『ジョンはぐらつくことになるだろうし、この試合は楽勝だ』と言ったことは決して軽視してないが、そんなことはあり得ない。私は20年間この仕事をしているベテランだ。誰よりも数多くセコンドに就いてきた。100%勝たなきゃいけない試合や、タフな試合、負け試合も経験してきた」

「ソネンはヘビー・プレッシャー・ファイターだ。相手の距離に上手く入り込む。ラシャドのような驚異的なファイターだ。そして彼らは離れても嫌らしく速い打撃をヒットさせる。ソネンはサウスポーでもあるし、ジョンがこれまで闘った相手とは異なるスタイルを持っている。それは我々にとって刺激的なことだ」

「ソネンのように顔を付けて金網に押し込むスタイルを攻略することは可能だ。疑いの余地はないが、みんなが考えているやり方とは少し違う。アンデウソン・シウバの2度敗れているからと言ってソネンがファイターとして終わっているということはない。彼はとても良いファイターだし、大いに尊敬すべきだ」
posted by ジーニアス at 16:07| Comment(4) | TrackBack(0) | UFC | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
通常体重100キロ超そして90キロ台のソネンは20キロ以上減量した時のソネンとは明らかに違うでしょう。以前インタビューでも公開計量の際、マクドナルドのことしか考えられないとインタビューで語ってましたし、ディナホワイトに肩をたたかれただけでブッ倒れそうだとも語ってましたからね。重いパンチとスタミナがジョーンズを追いつめると期待したいですな。
Posted by ghostrider at 2012年10月19日 18:16
正にプロフェッショナルなコーチ。
賛否はあれど、ここまで冷静かつ突き詰めて対策を練ってくれるコーチは選手にはありがたいでしょうね。
Posted by ウェイン at 2012年10月20日 06:40
MMA界の名伯楽ですな。
Posted by カラス at 2012年10月20日 18:07
アンデウソンに勝てないソネンがJJに勝てるわけないじゃん、やるだけ無駄な試合、ジョークだよ。
Posted by たこ at 2012年10月21日 05:49
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