2011年09月01日

ダナ・ホワイト「日本のプロモーターが桜庭和志を潰してしまった」

国家と犠牲 (NHKブックス)
国家と犠牲 (NHKブックス)

Dana White: Japanese Promoters Ruined Kazushi Sakuraba(FightLine.com)

 The MMA Showでダナ・ホワイトが以下のコメント

・「私は桜庭和志の大ファンだ。サクラバ・ストーリーについての問題はこうだ。彼は本来ウェルター級で闘うべきだったが、その代わりに2階級重い相手にジャパニーズ・フリークショー・ファイトを強いられたことで潰されてしまった。結局彼が日本で最も偉大なファイターなのかどうかは分からずじまいになってしまった。日本人が彼のことを潰してしまったんだ」

・「それはどのスポーツでもあることだが、違う時代の偉大な選手を比較しようとするものだ。今言ったように私は桜庭の大ファンだが、真っ当なキャリアを歩んでいれば彼が日本の歴史上最高のファイターだったかどうかを我々は知ることができたし、今現在日本に限らずその他の国でもスーパースターと認識されることに異論はなかっただろう。それだけに残念だ」


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posted by ジーニアス at 13:57| Comment(58) | TrackBack(0) | UFC | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さすがダナ、超正論
しかし日本では古くからのプロレス文化が根付いてしまったせいで競技としてのMMAは不可能なのです

Posted by 榊原 at 2011年09月01日 14:07
日本のMMAは元プロレスファンが多くて、ダナの言う「ジャパニーズ・フリークショー・ファイト」だったらからPRIDEは人気が出たんだと思う。
今はUFCを見てファンの考え方は変わって来てるけど。
Posted by 烏龍茶 at 2011年09月01日 14:16
いや、日本で最も偉大なファイターだと認識されてるでしょ。
Posted by コウ at 2011年09月01日 14:25
せつない
ダナPRIDEで活躍してた選手大好きだもんな

適正体重のサクがケージで外国人ばったばった締め上げてるの観れたかもしれないと思うと...

Posted by MB at 2011年09月01日 14:31
アメリカの方がプロレス文化が古くて、規模も大きいのだから、MMAが不可能と言うのは違うと思うが
Posted by しまうー at 2011年09月01日 14:32
プロレスの方が受け入れやすかったのはアメリカも同じ。
長い視野でMMAを徐々に浸透させてきたのがUFC、目先の話題を優先した末に視聴覚の目が肥えずファンも定着せずに衰退したのが日本のMMA。
Posted by TT at 2011年09月01日 14:32
サク本人が「階級は2つあればいい」って言ってんだからしょうがない。
Posted by ディック高橋 at 2011年09月01日 14:50
アメリカではUFCやMMAは野蛮だって事でかなり弾圧を受けてたし今も受けてる
はじめはかなりフリークショウ的な部分も多かったし
しかし徐々に競技性を高めていき、同時にTUFなどのわかりやすい企画で一般にも浸透させていった。
一方日本は格闘技にははじめからあまり抵抗無く受け入れられたにもかかわらずK-1、PRIDEともに競技性に欠ける目先の派手さや贔屓選手の優遇などに走り結局今のようになった。
一般人はブームが過ぎただけで何とも思ってないが格闘技が本当に好きになったファンは私も含め日本が、日本人が格闘技の中心に入れたかもしれないと思うと残念でしかたがない。
これから新たな日本人選手が本当の意味での世界で活躍するのを見守りたい。
ミドル以下の階級に最低一人は日本人こんテンダーやチャンピオンがいるようになるとファンとしては嬉しいな。
Posted by MB at 2011年09月01日 14:55
日本もアメリカもフリークショー・ファイトからスタートしたのは同じ。
ダナはそこに秩序と競技性を導入した。
日本のプロモータは「お茶の間向け」とか、すぐに銭を稼げるやり方を重視した。
長い目でMMAを育てたダナの方が何枚も上手。
TUFとかも、日本MMAの「お茶の間向け」より数倍一般人にウケたしな。
Posted by ダナすごい at 2011年09月01日 15:07
フリークとかいちいち発言が鼻につく野郎だな。桜庭がミドル級でやりたいからその階級にいたんだろうが。テメェの発言が全て正論だと思って話してんじゃねぇよ。
Posted by ウザ at 2011年09月01日 15:26
日本のプレジデントにもこのくらい桜庭を愛してほしかったもんダナ
Posted by さくちゃん応援団 at 2011年09月01日 15:30
すみませんが訳文に疑問があるのですがよろしいでしょうか。
「違う時代の選手を比較しようとすることは素晴らしいことだ」の部分は、素晴らしかった選手と違う時代の時代の選手を比較すること
「日本に限らずその他の国でもスーパースターと認識されていただろう」の部分は、今現在日本に限らずその他の国でもスーパースターと認識されていることに異論はないということを言っているのではないかと思うのですが。
自分の勘違いでしたら申し訳ありません。
Posted by teddy at 2011年09月01日 15:40
どちらもエンターテイメント性をベースに始めたが、アスレチックコミッションとの問題(協会からの認可や助成金)やギャンブルの対象となるためにUFCはスポーツ、競技化してそれが成功へ導いた。

