[HERO'S] 10.9 横浜アリーナ:桜庭が欠場。27日退院も当面安静必要(BoutReview)
桜庭和志、無念のドクターストップ! 10.9HERO’S欠場(スポーツナビ)
桜庭、無念の欠場。10月9日に神奈川・横浜アリーナで開催される「HERO’S 2006~ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント決勝戦~」のライトヘビー級準決勝で秋山成勲と対戦予定だった桜庭和志が、椎骨脳底動脈血流不全のためドクターストップがかかり、同大会を欠場することになった。27日、都内で開かれた緊急会見には桜庭本人と、HERO’S実行委員会の谷川貞治FEG代表が出席。これまでの経緯を説明した。
とにかく桜庭本人が出席できただけでもひと安心。再入院はもちろん通院の必要もないとか。
検査の結果、病名は「椎骨脳底動脈血流不全」。幸いにしてこれは脳へのダメージから来るものではなく、桜庭の古傷である首に蓄積したダメージによって引き起こされたもの。医者の診断によれば「レスリングをやっていた高校の頃から痛かった」(桜庭)という首に長い格闘家生活の中でダメージを受け続けたことによって、首の骨がささくれだし、そのささくれ立った骨が血管を圧迫して脳底動脈への血流不全を起こしている疑いだという。例えるなら首のヘルニアと同じような状態で、変形した骨が神経を圧迫した場合には須藤元気のケガのように体にしびれを起こす症状になるが、それが桜庭の場合は血管を圧迫していたとのことだ。
とのことで。「椎骨脳底動脈血流不全」とは何か。
めまい 頸性目眩その1(血流障害、首の運動による一過性狭窄)(耳鼻科50音事典)
体のバランスを取る耳の器官の前庭(内耳)へ行く血液は血管が椎骨(首の骨すじ)に沿います。そこから血流が一部内耳に入ってきます。この血流に血管狭窄もしくは動くことで血流が一時的に狭窄されたら、内耳血流循環不全が起こり目眩が起こります。椎骨動脈血流不全ともいいます。
以前からたとえば、ある一定の手の動かす動作で手がしびれる、手に行く血管、もしくは神経の圧迫などがある人もいます。これもこの血流不全などの関係として大きいのです。
それをもし耳鼻科の先生にお話するともしかすると整形外科の領域かも知れないとして紹介すると思います。
富山大学 脳神経外科学 めまい・ふらつき
もう一つの頚性めまいは、首の血管の異常によるめまいで、椎骨脳底動脈血流不全とよばれます。脳に血液を送る動脈(椎骨脳底動脈)は首を通っており、この動脈を骨や筋肉が圧迫したり、動脈硬化で血流が悪くなった場合にもめまいがおこります。これは、同じ頚性めまいでも、脳卒中の前ぶれとも考えられ、脳卒中に準じた治療が必要なこともあります。
本当に安静にしていれば治るのか? 通院の必要はないのか? 通常は50歳以上の人に見られる症状なのだとか。サクの“首年齢”は50代以上ということか・・・。
本人は大晦日出陣を示唆していますが、心配ですね。
なるほど。入院で首のささくれは完治したんでしょうかね。だからこそ通院も必要ないのでしょうか。
医師の言ってることでも「本当かよ?」と思っちゃいますよね、今回は。普通の生活する上では支障なく完治するんでしょうけど、普通の商売じゃないだけに・・・。