2012年09月05日

キム・ドンヒョン「アジアのUFCファイターは不利な点が多い」

駆け引きを有利に進めるビジネス英語
駆け引きを有利に進めるビジネス英語

Dong Hyun Kim Speaks Out On UFC Fighter Pay And Asian Fighter Treatment(BloodyElbow)

 韓国のサイトDaumでキム・ドンヒョンがコメント

ファイターの収入について:
「結局のところUFCファイターをやっていくのはとても大変だ。アメリカに行くと経済的にギリギリのファイターがたくさんいる。試合から数日経つとパーソナル・トレーニング(個人指導)をしているファイターも何人かいる。こうなってるのもUFCがスポンサーの規制をあまりに厳しくしているからだ。UFCの方針のせいで多くのファイターがスポンサーの獲得に苦労している」

UFCの勝敗について:
「トレーニングキャンプをしてコーチにギャラを支払ったらお金は大して残らない。結局は大きなチャンスは1回か2回しかない。MMAは誰に負けてもおかしくないが、そうなると行列の後ろに並び直さないといけない。リック・ストーリーを見れば分かるだろう(※ストーリーはUFC 130でチアゴ・アウベスに判定勝ちしウェルター級王座挑戦権を掴みかけたが、その後連敗している)」

アジア人ファイターの不利な点について:
「いくらUFCが“フェア”だといってもアジア人ファイター、特に韓国人ファイターというだけで不利だ。(ラスベガスで開催したUFC 148の)ダミアン・マイア戦なんて、僕の航空券はディスカウントであるにも関わらず1100ドルもした(※同伴するチームメイトやコーチの分は含まず)。それに加えて試合前にアメリカでトレーニングキャンプをしようとすれば、バカバカしいほど金が掛かってしまう」

こういう意見を言うことにした理由について:
「僕は仲間たちに比べたら財政面で恵まれている方なので自分のために不満を言ってるわけじゃない。だけどその他のアジア人ファイターにとっては完全にアンフェアだ。僕は仲間たちより歳上だし、彼らは僕の辿ってきた道を歩もうとしているからこそ言っておくべきだと思った。ビビアーノ・フェルナンデスがUFCに行かないことを決めた理由が僕にはよく分かる」


 また、多くの韓国人ファイターのマネージメントをしているブライアン・リーがSherdogの掲示板で以下のコメント。

「UFCはファイターともう一人分の航空料金とホテル代を支払う。しかし韓国人ファイターは時差に慣れるためにも10日前、できれば2週間前に現地入りしたいところだ。そしてUFCはホテルは4、5日分しか予約しない。よって韓国のように海外から来るファイターは、もっと前から現地入りしたい場合はその分余計に経費がかかる。コーチやスパーリングパートナーを連れてくるとなると、それだけで2人分の航空料金と宿泊費、食費がかかる。それからアメリカで税金が引かれ、韓国でもさらに税金を支払う。そしたらファイターに幾ら残るというんだい? 良い基本給をもらうかボーナスを獲得しない限りさほど多くは残らない」

「ジョン・チャンソンの以前の基本給は6000ドルだったが、それではアメリカで試合をするたびに赤字だ。だがファイトマネーが上がることとスポンサーマネーを見込んで闘っている」

「キム・ドンヒョンが言及した1100ドルというのは運賃の差額のことだと思う。UFCはファイターに運賃の基本料金を支払っているが、旅行の日程を変更することにしたら差額は自分で支払わないといけない。アジア人に限らず他の外国人ファイターも条件は同じじゃないかと言う人もいるが、南米のファイターは時差がほとんどない。ヨーロッパのファイターも東から来るファイターに比べれば時差に慣れるのは簡単だ」
posted by ジーニアス at 10:46| Comment(39) | TrackBack(0) | UFC | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ということは日本のファイターもかなり大変なんですね。

ブラジリアンファイターがアメリカに移住するのも頷ける。
Posted by nao at 2012年09月05日 12:01
今は市場がアメリカなのだからしょうがないわよ。
日本が隆盛を究めていた頃は、ヨーロピアンやブラジレイロが日本にやって来ていたわけだし、平均して3日前来日だったわ。
この部分をフェアにするのは難しい。時差になれる為に沢山滞在したらお金がなくなっちゃうって言われても。