日本はそのままエンターテイメント路線を続け、よりイベント色を強くしてしまった(K1に限っては劇場化ですけど)事が今日発生しているジャパニーズMMA衰退の理由の根源にある気がするんですけど。

どこかで日本のMMAがスポーツ化するタイミングはあったあとは思うんですけどね。(個人的にはPRIDEヘビー級GP終了前後あたりかなと)

確か昔の紙プロのバラさんインタビューでも競技化しないとMMAは生き残れないみたいな事言ってましたね。

長文失礼しました。
Posted by 名無し at 2011年09月01日 15:50
プロレス文化ではなくて、武道の無差別主義が大きく関係してると思うよ。
Posted by hifumi at 2011年09月01日 15:55
ダナホワイト最高!
総合格闘技が全部UFCになればいい!
アマチュアから全部世界中でやって欲しい!

もう団体は一個でいいし、これからは団体間の壁や大人の都合で真価を確かめられない選手達がなくなるのを願います!
Posted by 旦那がダナ at 2011年09月01日 15:56
桜庭はウエルターどころかミドル(PRIDEで言うところのウエルター級)
にも落とすのが嫌でPRIDEを離脱した訳ですから、
決して主催者だけのせいではありませんよね。
Posted by ふぅ at 2011年09月01日 16:33
日本には言論統制めいたこともあるし、マスゴミは提灯記事でナアナア体質。格闘技に限らず改革するときは他国からとやかく言われないと動かないというのがガラパゴス・ジャパン。

桜庭がかわいそう。とくにFEGは最悪だったし、秋山は酷いことをした。
Posted by きりの at 2011年09月01日 16:36
ダナは嫌いだけど、今回は正論。
桜庭はスターだったし、レジェンドだ。

世界中の人にそう認識してもらえたら、本当にうれしい。
Posted by だなホワん at 2011年09月01日 16:37
これはどちらかと言うと桜庭本人の意識の問題だと思います。
時代のタイミングの事もありますしね。

一度目のミドル級GPはともかく、アローナ戦のあった二度目のGPの時は、やはり下の階級でやった方が良かったかも知れませんが、もし本人にその意志が無いならば仕方のない事ですし。
無理矢理食べないと体を維持出来ないとは言ってましたが、シウバ戦に拘っていたようですし実際の所はどうだったんでしょうか。
結果的にK-1移籍のタイミングで階級を下げましたが。

