2006年05月19日

案の定(?)エメリヤーエンコ・ヒョードル欠場決定…PRIDE無差別級グランプリ2ndRound

ヒョードル、右拳の負傷が癒えず無念のドクターストップ 無差別級GPに主催者推薦でヴァンダレイ・シウバが参戦!(PRIDE)
 しかしロシアに戻って拳を再検査したところ、右拳に添え木のように入っているプレートを抜くことは難しく、プレートを抜く手術が早くて6月の上旬。そこから傷口を縫合してトレーニングを再開するとなると2ndROUNDまで時間がありません。それでもヒョードル本人は間に合うと言っていたのですが、無理して2ndROUNDに出場して決勝戦を欠場するということになれば、私達としてもダメージが大きいですし、ファンの期待を裏切ることになります。断腸の思いではありますが、医師の意見を受け入れて時間をかけてケガを治そうという結論に至りました。

 やっぱりというか案の定というか・・・。自慢じゃないが、私は「本当は出ないんじゃないの?」と言い続けてきたのが的中してしまった。つーかこれ確信犯でしょ?

エメリヤーエンコ・ヒョードル選手の手術後の回復期間は半年以上続きます。(エメリヤーエンコ・ヒョードル選手公式サイト・2006年01月27日)
すでにお伝えしていますように、エメリヤーエンコ・ヒョードル選手は以前から右手の手術を必要としていました。先日、1月26日の14時にサンクト・ペテルブルグ市の病院でヒョードル選手は手術を受けました。医師たちによると、1時間半続いた手術は無事に終わりました。ヒョードル選手はプレートをつけれられ、それをこれから長い間に渡ってつけなければなりません。当然ですが、手に何らかの負荷を与えてはいけません。専門家の見解では回復期間は6ヶ月以上続きます。

 1月27日の時点で「回復期間は6ヶ月以上」って言ってるんだから、ハナっから無理だったんですよ。

ヒョードル選手はリハビリ期間中も練習したり、弟のグランプリに向けての準備を手伝ったりしています。(エメリヤーエンコ・ヒョードル選手公式サイト・2006年02月10日)

 ヒョードルが奥さんと2ショット。右拳にプレートの入っているレントゲン写真も・・・。
記者:リハビリ期間中は何をする予定ですか?

ヒョードル選手:先ほど話したとおりに、2月は弟と一緒にオランダに行って、その後は医者たちに手を見てもらうために2日間ほどサンクト・ペテルブルグに滞在します。その後はゲストとしてPRIDEの大会に行きます。日本には定期的にゲストとして行きます。4月の初めに、先も言いましたけど、ジャン・クロード・ヴァンダムがロシアに来ます。そして、もう一度韓国でセミナーを開くように頼まれています。6月か7月にアメリカでのセミナーが予定されています。

 2回戦は7月1日だから、7月1日以降ならアメリカでセミナーというのならアリですけど、「6月か7月」って言ってる時点で2回戦に出る気など最初から無かったということになるのでは?

 この件はDSEに落ち度があるとしか思えませんね。ヒョードルは出る気なかったのに、ここまで引っ張ってきたというのは詐欺ですよ。今はイケイケだから許されると思っていたら大間違い。こういう小さなウソ(いや、結構デカイか)の積み重ねがファンの信頼を無くしていくのです。某老舗プロレス団体を見ていれば分かるでしょうに。そんなわけで猛省を促したい。

 で、代役がヴァンダレイ・シウバですか。

無差別級GP参戦にあたりシウバは「無差別級GPにはずっと出たいと思っていた。もちろん誰とでも闘うが、相手も向かってくる、そして自分も向かっていける、ハートのぶつかるような試合がしたい。それこそがPRIDEの闘いだと思っている。それはヘビー級でもミドル級でも関係ないんだ。私は応援してくれるファンのために闘う」という熱いメッセージを残している。

 だったら、どうして1回戦から出て来なかったんだと小一時間(ry。まぁ、ぶっちゃけ事実上のリザーブマッチに勝利したゼンツォフよりもシウバの方が興味が湧く。これでようやく「無差別」らしくもなったし。

 で、見たい対戦カードのファン投票までやり直してます。

PRIDE無差別級GP 2006 2ndROUNDで見たいカードを投票しよう!(PRIDE)

 ちなみにシウバではなくヒョードルとなっていた段階での人気順はこちら。

1位 吉田秀彦×ミルコ・クロコップ
2位 ジョシュ・バーネット×エメリヤーエンコ・ヒョードル
3位 ジョシュ・バーネット×アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
4位 藤田和之×マーク・ハント
5位 マーク・ハント×エメリヤーエンコ・ヒョードル
6位 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ×ファブリシオ・ヴェウドゥム

 さて、この順位がどう変動することか。また、榊原代表はこんなコメントも。

「例えば今アメリカではUFCが飛ぶ鳥を落とす勢いで大会規模を拡大していて、WFAといった新興団体も市場に参入してきています。その中で引き抜き云々ではないですけども、選手の移籍の問題も発生してます。事実、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンがWFAに出場することになったんですが、彼のポテンシャルを考えると私達が提示できないような高額なギャラをWFAサイドから提示されて、ついていけないという状態になりました。もしジャクソンにそういったオファーがなければPRIDEに残留していたと思いますし、ヴァンダレイにも色々なところから高額なオファーがあります。しかしシュート・ボクセのフジマール会長からは『私達にとってPRIDEは家。私達はPRIDE共に大きくなってきた。私達がPRIDEを離れるようなことはない』という心強い言葉を受けました。その中でヴァンダレイはPRIDEを去るのではなく、ミドル級王者として無差別級GPに参戦することになったのです」(榊原代表)