スポンサー規制については私はよく分からないので言及しません。
Posted by 日本人 at 2012年09月05日 12:57
キャンプ費用については自分たちのさじ加減だと思いますけどね。
誰もが同じくらいの環境で練習出来るわけではないですしね。
でも宿泊費は交渉して上げてもらえると良いですね。
あとは難しいのは承知ですがアジアでの開催が増えていくと良いですね。
まずは日本での定着かな。
Posted by 鋼 at 2012年09月05日 12:58
青木選手がufcに行かないことを決めた理由が僕にはよく分かる。
Posted by はやし at 2012年09月05日 13:22
北米で戦うのは大変だなぁ。
まあ青木がUFC行かないのもうなずける。

UFCで勝負するのはハイリスクだ。
それでUFCで勝負するのはすごいわ。
岡見とかファイトマネー全部クエストに突っ込んでそう。
Posted by showgun at 2012年09月05日 13:42
これはばっかり仕方ないと思いますねえ。

遠いからってギャラを上げるのもフェアとは言えない気がするし、UFCと契約した以上は移住するかこの待遇に満足するか、それが嫌ならビビや青木みたいによそと契約するしかないのでは。
厳しいですが住んでる場所も実力のうち。ほかのプロスポーツならだいたい移住するんだし。
Posted by ごん at 2012年09月05日 13:58
まぁ「だったらアメリカに移住しろよ!」って感じなんだろうな向こうとしては。

でもその選択ののちにUFCリリースされてしまったら悲惨すぎる。
世帯を持ってる選手ともなれば尚更ね。
リスクリターンを考えたらUFC出たくない選手がいても不思議じゃない。
Posted by ・・・ at 2012年09月05日 15:38
こうした話はたまに聞こえては、UFCは天国ではないと喧伝されてて、
文中にあるビビアーノは勿論、日本で言えば青木などもが
UFCにいかないのも納得です

でもなぜか毎回青木などは「UFCにいかない奴は最低だ」「生活のためというならそれこそUFC」
「参戦しないのは現実から逃げてるだけ」とか非難されるのが不思議でなりません
この窮状であれば、生活のためにUFC参戦しないというのも、それこそ現実的な選択に見えます

アメリカにいかない人達がアジアで(日本で、と言えないのが寂しいですが)MMAをして、
アジア大会を大きく育て、それこそUFCにいつかは拮抗するというなら理想的ですよね
Posted by まばーれく at 2012年09月05日 15:45
日本人がなかなか活躍出来ないのも納得ですね。やはりアメリカを拠点にしないとトップを取るのは相当才能が無いと難しそう
しかしUFCはアメリカの大会だし、仕方ないんだよな
基本給を上げてあげて、スポンサーの方針をもう少し緩くしてあげて欲しい
最低基本給1万ドル以上ないと厳しいとはいつも思う
Posted by MB at 2012年09月05日 15:49
UFCファイターの支出がこれだけ多いのにまずビックリです。
UFCのギャラが公開されるたび『UFCは基本給以外にロッカールームボーナスやスポンサーフィーが充実してるから、選手は皆が思う以上に稼げてる』なんて楽観的な意見も多かったですが、実情はやはり一握りのスターとその他大勢の末端選手という構図なんでしょうね。。
選手スポンサーから手数料を多く巻き上げれば、それだけスポンサーのUFC、選手離れが起こるのも当然なわけで。
強くなる為の『投資』が不可欠なMMA選手に少しでも還元する意味でも、選手スポンサーの自由化や規制緩和などズッファには前向きに取り組んで頂きたいものです。
Posted by saka at 2012年09月05日 17:57
青木や川尻が行かないのも、この辺りに理由があるのかな。