ダナの言う事は正しいんですけど、今の常識を基準で語るのはちょっと違うと思いますね。
ミノワマン関係の無差別級はフリークショーかも知れませんが、当時の桜庭の無差別級的な戦いはフリークショーという空気では無かったと思います。
Posted by ケニー at 2011年09月01日 17:20
日本MMA衰退の理由ですが、皆さん根本的な部分を抜かしちゃってるような気がします。
日本マネーではアメリカマネーには到底敵わない、これにつきると思いますけど。
Posted by まりんば at 2011年09月01日 17:29
桜庭を擁護する姿勢はいいと思うけど、桜庭が壊れたのは主催者のせいかどうかは疑問です。
壊れたことの始まりは、シウバとの連戦やアローナとの対戦と思ってますが、それは上でもありますが、桜庭の希望もあると思いますけど。
Posted by mm at 2011年09月01日 17:37
まさにこれがUFCがPRIDEより優れている点ダナw更にもう一つ上げるとPRIDEよりUFCのほうが選手に分け隔てがなく公平だ。
Posted by ふむふむ at 2011年09月01日 18:00
関係ないけども、久しぶりに桜庭VSミルコを見たら、桜庭がミルコを圧倒しまくっててビビった。やっぱり桜庭は凄まじい。

00年頃の桜庭にちゃんとしたコーチや練習環境、現代MMA技術があればディアス兄貴あたりならぶっ倒しちゃいそうな気がしてならない
Posted by k. at 2011年09月01日 18:02
桜庭の著書とか見ると、やっぱり重い相手とやるのは本人も嫌だったみたいですね。ただ逃げたと思われるのはもっと嫌だったり、シウバやアローナに負けっぱなしで階級下げるのが悔しかったんじゃないでしょうか。個人的にはそんな彼をたしなめ、適切な選手と試合させてもらえるよう動かないといけないはずの高田が、一番いけなかったんじゃないかなって思います。
Posted by sin at 2011年09月01日 18:11
良い悪いではなく、人気選手を消費し結果潰してしまうのは、全ての格闘技プロモーターが負うジレンマのようなものでしょう。
強く引退を迫れるかを除けば、パルヴァーやリデル然りダナも似たような一面があったように思いますね。

何より桜庭が重い階級での試合を望んでいたのも、現役続行に拘るのも、本人が負けず嫌いで強い意思を持ってるからでは。
そういう事情を考慮すれば、桜庭が無茶な試合をやっていた理由を全て日本人のせいには出来ないと思いますね。
ダナも今だからこういう事が言える訳で、ヴァンダレイとやってた頃の桜庭に同じ事は言えなかったでしょうし。

あと放送環境の違いなど日本とアメリカの市場形態は別物なので、単純比較はさすがに無理があるのでは。
上で触れてる方がいますが日本は武道が根源にある国なので、こと格闘技においてはアメリカと同じやり方が通用したとはちょっと思えないです。
Posted by ポニー at 2011年09月01日 18:11
古いことをいつまでもネチネチと蒸し返して
UFC上位概念を植え付けたいのかね?
Posted by さやあなひ at 2011年09月01日 18:17
適正体重だけで戦っても、PRIDEはあんなに人気でたんかなあ。。?
Posted by あきさん at 2011年09月01日 18:28
ダナだって日本でプロモーターやってたら、PPVで稼げないから民放での人気取りに振り回されてただろうよ。
経営能力の差も確かにあるだろうけど、それ以上に市場の差が大きい。
Posted by F at 2011年09月01日 18:46
MMAとして確率する前
創世記・神話の時代

「プロレスラーは本当は強いんです」この一言にファンは夢を見たんです

Posted by A・A at 2011年09月01日 18:48
サクが連勝してる頃、ウェルターなんていう階級自体が無かったからなぁ。つまりはミドルが最軽量だったという。
武士道で始めたけど、格下感は否めなかった。サクは体重落とすというより、そういう格を落とすのがイヤだったんだと思う。
UFCですら、軽量級がメイン張るようになったのは、つい最近だし。

