Rickson speaks of hardest knock of his life(GRACIEMAG)
GRACIEMAGのヒクソン・グレイシーの記事にこんな記述が。
(前略)そしてヒクソンは自分はもう闘わない、引退したと繰り返し断言します。実際に彼は息子ホクソンが亡くなって以来闘っていません。当時は桜庭和志との対戦が最も熱望されていました。
「史上最大のファイトマネーだった。彼らは私に500万ドルのオファーをしてきた。一生裕福に暮らせる金額だ。彼はグレイシー一族を何人か倒してたし、おそらく私の格闘技人生で最高の試合になってただろう。彼はグレイシー一族にとって本当に悩みの種だった」
500万ドルですか…。ちなみに先月行われたインタビューでヒクソンは以下のコメントをしています。
400戦無敗!伝説の格闘家ヒクソン・グレイシー SPECIAL INTERVIEW(3)「闘うことをやめた理由」(ダイヤモンド社/2010年10月7日)
2001年、東京ドームでの船木との試合から8カ月後の2月、私の長男がこの世を去った。
それから3週間しかたたないうちに、次の試合の申し込みがあり、最高の条件が提案されたその試合が実現すれば、私の格闘家人生でも最高の一戦になるはずだった。
しかしそれは、息子が亡くなってから、あまりにすぐの話だった。いくら良いオファーでも受けるわけにはいかなかった。
確かに、「この試合の勝利をホクソンに捧げよう」と言って自分を正当化することもできたし、そうすれば、もっと強くなろうという意欲も湧いたかもしれない。
しかし、試合までの8カ月間、私が「トレーニングに行く」とか「泳ぎに行ってくる」と言って、試合の準備ばかりしていたら、家族の心は私から離れてしまう。たとえば学校への送り迎えの途中などに、家族のそばにいて話をする時間はなくなってしまったに違いない。
どんなにホクソンに会いたいか。ホクソンが天国にいるならどんなに嬉しいか。そんな話をするチャンスも、ちょっとした思い出の数々を一緒に懐かしむこともできなかっただろう。
原文には「2006年」と書かれてましたが明らかに間違ってるので2001年に書き直しました。
私は、自分には合わなくなった世界から、リタイアしようと決心した。
私は無敗だったし、有名にもなった。しかし巨額のファイトマネーが得られたであろう最後の大きなチャンスを逃した。
その試合が人生を変えていたかもしれない。
400戦無敗!伝説の格闘家ヒクソン・グレイシー SPECIAL INTERVIEW(4)「自分の幸せのために闘う“モダンなサムライ”となれ」(ダイヤモンド社/2010年10月7日)
――日本人選手といえば、今でも桜庭和志選手と闘ってほしい、というファンも多いようですが。
今は、誰かと闘いたいとはまったく思っていない。
もしも現役時代を振り返っていうならば……多くのグレイシー柔術の選手に勝った桜庭とは、決着という意味でも、状況さえあえば闘ってもよかったのかもしれない。
今でも闘わなかったことを悔やんでいるような印象ですね。
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o(^-^)o
2001年前後でVSヒクソンは夢が。
ただ個人的には、ヒクソンVS小川直也の方が観たかったです。
幻想一杯(笑)。
結局は一族の敵討ちだとかMMAの進化に対して及び腰だったんじゃないかと思う。
不幸でチャンスを棒に振ったというにはちょっと無理があるし言い訳にしか聞こえない。
高田や船木に勝った所で止まってしまったのでは選手として立派だったとは思えない。
負けながらもいろんな選手と戦い抜いたホイスは立派。
格闘競技のUFCなんかでは、こんな選手は絶対でてこないでしょう
それでも採算が取れてしまうであろう格闘技バブルの当時が懐かしい!
しかし、お金に目がくらまなかったヒクソンは人としてスゲーな!
