大相撲の横綱朝青龍の兄スミヤバザルさん(32)が13日、モンゴルの祭典「ナーダム」の相撲大会で初優勝し「兄弟横綱」が誕生した、と名古屋場所中の横綱に連絡が入った。
今年はチンギス・ハンのモンゴル帝国建国800周年を記念し、1024人によるトーナメントに。日本の総合格闘技参戦経験もあるスミヤバザルさんは10連勝し、大関を飛び越しての横綱就位が認められた、という。
過去4度決勝で涙をのんだ兄が悲願を達成し、朝青龍は大喜び。「出番前なのに涙ボロボロ。早く電話してお祝いしたいよ」。旭鷲山を2秒8で片づけていそいそと帰っていった。
朝青龍は電車道で5連勝/名古屋場所(日刊スポーツ)
横綱朝青龍(25)が、難なく5連勝を果たした。平幕の旭鷲山を鋭い突き押しの電車道で押し出し。わずか2・8秒で料理した。兄で元K-1ファイターのスミヤバザル氏が、この日のモンゴル相撲全国大会(ナーダム)で初優勝。横綱に昇進した朗報を、取組前に聞いた。「兄弟横綱の誕生だ。うれしくて涙がこぼれたよ」と、自分の白星よりも、兄の活躍に感激していた。
なんとΣ(゚∀゚;)!! 朝青龍とブルーウルフの兄貴にして、K-1と新日本プロレスのリングにも上がったことのあるドルゴルスレン・スミヤバザルが、モンゴル相撲のトーナメントで優勝、横綱になっちゃいましたよ!! いやぁ、めでたいめでたい。
ちなみにスミヤバザル兄さんの日本での格闘技戦績はこちら。
ドルゴルスレン・スミヤバザル(FEG_選手プロフィール)
えー、そんなわけで3戦全敗です(^ω^;)。まぁ子安戦はK-1ルールだったから仕方ない。総合ルールの相手も高阪剛とボブ・サップだったから仕方ない? TKとの試合は観に行きましたけどね、TKは何もしてないのにグランドの展開になったらスミヤバザルが勝手に左腕負傷して自滅。不完全燃焼極まりない試合でした。サップ戦も
ホイスが兄ヒクソンのことを「僕の10倍強い」と言ったことに習って(?)、ブルーウルフや朝青龍も「僕より強い」って言ってたはずなんですけど、その片りんすら窺うことが出来ませんでした。幼少のころは1歳違えば体力も違うので、その頃のこと言ってたんじゃねーの? と思ったものです。ところが実際に強いことが証明されたわけですな!
プロレスにもトライしたことがありました。私は1試合しか記憶にないのですが・・・。
新日本プロレス「NEXESS」第5試合(スポーツナビ2004年5月3日)
新日本プロレス「NEXESS」第5試合 試合結果(新日本プロレス)
第5試合 モンゴル相撲vs大相撲 30分1本勝負
ドルゴルスレン・スミヤバザル、○ドルゴルスレン・セルジブデ
(8分32秒 モンゴル・ハマー→片エビ固め)
天龍 源一郎、×ミング
ドルゴルスレン・セルジブデよりもブルーウルフ、ミングよりもキング・ハクと言った方がしっくりくるかとは思いますが。無難にこなしてたと記憶しています。朝青龍も観戦してました。
ドルゴルスレン・スミヤバザル(新日本プロレスオフィシャルWEBサイト -選手名鑑-)
12歳からモンゴル相撲を始め、現在はモンゴル相撲の関脇。レスリング・フリースタイルのモンゴル代表としてアトランタ(100キロ級)&シドニー(130キロ級)両五輪に連続出場。アトランタ大会では一回戦で現WWEのカート・アングルと対戦し、惜しくも0-1の僅差の判定で破れたものの、同大会で金メダルを獲得したカート・アングルと互角の勝負を演じたことにより、一躍脚光を浴びた。スミヤバザルは言わずとしれた格闘一家・ドルゴルスレン家の次男。二人の弟、ブルー・ウルフと朝青龍を例に挙げるまでもなく、その優秀な血筋は十分に伺える。さらには弟たちに口を揃えて「兄(スミヤバザル)の方が強い。兄弟の中で最強。アマレスやモンゴル相撲では一番」と言わしめるあたり、格闘能力の底知れぬ高さを感じさせる。03年1月27日には、モンゴル・プロレス協会(MWA)の会長として、新日本プロレスと業務提携を結んだ。03年6月頃にモンゴルで初のプロレス興行を計画している。
金メダルを獲ったカート・アングルと僅差の判定という輝かしい戦績。当たり前だが本業のモンゴル相撲とはルールが違うのにこの戦績はやっぱり凄い。そして、モンゴル相撲の方は関脇だったのが今回の優勝で横綱と。素晴らしい。
モンゴル・プロレス協会会長・・・そ、そういえばブルーウルフが帰国したのも表向きにはモンゴル・プロレス協会のためだったはず。でも兄貴は横綱になっちゃったからプロレスどころじゃないのでは? それに日本の大相撲みたいに地位や収入は約束されているでしょうから、プロレスはどうでもいい? どうなるブルーウルフ? どうなるモンゴル・プロレス協会?