ていうか、PRIDE潰したお前が言うな、ダナ。
Posted by とみとみ at 2011年09月01日 18:53
プライドは人気がある時にスポーツ化にすれば良かったのだが、その時に究極の色物サップが大人気になってしまったからねぇ
Posted by しまうー at 2011年09月01日 19:04
このコメント数を見ただけでも、どれだけ桜庭選手がリスペクトされているか、よく分かりますね。
Posted by さくら at 2011年09月01日 19:31
榊原は桜庭に「武士道を盛り上げるために武士道で適正階級の選手と試合してくれないか?」とオファーしてたはず。
本人が「ライトヘビー級で試合し続ける」と断り続けてたし…
無差別級GP出場も本人が「絶対に出る!」と言ってたし…
榊原は辞退させるため、GP1回戦の相手にアレキ戦を鬼オファー命じたんでしょw
Posted by wwe at 2011年09月01日 19:32
UFCもTUFブーム以前は人気も無かったよ。それでもダナは一貫して競技性を追求し目先の利益に走らなかったのは立派。結局それが選手が安心して戦える環境にも繋がった。エンターテイメント性や一般層への浸透ってのも大事だけど、日本は行き過ぎたよ。UFCもイロモノたまにやるけど、ジェームストニーもキンボも実力ないって見るや一発で切ったのは凄いね。イロモノにして自分たちのUFCブランドを汚すのがいやなんだろうな。
Posted by ufc at 2011年09月01日 19:35
PRIDEは本当に素晴らしいイベントだったが、同時に問題も多くあった。これは間違いない事実。
ヴァンダレイシウバのタイトルマッチの相手になぜダンヘン、アローナが選ばれず、田村、金原やねん!!…と当時思ったものです。
公平性を多く欠いていた。
アンデウソンを追い出さすことなく、実力主義のタイトルマッチを汲み続ければ、進化した彼がPRIDEの代表選手としてUFCに乗り込む雄姿が見れたかもね…。
まあPRIDE時代の彼からは、今の活躍は想像すらできなかったけど。
Posted by ロック at 2011年09月01日 20:00
早く引退する事を願います。
Posted by CAMARO at 2011年09月01日 20:08
ただただ桜庭が好きです。
桜庭いなきゃプロレス負けっぱなしだったでしょ?
会社のブラジル人に桜庭は『凄い強いね』っていわれて鼻高々でしたよ。
今の戦いに…夢はあるか?
勝った負けたやりたきゃアマでやれ!
ヤッパリプロレスは強いんですよ
Posted by 今でもサクT着てます at 2011年09月01日 21:36
日本人は一寸法師的なストーリーを常に求めているからな~
小さいものが大きいものを凌駕することで生まれるカタルシス。それだけ日本人のコンプレックスの根が深いってことでもあるわけですが。
桜庭自身もエンターテイナーとして、そういうものを見せたかったのでは?

それに、PRIDEに最初から階級が5つも6つもあったとして、あれだけの盛り上がりになったかどうか、ということもありますし。。
Posted by 2階からプランチャー at 2011年09月01日 22:19
 UFCJで優勝した後、そのままUFCに上がっていれば殿堂入りしていたかもなあ。

Posted by k at 2011年09月01日 22:20
UFCの初期も軽量級なんて無かったワケで、ムリに階級上げて試合していた選手はUFCにもいましたし当時の状況を無視して今の基準で批判するのはオカシイというケニーさんの意見に賛成ですね。
桜庭はUFCの元Lヘビー級王者だったヴィクトーやUFCのトーナメント優勝経験のあるメッツァー(今ではLヘビーのリミットのトーナメントでしたが当時は「ライト級」とUFCで呼ばれてました)、UFCの元「ヘビー級」王者だったランデルマンに勝ってますし、これらも今の基準で見れば適正階級を超えた戦いになりますがフリークショーでは無いでしょう。
ヘビー級のトーナメントに参加させられた件については日本のプロモーターまたは日本のファンの責任ですが、実際にダメージを負ってしまったのは桜庭自身がシウバ達のいる階級に拘ったのが原因ですし、また当時はUFCも含めて今でいうLヘビーの方がミドルより数段格上という認知されていた状況が原因とも言えます。スポーツとして確立させようとしているUFCは素晴らしいと思いますが、あのような時代を経過した上で自分たちの競技が成り立っているのを無視して当時をフリークショーだったと言うのは傲慢だと思いますね。
Posted by MMA at 2011年09月01日 22:25
桜庭が居なければ日本のMMA市場は存在しませんでした。
それくらい偉大な選手です。

日本大会にはぜひ桜庭もゲストとして呼んであげて下さい。
Posted by 名無しさん at 2011年09月01日 22:26
今の競技化されたMMAとサクの全盛期を一緒に考えるのが間違い