 10月後半の開催を計画しているPRIDEアメリカ大会はUFCに胸を借りるつもりで挑んでいくとのこと。WFAという強力なライバルも出てきた。7月のWFAの大会は先日も書きましたけど、結構好カードなんですよね。HERO'Sアメリカ大会もあるし、この市場に食い込んでいくのは大変そう。

 さらに、榊原代表はボブ・サップの件についてもコメントしていますが、バウレビさんの方が詳しく書いています。

[PRIDE] 榊原代表、“サップ引き抜き”説を否定。WFA・IFLの台頭危惧(BoutReview)
5/13 K-1オランダ大会でのボブ・サップのドタキャン騒動について、PRIDEを主催するDSEの榊原信行代表は18日、一部で流れた「DSE側が引き抜き工作を仕掛けた」との噂を否定した。
 榊原代表は「開会式にまで出た選手をどうやって遠隔操作するのか? そう思われることが辛い」「谷川さんも言っていますけど、契約を無視してオファーをかけることは無い」と困惑した様子で語る。
 「契約がクリアになった時にどうするか検討したい」とも話したが、「引き抜く価値はございませんので」とサップを皮肉るコメントも。「サップ選手は『ハッスル』に出たら光るんじゃないか。PRIDEで泣きそうな顔で試合しちゃうのもねぇ。失礼だったらごめんなさい」と冗談混じりで付け加えた。

 あー、この辺はファン心理を理解されてますね。「今さらPRIDEじゃ通用しねーだろ」とPヲタのほとんどの人が思っているわけで、当然榊原代表も・・・。これでDSEの引き抜き説は完全に消えたか?


【その他気になったニュース】
どうなるMAX世界大会? いきなり魔裟斗vs小比類巻が実現!!(FEG)
魔裟斗vs小比類巻の因縁の再戦が決定=K-1 MAX(スポーツナビ)
 うーん、魔裟斗プロテクト発動ですな。とはいえほとんどが魔裟斗と対戦経験ありで佐藤を反対ブロックにしたいとなると、こうするしかなかったかも。FEGのサイトにはコヒ、魔裟斗、佐藤の3ショットがあるんですけど、なんだか「捕まった宇宙人」みたいですよ、これ(笑)。
曙が両足の小指を骨折、中国武術大会欠場(日刊スポーツ)
 曙さん・・・('A`)。本当はサップみたいに駄々こねたんじゃないだろうね?
所がグラップリング大会に出場=ZST(スポーツナビ)
 グラップリング大会ですか。まぁKOされて1ヶ月経ってないから当然か。
阪神金本、清原1500打点の花束贈呈名乗り(日刊スポーツ)
 阪神金本はオリックス清原の戦列復帰を完全復活のパワーに変える。19日オリックス戦(甲子園)から、清原が1軍に昇格。通算1500打点まで2打点に迫るが、金本は目前での達成もを歓迎した。

 17日の甲子園での練習は打撃を回避し、素振りなどで調整。「19日復帰? 面白いやん。K-1でもPRIDEでもストリートファイトでも戦ったる。花束? オレが決めることじゃないけど、そうなら引き受けるよ」と、表彰の花束贈呈役に“名乗り”を挙げた。これには球団の営業担当者も「試合の流れにもよるけど、できればベストかなと思う」と前向きな姿勢を示した。

 なるほど、大晦日は清原vs金本か( ・`ω・´)。

●他のプロレス・格闘技ブログはこちらから。
posted by ジーニアス at 00:06| Comment(2) | TrackBack(0) | PRIDE | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>WFA
これ、開催されるかどうか、まだ微妙じゃないでしょうか。それにカード変更は、かなりあるでしょうね。ストライク・フォースも、1年以上延びましたし。ジョン・ルイスが3回ほどやって売っぱらった大会ですけど、果たしてドン・キングが関わって、どうなりますやら。

>ここまで引っ張ってきたというのは詐欺ですよ。

・・・すいません、予想外に早くアナウンスしたなと、逆に好感を持ってしまいました(苦笑)。絶対、一般発売後の来月半ばぐらいだと思っていたので。擦れた人間はダメですね(恥)。
Posted by よく通る通りすがり(仮) at 2006年05月20日 03:36
>よく通る通りすがり(仮)さん

>これ、開催されるかどうか、まだ微妙じゃないでしょうか。

そうなんですか? ランペイジにPRIDE以上の大金支払うくらいだから、相当アレなのかなぁと思ってたんですけど。まぁひょっとしたらアメリカ版「LEGEND」とか「イノキボンバイエ2003」になるかもしれませんが(笑)。

>予想外に早くアナウンスしたなと

シウバとの交渉が意外に早くまとまったからでしょうね。交渉決裂したらゼンツォフになってたでしょうけど、そうなってたらズルズル発表を引き延ばしてたでしょうな。
Posted by ジーニアス at 2006年05月21日 09:23

この記事へのトラックバック
記事検索