五味のように、元PRIDE王者だと基本給が高いけど、そうでないファイターは安そうだもんな。
Posted by ば at 2012年09月05日 17:57
厳しい状況下にありながら、王者を目指し闘い続ける…
辛い職業でしょうが、男としては最高にかっこいい!!
Posted by むー at 2012年09月05日 18:17
日本で年3回くらいナンバーシリーズ開催出来るようになればいいんですけどね
Posted by qqq at 2012年09月05日 18:49
北米がMMAの中心地になった以上、
本気でMMAに取り組むのなら日本人ファイターも移住するのがベストでしょうね。
Posted by 昴 at 2012年09月05日 19:05
かわいそうだけど逆にUFCの側から見ても東洋人のファイター達の中に無理して使う程の魅力的なファイターはいないと思いますけどね。
東洋人は身体能力がフルコンタクトな競技に向いてないと言う人達もいるし。
印象操作もあるでしょうけど東洋人はルックスも良いとは言えないですからね
Posted by アリ at 2012年09月05日 19:19
UFCはかなりマシだと思うよ。
ドンヒュンレベルでボクシングだと絶対食べていけないからね。元々デイナはボクシングの一部の人しか食べていけないのを批判してたし、払える限界だと思うよ。まあボクシングとかのファイトマネーを比べる事態間違っているんだけどね。
Posted by tmj at 2012年09月05日 19:48
後輩の為にも、と言っているドンヒョンに対し、冷たい反応多いなー
Posted by h at 2012年09月05日 19:59
チャンピオンになればワンマッチ億単位のギャラが貰えるのだから、そこまで辿り着きなさいって事ですね。
その他大勢に属しているだけではダメ。
Posted by 秘密 at 2012年09月05日 20:25
UFCを目指さないことで批判されてる選手なんかいましたっけ?
言動不一致で批判される選手はいるし、その批判は正当だと思いますけどね。
「世界トップが目標」なら、一ファンとしてはUFCでトップクラスの選手たちと切磋琢磨するのが
目標達成のための最善策だと思えます。
「いやいや、OFCで戦うのが世界トップへの最短距離なんだよ」というなら、
ルポンと戦うことで世界トップにどう近づけるのか教えてほしいです。
Posted by な at 2012年09月05日 21:16
なんかUFCって夢なさすぎじゃないですか?
あれだけ客が入ってPPV売れてるのに
ジム経営で成功するのが一番の成功なのかもね
UFC目指してる若い格闘家は格闘技を本気でやるのかどうか考えるいい機会かも
大成功してる部類のドンヒョンでさえこういうコメントが出てくるんですからね
Posted by KKKKJ at 2012年09月05日 21:31
経費を考えると単純にアメリカに移住すれば良いという話しではないと思います。石井の様に超優良スポンサーが居てはじめて可能なのでないですか?東洋人の場合、タイトルマッチに漕ぎ付けたとしても、岡見の様に超アウェイの状態で臨まなくてはならなくなるし、超超番狂わせでタイトルを奪取しても、ボクシングではあり得ない位強敵と毎回タイトルマッチをしなくてはならなくなると思います。ダナはビジネスマンなので、中国の市場規模を考えて、中国系アメリカ人なら軽量級のチャンピオンを作っても良いと考えているかもしれません。
Posted by 裏K-1 at 2012年09月05日 23:08
青木がUFCに行かない理由が分かる、とかなんとか言ってるやついるけど、ファイターならベストをつくす為に、先なんて見据えず移住なり、なんなりすると思うわ。
Posted by タンポラ at 2012年09月06日 00:01
頑張れとしか言いようがない。
どの競技だって下っ端は安いでしょ。
Posted by CAMARO at 2012年09月06日 00:50
ドンヒョン君…


今さら何を言ってるんだい?


そんなの最初からわかってた事じゃないの。



UFCが、現在最強を決める場所であるなら、そこに時差だのギャラだのは言ってられないっしょ
(^^ゞ



ま、大会の数が多くなりすぎて密度が薄くなってきたUFCも、俺から言わせりゃー末期に近づいてきたかな。


張本に言わせりゃー[喝exclamation×2]だよね(笑)
Posted by B at 2012年09月06日 00:55
どっちが正しいとかじゃなく格闘家も世界のトップを目指すアメリカン・ドリーマー・タイプと目先の安定重視のサラリーマン・タイプに別れますね。最近の例だと前者がコリアン・ゾンビですね。ケガ人の代替要員からFONとKONを連発で3戦目でメイン・イベンターですからね。やっぱ日本人からも第2のジョン・チャンソンが出て欲しいです。
Posted by ひろしくん at 2012年09月06日 03:26
ヨアキムはプライド買収後のUFCに今までの半額のギャラでオファーされ激怒して絶対UFCには行かないって言ってたね。
その後ドリームのトーナメントで優勝して1000万の賞金もらってた。
食う為ならUFC以外を選択した方が正解の場合もあるな。
Posted by おぎぷる at 2012年09月06日 03:58
まぁ勘違い野郎だなUFC=ギャラ高い、これ駄目ね                                           UFCは簡単に言えば芸能界だからな
Posted by ガンダム at 2012年09月06日 05:54
>タンポラさん
…に限らず、驚いたことに結構何人もの方が似たような主張をされてますが、
>ファイターならベストをつくす為に、先なんて見据えず移住なり、なんなりすると思うわ。
こういった無責任で向こう見ずな発言は、選手当人がするならわかりますが、
決して外野が言って良いものではないと思います

ファイターならこの窮状をしりつつも、後先考えず、将来設計もなく、とりあえず参戦して
勝っても赤字になるような生活をして路頭に迷え、ってことですよね、つまり
他人が言うには無責任すぎますよ
ただの考えなしの浪花節でしかない