あの当時のウェルターなんてマッハ意外ほとんど有名選手いなかったし・・・
Posted by zkakuz at 2011年09月01日 22:44
フリークショー・ファイトと呼ばれるかもしれませんが、
PRIDEや初期UFCの方が
今のUFCよりも何倍も胸が躍りました。

UFCはいい選手が揃ってはいますが、
ほんと正直に言えば
今UFCを見ているのは
いい選手が出ているMMA興行が
UFCしかないからです。

もしPRIDEや初期UFCの様な
内容で、しかもいい選手が出ている大会が
あるのなら、
今のUFCは見ないかも。
Posted by アンチ判定 at 2011年09月01日 23:00
ダナがなんと言おうと
今まで自分たちが自分たちの目で見てきたものや信じてきた事を否定されて
悔しくならないのかな?
そりゃ経営で問題があったり中途半端に終わったイベントにサクが出てきたけど
そこに居たサクはウソ偽りのひとつもしてないはず
僕らを熱狂させてくれた姿を

ダナの言う
真っ当なキャリア
とか
日本で最も偉大なファイターなのかどうかは分からずじまいになってしまった。
この意味は、まったくわからない
僕らは、サクの生きてきたのは、真っ当なキャリアで偉大なファイターだと信じてる。

あの頃の熱狂や歓声を思春期の間違いであるかのように
ダナの言う通りとか同意するのもわからない。

サクはパイオニアでありスタンダード
そこは誰がなんと言おうと揺るぎないはず。

最後に
ダナが言う
私は桜庭の大ファンだが
これって、女性が好きでもない人に
○○だけどいい人
自分が嫌われたくない時に使う言い回しじゃないか。
Posted by 剛竜馬 at 2011年09月01日 23:15
あの頃の桜庭は対シウバにこだわりを持っていて
階級を変えるということは考えてなかったですからね
ダナは当時の状況をよく分かっていないのでしょう

ただ過酷なマッチメイクで桜庭が壊れたのも事実ですしね
シウバ戦で大怪我を負った後に復帰戦でミルコと戦いまた大怪我
さらにその後の復帰戦でも満身創痍でこのあたりから
桜庭は如実に衰えていきました
今では完全にドランカーといっていい状態なので周りが止めてほしいと
思うのですが、本人がやる気なら止められませんからね
Posted by 七月 at 2011年09月02日 01:10
桜庭。
どうしても勝たないといけない真剣勝負の世界に《遊び心》を持ち込んだ唯一の選手。
伝説の男なのに、まだ現役。
桜庭を誰がダメにしたか、なんて語る必要もない。
この人はもっと称えられていいんじゃないか。それだけのことをしてきているから。
今のUFCがたまたま注目されているからといって、その視点で見なくたっていいだろう。ばかばかしい。
Posted by 小川 at 2011年09月02日 01:50
日本でも修斗なんかでは、スポーツ競技化された総合格闘技がしっかり存在しているでしょ。アマ組織まであって。でも、それはアメリカではビッグビジネスになるんだけれど、日本ではマニアック扱いされてビジネスにならないんだよね。テレビの体系が違うから。ペイパービューでは400万人みれば大きな収入だろうけど、日本では視聴率わずか4%換算…即打ち切りレベル。入場料収入ではやっていけないのは明白なんだから仕方がない。ましてや、軽量級というのは一般人と体格がさほど変わらないので一般的に迫力に欠けてしまう。桜庭さんがあの階級でやっていたのにはUWFの流れもあるし、ビジネス的にも正解だった。UFC原理主義者に否定されたくないでしょうよ。本人も。
Posted by ぴょん吉 at 2011年09月02日 01:56
桜庭は中大時代68Kg級だった。細長くて全然強そうじゃなかったが、当時からセンスの塊だった。

印象に残っている試合は「PRIDE GP 2000」のホイスとの試合。時間無制限は当時だからできたのだろうが、次のボブチャンチン戦は消耗が激しくまともに試合できなった。当時は興奮したものだが、今思うと選手に過酷な大会だった。

