2011年09月24日

MMA 1万1886試合を分析して分かった勝ちパターン、負けパターン

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Some guy took 12,000 MMA fights and fed them to a computer, Here’s what he discovered...(MiddleEasy)

Betting on UFC Fights – A Statistical Data Analysis(Vik's Blog)

 あるブロガーがSherdogに掲載されているUFC 1390試合、MMA 1万1886試合を分析して試合の勝ちパターン、負けパターンのデータを掲載しています。

UFCの勝敗パターン

・32歳以上のファイターは負ける可能性が高い…277試合中173試合(62%)

・6試合以上TKO勝ちしているファイターが32歳以上のファイターと対戦すると勝つ可能性が高い…60試合中47試合(78%)

・日本から来たファイターは負ける可能性が高い…51試合中36試合(71%)

・2回以上KO負けしているファイターは負ける可能性が高い…84試合中54試合(64%)

・3回以上連続で判定勝ちしており、対戦相手より3%以上身長の高いファイターは勝つ可能性が高い…38試合中32試合(84%)

・3回以上連続で判定勝ちしているファイターは勝つ可能性が高い…235試合中142試合(60%)

・レスリングがバックグラウンドにないファイターがあるファイターと対戦すると負ける可能性が高い…212試合中136試合(64%)

・6連勝中以上でそのうち判定勝ちが3回以下のファイターは勝つ可能性が高い…39試合中30試合(77%)

・年齢が対戦相手より3歳以上若いファイターは勝つ可能性が高い…556試合中324試合(58%)

・210日以上試合をしなかったファイターは負ける可能性が高い…276試合中162試合(59%)

・対戦相手より3%以上身長の高いファイターは勝つ可能性が高い…274試合中159試合(58%)

・サブミッションで敗れた回数の少ないファイターの方が勝つ可能性が高い…522試合中295試合(57%)

・6敗以上しているファイターは負ける可能性が高い…291試合中172試合(60%)

・18勝以上して2連敗していないファイターは勝つ可能性が高い…126試合中79試合(63%)

・連敗中のファイターは負ける可能性が高い…906試合中514試合(57%)

・1度もTKO勝ちのないファイターは負ける可能性が高い…164試合中90試合(55%)

・ジャクソンズMMAのファイターと対戦すると負ける可能性が高い…63試合中38試合(60%)


MMA全体での勝敗パターン

・15勝以上して勝率が50%以上のファイターは勝つ可能性が高い…307試合中239試合(78%)

・対戦相手がアメリカ人だと勝つ可能性が高い…1303試合中803試合(62%)

・2連勝以上しており対戦相手が前回の試合で負けている場合は勝つ可能性が高い…1049試合中709試合(68%)

・4連敗中のファイターは負ける可能性が高い…501試合中345試合(68%)

・5連勝中のファイターは勝つ可能性が高い…2960試合中1797試合(61%)

・対戦相手よりも3連勝以上しているファイターは勝つ可能性が高い…4764試合中2831試合(59%)

・7敗以上しているファイターは負ける可能性が高い…4547試合中2551試合(56%)

・柔術がバックグラウンドにないファイターがあるファイターと対戦すると負ける可能性が高い…568試合中334試合(59%)

・5回以上サブミッションで負けているファイターは負ける可能性が高い…1982試合中1166試合(59%)

・ミドル級ではより最近試合をしたファイターの方が勝つ可能性が高い…446試合中272試合(61%)

・ライト級では6フィート以上身長のあるファイターが勝つ可能性が高い…83試合中50試合(60%)


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posted by ジーニアス at 14:18| Comment(14) | TrackBack(0) | 海外格闘技 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
・日本から来たファイターは負ける可能性が高い…51試合中36試合(71%)


この現実は、正直辛いね………
Posted by BB at 2011年09月24日 14:28
これはすごいですね。
オッズに影響しそう
Posted by なお at 2011年09月24日 14:43
野球とかでよくある○○がホームランを
打った試合では○連勝!みたいなもので
真剣に考察する程の意味はないのが大半ですね。

そりゃ、ホームラン打ったら勝つ可能性高いわ、みたいな。
そりゃ、連勝してる選手は勝つ可能性高いわ、みたいな。
Posted by きっち at 2011年09月24日 14:52
全く意外性がないなぁ
Posted by a at 2011年09月24日 15:02
126.159.69.190
Posted by K at 2011年09月24日 15:20
UFCで勝利するには判定試合でも競り勝てる粘り強さ、レスリング技術、若さ、それに適度な試合感覚と身長も加わればなお良しといった所でしょうか。
あとはジャクソンズMMAの門を叩けば完璧ですね。

MMA全体で見た場合だと経験の差や選手の勢い、柔術経験の有無が勝敗に結びついてるのが興味深いですね。
勝敗の傾向を記録したデータという事で、もちろん一概には言い切れないとは思いますが。
Posted by ポニー at 2011年09月24日 15:26
はたしてこんなデータを気にしながら観戦しているファンはいるのだろうかw
あるブロガーの楽しみ方は、また違っているんでしょうね。
Posted by むぅ at 2011年09月24日 15:50
うすうすと勘付いてはいたことを数字に出されると辛いねw
Posted by zkakuz at 2011年09月24日 17:19
面白い
ついでに体重とかも知りたかった
Posted by ある at 2011年09月24日 18:14
もしやるなら、全選手のバックグラウンドから、ムエタイ、レスリング、柔術のそれぞれをベースにする選手同士の相性を全パターン出してほしかったな~
Posted by 2階からプランチャー at 2011年09月24日 19:55
 MLBなどのセイバーメトリクスから見れば、まさに素人の数字遊びにしか過ぎないわけですが、件のセイバーメトリクス自体がマニアのデータ解析からはじまっているので、今後、もっとまともなデータ解析手法につながる可能性はあるかもしれませんね。
 マネージメントやプロモーションを生業としている側に、セイバーメトリクス的データ解析を売り込んでいるやつはすでに居るんではないかという気もしますけれど。
Posted by bss at 2011年09月24日 23:05
日本からきたファイターってのは日本人のことを指してるのか?それともこれまで日本を主戦場に戦ってきたファイターのことを指しているのか、どっちなんだろう。
Posted by ken at 2011年09月24日 23:08
メジャーリーグの分析結果みたいだな。
Posted by りっち at 2011年09月25日 14:00
日本から来たファイターは…の項目に関しては、

日本から来たトップファイターという定義にすると
一番最初の、『32歳以上の選手は負ける確率が高い』という項目に
ほとんどの選手が年齢で引っ掛かってますので、

『日本から来たファイターは負ける確率が高い』は
それ以外が原因の事が多く、
なりたたないと勝手に思いました。

あと今日の結果で、マーク・ハントが
ほとんどの項目をくつがえしちゃって勝っちゃってますね(笑)
Posted by D at 2011年09月26日 01:42
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