
Exclusive: CroCop reveals K-1 offer, talks future, Facebook and Pat Barry(Fighters Only)
Fighters Onlyでミルコ・クロコップがインタビューに回答。あまりにも長いので一部のみ要約します。
――(レイ・セフォー戦で)ケージではなくリングで試合ができたことは嬉しかったですか?
「試合に復帰できたこと自体が嬉しい。つまり、ケージよりリングの方が好きだということを隠したことはないということだ。リングで数多くの試合をしてからケージに行ったから、リングの方がずっと慣れている。逆にケージから始めたファイターがリングに行っても違和感があることだろう。どっちかに慣れてしまうと適応するのは大変だ」
――この試合の前に最後にリングで試合をしたのはいつですか?
「ボブ・サップ…いや、4年前にチェ・ホンマンと対戦した時はリングだったな。DREAMはリングだった」
――腕の状態はどうですか? ロイ・ネルソン戦の前に手術をする深刻なケガがありましたが、まだ問題ありますか。
「調子は良い。確かに重傷だったし手術は大変だった。4時間も掛かった。医師によるとリハビリ期間中だったんだが、その代わりに試合をした。とはいえ試合の前後は節制したし、1日に2回リハビリトレーニングをしたし、腕の筋肉を取り戻すためにたくさん練習して靭帯の強化に努めた。慎重に忍耐強く早期回復に努めた。リハビリの仕方は人によって違う。年齢、健康状態、人体の構造は様々だ。俺の回復は早かったし、医師の予想以上だった。最高の医師が最高の手術をしたということもある。彼らはとても慎重に進めてくれたし俺はとてもハッピーだ」
――今後の予定は? 現時点で何か話せることはありますか?
「K-1についてだが、あまり話したくはない。一番大事なことは健康状態だし、今はパーフェクトだと思ってる。レイ・セフォー戦のために悪いムードやジンクスを吹き飛ばす必要があった。今は元気だし人生をエンジョイしている。UFCでの最後の試合の後はとても落ち込んだ。
人生で一番大事なものは健康だ。練習できない健康状態になると精神的にも参ってしまう。だが今はとても調子が良い。何度も言ってきたがみんなが勘違いしているのはどの試合が最後になってもおかしくないということだ。このスポーツではケガは重大な問題だ。実を言うと試合よりも練習やスパーリングでのケガの方が怖い。俺たちはクレイジーなトレーニングやスパーリングをするからそういうことは多々起こりうる。フランク・ミア戦の前にもう一度サミングを喰らってたら試合はできなかっただろう。俺はサミングで目が充血していた。重傷だ。試合に影響はなかったが、またやってしまったら眼科手術は避けられなかったし、一生悩まされる問題になってだろう。そしてそれは練習によるものだったし試合でそこまでのケガをしたことはなかった。ヒザや足のケガも試合ではなく練習でだ。
そしてもうレポーターに説明することにもウンザリしている。君にじゃないよ。尊敬しているジャーナリストが俺に関心を持って電話してくれるのは嬉しい。だけどあと10試合するとか1試合で引退するとかは言いたくないね。ひょっとしたらあと15試合するかもしれないし、全くしないかもしれない。いずれは分かるだろう。
今現在いくつかオファーが来ているが、どうするべきか慎重に考えている。今は休養中だが月曜日には練習を再開する。だから静観してくれ。いつまでも次の試合や今後について検討してたくはない。俺は準備ができている。5月、7月、9月に試合をするオファーが来ている。俺たちはどのオファーを受けて、どのオファーを受けないかを検討している」
――それはキックボクシングのオファーですか?
「ああ、K-1だ…だがMMAのオファーも来ている。いずれ分かるし、それ以上は言いたくない」
――最近テストステロン補充療法のことが話題になっていることはご存知ですか? それに対して意見はありますか?
「そのことは初めて聞いた。俺は多くの連中がコレとかアレとかいろいろ使っているのを知っている。いずれにしろそれで格闘技が強くなるのかは知らないがね。頭部やレバーにパンチやキックが一発入れば試合は終わりだ。そして(薬のせいで)身体が蝕まれて死に至ることもある。数年の栄光のために40歳とか45歳で死ぬのか? 肝臓が侵されてガンになったら新しい肝臓を探すのか? 俺は知ったこっちゃないがそれはあまりにも危険だ。MMAにはナチュラルな物を使うべきだと思う。栄養素、BCAA、プロテイン、グルタミンと俺は4つ使っている。どのアスリートもそうしてるし、そうするべきだ。それにプラスしてビタミンB融合体、ビタミンC、多くのフルーツ、多くの休養だな。それ以外のものは好きじゃないし試合には危険だと思ってる。あくまで俺の考えだがあまりにも危険だ」
――アメリカではランダムに選ばれた人が薬物検査を受けてましたが、日本では全く検査がなかったということで合ってますか?