[※7.14 18:30追記]
スミヤバザルが伝説の『アルティメット・ロワイヤル』に出ていたことをすっかり忘れてたぁぁぁ(※RA面万さん、ご指摘ありがとうございました)!!! サップ戦もトンチンカンなこと書いてて昼にちょこっと訂正したし。本来なら『アルティメット・ロワイヤル』ネタを中心に面白おかしく書くべきでしたね。不覚でした。K-1での試合も含めてリンク張っておきます。
新日本プロレス「ULTIMATE CRUSH」第5試合(スポーツナビ2003年5月2日)
K-1 JAPANスペシャル K-1 BEAST 2004 ~新潟初上陸~ 第8試合(スポーツナビ2004年3月14日)
K-1 WORLD GP 2004 in SEOUL 第2試合(スポーツナビ2004年7月17日)
闘魂祭り WRESTLING WORLD 2005 1月4日(火)東京ドーム試合結果(新日本プロレス)
【その他気になったニュース】
横綱といえばこの人を忘れてはいけません。
曙リベンジへ、チェ・ホンマンと3度目の対戦=7.30K-1(スポーツナビ)
曙VSチェ・ホンマン 宿命のリベンジマッチが決定!!(FEG)
私の予想に反してK-1の方でしたか。なんで「宿命」なんだよ(笑)。1勝1敗の「ラバーマッチ」なら宿命かもしれないけど、2回とも完敗しているのに・・・。こういうカードを組むFEGの意図が解らん。秘策はあるのか? FEGのサイトにはこんな曙のコメントが載っているが。
「打撃は佐山(サトル)先生に教わっています。技術だけでなく、メンタル面でも助かっています」と曙。
なんだって!? 「ダイエットに100回失敗した男」佐山さんが教えてるって!? せっかく減量が上手くいってるのに佐山さんがいたらリバウンドの危険性が・・・(苦笑)。曙さんのそばでチョコレートパフェ食ったりしないだろうね?
K1スターのチェ・ホンマン、バラエティー番組で怪力ぶりを披露(朝鮮日報)
一方対戦相手のホンマンはこんなことしちゃってますよ(笑)。「また曙とやるの? じゃあバラエティー番組のスケジュール入れても大丈夫か!」ってな心境でしょうか(;´∀`)。
●ところで札幌大会は当日放送しないならいつ放送するんだ?/人気ブログランキング
ちょw
それにしても復帰場所という事を忘れさせる充実ぶりが凄い。もっとも重量級との取組が正念場だろうけど。
すぐに校閲して書き直したんですけど、早いですね(笑)。昨日「日韓ワールドカップ」のことを書いたので変換の順番が日韓が先になったんですね。
お前、この試合みてないだろ?
あー、この試合もスミヤバザルの自滅でしたね。勘違いしてました。K-1の地上波中継は全て見てますので「見てない」ってことはないですよ。うろ覚えだったのにキチンと確認しなかった私が悪かったです。ご指摘ありがとうございました。年間何試合も見て、年齢とともに忘れっぽくなってるので(苦笑)、たまにはこういうこともあるということでお許しを。重ね重ね感謝します。でも次からは「お前」呼ばわりは勘弁していただきたいものですね。
にしても、「日韓スポーツ」の件といい間違いが多いな・・・。
私だったら無礼なコメントは削除して、黙って記事を書き直しますけどね(笑)。
ネチケット(死語)の無いDQNの場合は特にね。
管理人さんの脳内で無かったことになってます?^^
ってか永田さんに総合で負けた唯一の人なのかも
○ドルゴルスレン・スミヤバザル
5分46秒
袈裟固め 長井満也×
○永田裕志
1分53秒
TKO
ドルゴルスレン・スミヤバザル×
ttp://www.njpw.co.jp/result/2005/0104/0104_01.html
あ、曙関連は日本人を倒して喜んでる韓国人が見えるようでうっとおしいですな
で、わざわざそんな鉄板カード組むK1及びTBSがまた一つ嫌いになりましたです はい
いやぁ、せっかく間違いを教えていただいたわけですから、そういうわけには。そういうことをしていたら、誰からも間違いを指摘されないで読者のみなさんから(・∀・)ニヤニヤされるだけですよ。その方がよっぽど恥ずかしいです。
>RA面万さん
いやぁ、アルティメット・ロワイヤルは生観戦しているのにすっかり忘れていました。試合中に笑いすぎたせいで記憶が飛んでいたようです。どうもありがとうございました。そっちのネタをメインにすべきだったと反省しています。
相撲の話ついでに、曙は「体力の限界」で相撲を引退したはずで、「体力の限界」で引退した力士が他のプロスポーツに転向するのは、大相撲に対してもK-1に対しても失礼なコトだと思います。いまさらこんなコト言うてもしかたないんですが…。
角界はハワイブーム、モンゴルブーム、北欧ブームは起きるのに日本人は・・・キビシイですな(;・∀・)。
>「体力の限界」で引退した力士が他のプロスポーツに転向するのは
それ、輪島が全日本プロレスに入団した時から思ってました(笑)。輪島の場合は年寄株を借金の抵当にというアレがあるので自業自得的な部分がありますが、曙の場合は部屋を興したくても資金が足りなかったという事情があったので同情しますね。横綱に昇り詰めた人間の余生が悲惨だったら相撲協会にとっても良くないですよね。