
Past, Present, and Future: HDNet’s Michael Schiavello Breaks Down Dream(MMAWeekly)
HDNetで『元気ですか!! 大晦日!! 2011』のコメンテーターをするマイケル・シャベローが同大会についてコメント。
――ジャパニーズMMAに限らず日本全体で起きた出来事によってこれまでのDynamite!!とは異なる大晦日イベントになりそうですか?
「大晦日にこれだけの大型イベントを開催するのは日本人の決意、品格、精神、格闘技愛を実証することになるだろう。日本人はとても誇り高いし、このイベントは『私たちはここにいるし、決して立ち去ることはない。私たちにはまだ底力があります』ということを世界中にアピールすることになると思う。『元気ですか!!』というタイトルにはそういう意味がある」
――MMAとK-1のミックスルールの試合もありますが、今年はIGFのプロレスも行われます。その他の試合と上手くフィットすると思いますか?
「プロレスは日本の大晦日イベントと上手くフィットすると思う。現在消滅した『Dynamite!!』は格闘技の祭典だったし、大晦日は何でもアリだから異なるスタイルの試合もあった。ランキングや評価を無視した面白くで純粋なエンターテイメントだった。桜庭和志、柴田勝頼のタッグや藤田和之 vs. ピーター・アーツのプロレスには興奮してるし楽しみだ。日本の大晦日は全てが楽しみだ」
――アンダーカードには川尻達也、桜井“マッハ”速人、藤井惠も出場します。日本のスター選手を確保することは団体にとってどれだけ重要なことですか? また彼らは勝てますか?
「全てのカードが実に日本的だし、それは必然だった。年間最大の格闘技の祭典は日本の格闘技界の真の復活になる。それはMMAに限った話ではなく、ファイター全員に言えることだ。そして『私たちは大丈夫ですし、このスポーツも大丈夫です。私たちはこれからも闘い続けます』とアピールすることになる。川尻、桜井、藤井らはレジェンドだ。日本のファンが試合を見たいし、これからも見続けたいファイターだ。ジャパニーズMMAを世界にアピールするためにも彼らは必勝を義務付けられている」
――バンタム級グランプリが見落とされがちですが、ここまでかなり中身の濃い面白い試合がありました。ベスト4についてどう思いますか? また誰が優勝すると思いますか?
「正直言って準々決勝の時はそれほど興奮できなかった。ショッパイ試合もあったが結果的に素晴らしいシリーズだと認めざるを得なくなった。ひょっとしたらDREAMのグランプリの中でも一番面白いかもしれない。ベスト4に弱い選手はいないが、私はビビアーノ・フェルナンデスが本命だと思う。DREAM.17で大塚隆史に41秒で勝った時は大喜びしてしまった。レフェリーが確認する前にあんなに早く選手が落ちる試合なんて滅多にあるもんじゃない。私はフェスナンデスと、今成正和の2人のサブミッションファイターに注目している」
――高谷裕之 vs. リオン武と青木真也 vs. 北岡悟の2つのタイトルマッチについての見解を聞かせて下さい。
「青木 vs. 北岡はクラシカルな試合になる可能性がある。互いに退屈な試合をするつもりはないと思う。青木の高いサブミッションスキルと北岡のレスリングパワーの闘いだ。フェザー級タイトルマッチは理論的には好カードだ。リオンは宇野薫戦の強烈な勝利を含め3連勝中だし、高谷もここ1年半のDREAMで最高のKO勝ちをしている。これらはMMA至上主義者が大いに期待すべき試合だ」
――メインイベントはストライクフォースやM-1で厳しい試合を経験してきたエメリヤーエンコ・ヒョードルの日本凱旋試合で対戦相手は石井慧になります。彼はPRIDE時代と同様にヒーローやスターとして復活することになりますか?
「それは私も聞きたい質問だよ。ヒョードルは毎年大晦日は日本で試合をしてきた。日本人はヒョードルのことが好きだし、2007年の『やれんのか!』で試合をしてから評価が落ちてたとしてもこれまで通りファンやメディアから歓迎されると思う。石井はMMAで実力を証明しきってないが、大きなステップを歩み始めている。そしてこれはヒョードルにとってかなり巧妙な試合だ。石井は噛ませ犬ではないが、経験豊富というわけでもない。石井は若くてハングリーだし全盛期を過ぎているわけでもない。石井はメディアの注目を集めることができるし、試合について面白おかしく話すこともできる。石井には強力なパンチが無いのでヒョードルをノックアウトチャンスはない。総合的に見てヒョードルが勝って素晴らしい大会を締めくくるには完璧な対戦相手だ」
――これはDREAMの命運を左右する大会になりそうですか? 大会の成否は2012年に影響すると思いますか? DREAMは生き残って来年も大晦日イベントを開催できると思いますか?
「DREAMの運命を左右する大会になるだろうし、これは本当のテストになるだろう。DREAMは今大会のために最大限の努力をした。彼らは大会の顔役としてアントニオ猪木というスターの力を利用した。彼らはヒョードルを復帰させた。青木、川尻、長南、北岡、桜庭、藤井、柴田、石井と日本人が見たいファイターを揃えた。そして会場をさいたまスーパーアリーナにした。これらを全てFEGの協力抜きでやった。それはまるで『ジャパニーズMMAここにあり』というメッセージをDREAMが送っているようでもある。彼らは2012年にも大晦日で大会を開催するだろうし、マヤ暦の予言(2012年人類滅亡説)が間違っていることを証明してくれるだろう」
日本の格闘技ファンとしてお礼を申し上げます
手の平返しっぷりがすごい!笑
まあ実際KOされるだろうけど…
ヒョードルにも復活してほしいけど
ヒョードルに勝ったともなればメディアも黙ってないだろうし、ジャパニーズMMA の復興にもつながるはず。
コメントもしっかりしてるけど
今日本人が観たい選手は
UFCにいる
正しいお祭りの盛り上げ方だと感心しました
猪木じゃないですけどバカになって楽しむ姿勢も
日本の格闘技復興に必要なのではないかと思ったり
新日の東京ドームで「アルティメットクラッシュ」と称してキング・オブ・パンクラス無差別級選手権試合、ジョシュ対高橋義生やったけど、あれはMMAじゃないかな。
試合の前に「ただいまから、リングのスプリングを外しますので少々お待ち下さい」アナウンスがあった
俺的にはあまり好きなやり方ではないけど、それでもありがたい。
で、UFCは確かに凄いけど、体育会系TVの方がドキドキすることもある。
パンクブーブーが選ばれた理由がわからない私は、そんな事を感じる時がある。
UFCで連戦連勝、
試合ごとに急成長
タイトル獲得して、
DREAM電撃移籍!
他の大物UFCファイターも石井を目指してDREAM凱旋!
第二次日本格闘技黄金時代突入~
この神パターンこないかなー
嫌な予感するなあ
UFCはタイトルもったまま移籍できませんよ。
残念ながら。
契約でタイトルマッチやらないとダメなはずです。
なるほど!失礼しました(^ ^)
これ読んで観たくなったし楽しみになった