「俺の知る限りでは(日本では)誰も薬物検査を受けてなかった。だが俺は誰が何を摂取してようが気にしてなかった。パンチやキックが一発入れば問題は解決するからな。俺はその覚悟はできている。とはいえステロイドのリスクは大きいからお薦めはできないな。そもそもこのスポーツが危険だ。ウェイトリフティングか何かならともかく、MMAでそんな爆発力は必要ないだろう。5分10ラウンドとかならともかく、そうじゃないんだし、ナチュラルな爆発力で十分だ。危険だし不健康だし引っ掛かるかもしれないし、処分されるのは恥だ。そんなのに引っ掛かるのは一生の恥だ。だが一番重要なのはあまりにも危険だということだ。いい迷惑だね」
ステロイダー達は煎じて飲んどけ。
成り上がりの時だけ無理して使って金や地位を手に入れたら健康や将来を気にして使わなくなるってこともあると思う。
勝手にミルコやサップがそうだと思ってます。
Vシウバなんかは今でもバリバリ使いたいけど検査のため控えてるって感じはする。
完全な主観で異論は認めます。
本来の表記はWanderlei SilvaなのでW・シウバが略称では正しいです
格闘技ブームの時などに、日本のように検査がないところでビッグチャンスが転がり込んできたら、ハングリーな外人選手はやってもおかしくないですよね。
大好きだけどもヴァンダレイは誰が見たって明らかだし…
シウバはクロかな…PRIDE時代と今では身体も成績も全然違うし…
ティムシルビアやジョシュはプヨプヨのお腹で陽性出てますが、アリスターやレスナー、ラシュリーらはあんな体でも陽性出てませんよ?
ステ抜きが上手いなんてのはもうイチャモンレベル。
レッテル貼るのは止めましょうよ。
厳しい世界だな…。
ソシンスキーほか多くの選手が指摘してるけど。
常習者は手を変え品を変え様々な方法で検査をパスして、何食わぬ顔でリングに上がってるよ。
にごさんの言うとおり、単純に見かけだけで判断なんて出来ないですよ。
元々ぽっちゃり体型の人はその程度で、そもそも体格って元の資質以上にはそんな劇的には変われません。
体重増加だけならできるでしょうけども。
僧帽筋が不自然に盛り上がっている選手は疑っちゃうけどなぁ
ナチュラルならどんだけシュラッグすきなんだと
薬物使用率9割といわれるくらいですからね…。
アメリカは薬物検査があってもアメリカの選手は
どのスポーツでも飛び抜けて高い使用率ですし
みんなやってると開き直りって言い張るのが良くないですよね。
今月のGONGのハントのインタビューでは
ハントが最近の薬物の実態について聞かれて
「もし薬物使ってたら俺は多分この歳まで試合が出来てないと思うよ」
みたいな話があったらしいですが、
ハントの考えとは違い実際の現状は
ベテランが薬物で衰えを隠してその歳まで試合ができるように
選手寿命延ばしてるので
実際使ってる選手達は、上のミルコやハントの考え方と逆なんですよね…。
なーーーーーーーんも知らねーくせに勝手な憶測、見た目だけで「薬使ってる」とか書いちゃう人ってなんなんすかね?
関係者なの?選手と知り合いなの?誰から聞いたの?証拠でもあんの?ふざけんなって。事実も実情も知らないくせに無責任にそういうこと言う人マヂで勘弁。
ただ久々にアメリカで試合したとたん急激に身体が萎んであっさりKO負けした某選手なんか見ると疑うなって方が難しいと思います。
当時のPRIDE公式サイトのBBSでもファンから落胆の声が上がって、ファンブログでもステロイド問題が採り上げられていたのをよく憶えています。
証拠はないし使用の有無は関係者しかわからないかもしれませんがアメリカで検査に引っ掛かった選手だけが叩かれ金をかけて検査をしているUFCは「検査なんていくらでもすり抜けられる」みたいな見方をされ、PRIDE時代は「伝説」という箱の中で思い出として守られるというのもどうかと思います。
最近ではファブリシオと微妙な試合をしたアリスターでさえ言われていましたが…
映像なり画像なりを比較して検証した人がどれぐらいいるんでしょう?
プロレス的な予定調和を馴染みの薄い選手に破壊されるのに耐え切れず、
自分のプライドを守らなければならない、ということなんでしょうか
身体が萎んでKO負けした奴って、ヴァンダレイ・シウバのことを言ってるのか?
シウバがダンヘンにやられた時、高熱を出していたのは有名な話だろ?
あの時はいつものPRIDEルールとは違う、四点膝も踏みつけもないルールでやってたし、
ミルコ戦で派手なKO負けをした後だったことも影響はあっただろうな。
さらには相手のダンヘンこそ、テストステロンの補充で強化されてたわけだが。
海外で活躍できなけりゃ、検査がない日本での実績は全て薬の力ってことになるのか?
そもそも検査をすり抜けるのが簡単なら、元々使ってた奴はそのまま使い続けてると思うぞ。
身体の健康のために止めたところで、対戦相手に脳を壊されたんじゃ意味がないだろうよ。
ルールの違いや年齢的なものもあると思いますが、
やっぱり運営側にプロテクトされていたというところのボロが出始めたからだと思います。
確かにランペイジやアローナ等の強豪に勝っていますが、それ以外はたいした選手とやってませんし。
このことはミルコやヒョードルも当てはまる部分がいくぶんあると思います。
当時はそんなことにも気づかないくらい熱狂していただけに、寂しくは思いますが。
ファンは選手の老後なんてこれっぽっちも気にしてないけど、どの選手も引退後の人生のほうがはるかに長いからね。