Scheduled to fight at BAMMA, Leonardo Santos focuses on the USA(TATAME)
5月21日にロンドンで開催されるBAMMA 6でジェイソン・ボールと対戦するレオ・サントスがコメント。なお、この試合は昨年8月のSRC 14で山田崇太郎に反則勝ちして以来になります。
――今年の抱負は何ですか? これが今年最初の試合になりますが。
「この試合ができることを神に感謝している。俺は1月に闘いたかったが、いろいろあって実現しなかった。それから多くの打診があったが、どれも実現しなかった。日本で津波が起きたことで消滅した試合もある。SRCが空位のライト級王座を賭けたグランプリを4月に開催するというので、俺たちはそれに向けて予定を組んでいた。俺はそのことに集中していたし闘う準備もできていた。ところが津波が起きて日本も俺の夢も水没してしまった。津波も大会中止も本当に悲しかったよ。だがチャンスを掴むためにいつでも闘えるように練習していた。俺は前向きにオファーを待ち続けた。俺はすぐにでもこの次の試合をしたい。ガンガン試合をしたい。間隔を開けるのは好きじゃない。腕が鈍ってしまうからね」
――津波が起きる前の時点で日本のイベントは危機的状況でした。彼らは再浮上できると思いますか?
「大会を開催してくれることとかつての隆盛を取り戻してくれることを願っているよ。MMA大国だった日本では多くのブラジル人が闘ってたし、日本の人たちは俺たちをリスペクトしていた。ところがこういうようなことが起きてMMAシーンから追い出されてしまうのは悲しいことだ。ある団体に至っては選手にファイトマネーも支払ってない。伝統的なイベントで、もはや当たり前のようにそれが行われている。それは悲しいことだし、彼らが再浮上してくれることを願っている。彼らは戦士だし誰もやらないような大会を開催してきた。そこにはDREAM、SRC、消滅したPRIDEがあった。彼らがしてきたような大会を開催できる人は世界で誰もいないし、匹敵するようなイベントも存在しない。だから彼らには以前の力を取り戻して大規模で一流の大会を開催して欲しい。今の日本にはそれがない」
――彼らは常に素晴らしい大会を開催していましたが、現在は存続が危ぶまれています。日本とアメリカで同じ条件のオファーがあったらどちらを選びますか?
「ビジネスのことや金のことを考えたらスポンサーを見つけやすいアメリカを選ぶね。世界最大のイベントはUFCだし、それはアメリカにあるからね。選手は良い試合をすればUFCからオファーが来るんじゃないかと期待している。みんなアメリカで闘いたいんだ。今回俺はイングランドで試合をするが、いずれは向こうで闘うつもりだ。誰だってそうだよ。だが大規模イベントで闘いたいとかリスペクトされたいという条件なら日本以上のところはない。この素晴らしさを説明するのは難しい。行って体験したことのある人なら分かると思うけど、日本という国は忘れられない所だ」
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日本人の格闘技に対する深い愛情を理解してくれていて嬉しいよ。
それだけに未払い問題が恥ずかしい。
重ね重ね、PRIDEの破綻が痛かった。
格闘技興行でヤクザとの絡みなんて当たり前だし、ボクシングやプロレス、相撲でさえ、
そういう絡みが会った(現在進行形である所もある)のに何でPRIDEだけあそこ迄叩かれて、
追い込まれなければ行けないのか、週刊現代のバッシングには理不尽に感じた。
PRAIDEは明らかに週刊現代の売り上げ向上の為の犠牲にされたと今でも感じてる。
こっちが本音ですよね。
今の日本みたいだ
国民は震災に被災しながら真面目に頑張ってるのに政府がどうしようも無い無能…
海外からも日本国民は真面目だと言われてても政府は信用されて無い、バカにされてる…
本当に未払い問題が恥ずかしいと思います
SRCが活動を再開するようならまた呼んであげてほしいですね。
最後の方もリップサービスではなく体感した事を語ってくれているし
こういう選手こそ日本に来てほしい。
試合の予定が入って無かったら青木選手の相手に来てほしいくらいだ。
しかし泣けます…。
これだけ言ってくれてるだけに
日本の団体の信用をなくす未払いが本当に恥ずかしい。
理解しようと固唾を呑んで見守りますね。柔道やUWFという下地が
見る側の目を成長させてきたんでしょう。
カバウカンチ選手も、日本の妊婦さんにお腹を撫でてほしいと
頼まれたことにすごく感激したそうです。
..勿論全額は無理だろうけど、今まで元気を貰ったファイター日本をきらいになって欲しくない
あと真面目な日本人の癖でしょうか関係者の不祥事をまるで自分事の様に責任を感じている人達が多い印象を受けます。
それは関係者の解決する事でファンは本来の格闘技を楽しむ事が先決ではないでしょうか。
実際レオ・サントスやJZカルバンのようにファンと関係者はきっちり分けて考えてくれる選手がほとんどなわけで、必要以上に我々がくよくよする必要もないと思います。
肩の力を抜いて明るく行きたいですね。