船木を選んだ時点で逃げたと思われても仕方なかったよな。
当時桜庭戦のコメント振られても濁してたし。
他人を批判すること自体は構わないけど、その批判は自分自身へも向いているべきだと思う。
この人はセガールに影響されて映画出演狙ったり実の兄弟とお金の事で喧嘩別れしたりと結構俗物かと。一部の方々が信じ込んでる侍キャラなんかじゃありません。
外国じゃ仕事よりも家庭優先なケースが多いし、息子の死で家族が沈んでる状況ならなおさらでは。
それを言い訳って言葉で済ますのはあんまりだと思いました。
公に表現する仕事ってのは批判はある程度あるもの。それが客の身勝手な要求だとしても。
まだ上がると思っただけでしょ。 そしたらそれ以降話しがなくて、(今にして思えば…ちょっと後悔)みたいなかんじでしょ。 彼らはサムライなんかじゃなく、ビジネスマンだよ。
そんな事言ったらみんな何も言えねーよ。
映画見てつまらんかったとか言っちゃダメなのかい?
だって映画なんて撮ったことないもんね。
料理食べてまずいとか言っちゃダメなのかい?
だって料理なんてできないもんね。
こんな認識があったなら、ヒクソンは「私は一族の名誉の為に戦う」と言ってたので
何が何でも桜庭と戦うべきでしたよね。
それなのに結局戦わず、口だけで「レスナーやヒョードルにも勝てる」
だとか言ってるから批判されるんですよ。
未払い云々言ってる今と比べてしまうと、
夢のまた夢の話ですね。
マネー)を出したのでマネージャーが選んだだけでしょ。ファンとしては私も桜庭戦が見たかったけど当時のプライドがマネーゲームに負けただけ。逃げたと決めつけるのはどうかと思います。
あの当時の日本で、PRIDEで試合するって、桜庭以外とも戦わないといけない、物凄いハンデ戦だから5億でも安い位
何でやらかなかったかはその後、桜庭がシウバに負けてしまったんで、興味が無くなったとゴンカクのインタビューで言ってましたよ。
結局、ファイトマネーとかの条件も下がったからじゃないですかね。
それは格闘家でもサラリーマンでも一緒ですよ。
批判をするなら純客観的な視点からではなく、当時の感情を慮ってあげてからのが適切だと思う。
今も現役の桜庭を尊敬します!
ヒクソンは無敗とはいえ、対戦相手と試合内容を見るととても最強だのなんだの言えるレベルの選手では無かったと思います。
当時ですらそういう声は多かったですよね。
初期PRIDEはマイナーとメジャーの両方を所有している感じがして、良い意味での歪さが魅力でした。
あの頃はドキドキしっぱなしだったなぁ…。
無敗記録も嘘だし、戦績を見てもさっぱり
ただ、スター性とイメージ戦略のウマさは認める
ホイスこそ、ただのビジネス格闘屋w
しかも、桜庭はPRIDE.GPで勝ち進んでいて、2000年5月1日にホイスと戦っているので、同時期に桜庭と戦う事は不可能。
私は読みましたが、ヒクソン自身日本人の考えるサムライ思想を
支持していません。自分を殺して何をなす事を否定しています。
後、格闘技ファンで格闘技側からしかヒクソンの情報が入らない
方々には知らない人も多いでしょうが、「勝負師」と呼ばれる
ような人達にはヒクソンは支持されていますよ。格闘技と全く
関係のない人の本を読んでいて、ヒクソンの話が出てきたりして
ビックリします。
私はヒクソンも含めてエリオグレーシー一派は、単純なスポーツ
マンではないと思ってます。
やはり自信が無いから逃げたと言われても仕方ないと思う
船木戦でのしょっぱいヒクソンを見れば桜庭さんが普通に勝っていたと思うけど。
ホイスは実績が凄いと思うけど、ヒクソンの対戦相手に強さを感じないから幻想すぎる
私はヒクソンも含めてエリオグレーシー一派は、単純なスポーツ
マンではないと思ってます
ここは同意しますね。
柔術の優位性が証明された時点で仕事が終わってたような気がしますね。
MMAが主にUFCなどが、世界の様々な格闘技の優位性を試す他流試合でなくなってしまって、個人の優劣を競う形に変わった時点で、当初の目的意識には相容れなくなったんじゃないかと思いますね。