真面目な話、陸上競技なり何なり、「競技」として成立してるものは全て、
選手それぞれに色々な関わりかたが成立してます
選手ならただ競技だけに生きて生活を破滅させろ!なんて言う人どこにもいませんよ
MMAが競技として成立していくことを考えるなら、そうした環境を目指すべきなはずです
Posted by まばーれく at 2012年09月06日 06:40
でも青木が叩かれるのは、北米で結果出せない&シンガポールの二流団体と契約しておいて「自分は日本を背負ってる」、「世界トップクラスだと思ってる」などと発言するからでは……
生活のためにリーマンファイターやるんなら、とりあえずデカい口は叩くなといったところでしょう
Posted by ぽん at 2012年09月06日 10:34
水垣、小見川、福田、日沖など
はドンヒョンの言うような選手にあたるでしょうが
青木は自身が驚く程の好条件を
UFCが掲示してきたと
言ってましたので
ドンヒョンの言うような経済的に
厳しい状況にいる選手達とは
違うと思いますよ。

Dreamで王者になり
少し前まで世界のトップ3に入ると目されていたので
恐らく秋山に近いぐらいのギャランティは期待できたんじゃないでしょうか?

その上でOFCを選らんだので
その選択を疑問視されているのと思います。

でもOFCはサッカーボールキック完全OKになったし
もっとルールの制限が減るのなら
UFCとは違う競技を見ているぐらいの
気持ちで楽しめるかもと期待しています。
Posted by アンチ判定 at 2012年09月06日 11:17
何か光岡のギャラを知るのが恐くなってきたな汗
Posted by カマン at 2012年09月06日 12:21
>青木は自身が驚く程の好条件を
UFCが掲示してきたと言ってた


あれっ?
青木はUFCのオファーはOFCの半額以下って言ってた気がするが…

単にOFCが高額過ぎただけかな?
Posted by おぎぷる at 2012年09月06日 12:42
ドンヒョンめちゃくちゃ戦績良いのにな
Posted by m at 2012年09月06日 14:53
ボクシングだったら、生活の安定を考え始める20台後半に世界のベルトが全く見えない状態なら普通は引退しますよ。
格闘技はプロレスと違って(別物という意味であってプロレスを悪く言う意図ではありません)オールオアナッシング、夢を掴んで大金を得るか夢をあきらめて別に道を探すことになるかの二者択一の競技なのでは?
どのみち普通のサラリーマンなら年収のピークになる40台後半にはとっくに引退しているわけですし、
サラリーマン感覚でプロ格闘家を続けるのは難しいと思います。
Posted by ナニ at 2012年09月06日 18:35
実際の金額は知りませんし
UFCの掲示額がOFCの半額以下だったというのは
初耳ですが
青木はUFCからのオファーに対して
「UFCからの返事は思っていたよりもずっと好条件で選手としての自信を持たせてくれるものでした。」
とコメントしていたので
DREAMで高給をとっていたであろう青木が
こう言うなら
格闘技で家族を養って生きるには有り余る程の収入が予想されたのではないでしょうか。

UFCにいかないことを家族のせいにするのは
どうかと思いますね。

Posted by アンチ判定 at 2012年09月06日 21:46
「自分は世界トップクラスだと思ってる」「驚く程の好条件をUFCが掲示してきた」とか青木の発言を引用してる人がいるけど、それっていつ位の発言なんだろう。
アルバレスに負けた後にUFCがそんな好条件のオファーを出すとは考えにくいし、ONE契約後の青木が自分を世界トップだと主張してるのか・・・とか時期的な部分で曖昧な点が多すぎる。
アルバレスに負けたりONE参戦など状況が変わる以前の発言を引き合いに出して騒いでるんだとしたら、さすがに言いがかり同然だと思うなぁ。
Posted by よう at 2012年09月06日 23:54
青木を批判してる人がいますが、批判するならゴング格闘技のインタビュー記事くらいはきちんと読んだ方がいいと思いますよ。
Posted by roots at 2012年09月07日 03:42
「強いと認められたいなら後先考えずにアメリカに行って戦え」って、第三者だからこそ言える無責任な意見。

収入も無くボロボロの体で路頭に迷ったら、お前が面倒見てくれるのか?って話ですよね。
まして、結婚して家族持ってれば収入の事も含めて選択して行くのは当然でしょ。
Posted by 剣 at 2012年09月07日 15:13
強いと認められたいなら、強い選手と戦って好成績を修めるしかないでしょ?
逆に今の青木を支持してる人は、青木が引退するときに「世界最高峰にチャレンジしておくべきだった」と
後悔したとしたら責任とれるの?
Posted by な at 2012年09月07日 17:36
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