桜庭はただ勝つだけではなく、ドロップキックやモンゴリアンチョップなどプロレス技を出したり、ホイスの道衣を脱がせようとしたり、観客を楽しませてくれた。あの時代にグレイシー4連勝は本当にすごい。あれが彼の一番輝いていた時かな。




Posted by mpr at 2011年09月02日 02:39
戦いは元々階級なんて関係ないんだよ。
ダナの言ってる事を桜庭がやってきたとしたら
桜庭は魅力はなかっただろうし、面白くなかっただろうな。
何でも階級、階級じゃ面白くないだろ?ダナさん?
Posted by 太郎 at 2011年09月02日 05:53
日本のMMA(K-1も)はプロレスの興行論を学び取り、プロレスファンを根こそぎ奪うことで繁栄していった文化です。

桜庭は自身を「プロレスラー」と名乗り、プロレスファンの期待を一身に背負うことで今の地位を築いたのです。

ダナがおっしゃることは正論ですが、それをそのまま実践していたらかつてのブームはなかっただろうし、桜庭伝説も生まれていなかったと思います。

桜庭はあの時代の日本のMMAだから大成できたと思います。全盛期の桜庭をダナがプロデュースしたとしても、あそこまでには到達できなかったのでは?

いずれにしてもアメリカと日本の格闘技文化の違いでしょうね。
Posted by 若瀬 at 2011年09月02日 10:37
「桜庭は適正体重と思われるウェルターで戦っていたら、もっと評価が上がっていただろう。」とだけ言えばいい。ほかは余分だし結果論でしかない。
Posted by bss at 2011年09月02日 11:10
色々なレスを見てると結局日本の格闘技復興期はもう無理だなって感じる。俺は昔のプライドも大好きだったけど競技のUFCの方が好き。結局はトップファイターが戦ってるのを見たいだけ。
Posted by B at 2011年09月02日 12:11
物事には、いろいろな見方や考え方があっていいとは思いますが、そもそも桜庭は「初代タイガーマスク」に憧れて、「プロレスラー」になりたかったわけで、それを「残念」とか「かわいそう」とか同情しちゃうことの方が失礼な気がします。

プロレスは、ヘビーとジュニアヘビー級の分類はありますが、基本的に無差別級だし(メキシコやイギリスは除く。あくまでも日米)、少なくともプロになった時点では「格闘家」になりたいと思ってなかったはず(そもそも、そんなものはなかった)。

例えば音楽の世界で、「今の時代のミュージシャンから見たら子供みたいなもの」なんて、伝説の音楽家を評する人はいません。その時代、時代できちんと評価され、リスペクトされています。

こんなことを言いだすこと自体が、「総合の世界はまだ未成熟だ」とダナ自らが証明したようなものではないでしょうか。
Posted by OZZY at 2011年09月02日 12:12
サクをリスペクトして、秋山に対しての評価も高いダナ。
大晦日の試合の、ダナの見解も聞きたい。
今更だけど。
Posted by 高 at 2011年09月02日 15:47
桜庭UFCへ電撃移籍!!
なんてことがあったら面白いのに。
そしてUFC日本大会で同じく階級下げた秋山と再戦!
コアファンからは批判されそうだけど、すっげー盛り上がるはず。
俺的にはありだけど、まぁ実現するわけないか。。
Posted by おっす at 2011年09月02日 17:49
UFCだって身体の小さいホイスが大きい相手をバタバタ極めていったところから
始まってるじゃんねぇ?
Posted by ISAMU at 2011年09月02日 18:03
>桜庭がミルコを圧倒しまくっててビビった
あの試合は眼窩底骨折さえなければ、日本人ファイター
唯一のミルコ越えになってたと思いますね。
77㌔の必要はない、83㌔クラスが始めからあれば、
アンデウソンに先立つ事5~10年前の、この階級最初の
パウンドフォーパウンドには、桜庭がついていたのは
間違いないでしょう
Posted by いぇい! at 2011年09月03日 01:37
ダナの愛はわかるけど、望んだのはサク本人ですからね。
ウェルターに説得し続けた関係者がかわいそう。
Posted by     at 2011年09月04日 16:04
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