2006年03月30日

猪木、新日本の株に続き今度は肖像権もユークスに売却

新日 アントニオ猪木の肖像権を取得(スポニチ)
 プロレス関連のゲームソフト開発会社、ユークス(大阪府堺市)は29日、子会社の新日本プロレスリング(東京)が、猪木寛至(アントニオ猪木)氏の肖像権を全世界で独占的に使用できる権利を取得した、と発表した。

 取得したのは肖像権のほか著作権、意匠権、商標権など。米国で猪木氏が設立した資産管理会社から買い取った。取得額については明らかにしていない。

 新日本プロレスは4月以降、猪木氏のテレビCMやイベント出演、ゲームやパチンコなどでの肖像権の使用を一括管理する。

 新日本プロレスは1972年に猪木氏が設立したプロレス興行団体。昨年11月、プロレスのゲームソフトで業務提携していたユークスが株式の51・5%を取得し、子会社化した。

 つーか、猪木の肖像権って猪木事務所が持ってたんじゃないのかよ? なんとも怪しいですな。

 「米国で猪木氏が設立した資産管理会社から買い取った」という書き方から察すると、肖像権その他の権利を売るためだけのペーパー会社を作ったのでしょうか。

 さて、スポニチのサイトではユークス子会社の新日本プロレスが権利を取得し、取得額も不明としているが、日本経済新聞はちょっと違う書き方をしている。

ユークス、アントニオ猪木氏の肖像権など取得(日本経済新聞)
 新日本プロレスリングを昨秋買収したゲームソフト開発のユークスは29日、新日プロを設立したアントニオ猪木(猪木寛至)氏の肖像権などを同氏の知的財産管理会社から取得したと発表した。同氏の肖像権はテレビやゲームなどに使われており、資産価値は数億円以上に上るとみられる。4月1日からユークスが肖像権ビジネスを管理する。

 取得したのは猪木氏の肖像権のほか著作権、意匠権、商標権、ノウハウ実施許諾権などを国内外で独占的に使う権利。同氏のテレビコマーシャル、イベント出演の運営、パチンコでの肖像権も含まれる。

 こちらではユークスが取得したことになっている。まぁ連結子会社ですから、名目上は新日本だろうがユークスだろうが関係ないかもしれませんが、どっちみちお金を出したのはユークス。

 先週号の週刊ファイトで猪木が新規のスポンサーを付けて新日本の株を買い戻すという情報が載っていましたけど、これでガセであることが確定しましたね。

 新日本プロレスの株51.5%を一説では4億円とも5億円とも言われている金額で買い取り、今度は数億円で肖像権、著作権、意匠権、商標権ですか。ユークスさん金持ってるなぁ。株価は順調に下がっているのに。

 もう猪木も出せるものは全て出し尽くしてしまった感じ。これらの売却で得た多額の資金のほとんどはやっぱり「高効率エンジン」に回されるんでしょうけど・・・『新日本プロレス「崩壊」の真相』の大槻教授のインタビュー読むと不安が増すばかりですわ。

[参考記事]
猪木よ、暁星機械工業には気をつけろ


【その他気になったニュース】
TAJIRI、イン卵様対策に“卵ンチュラ”と“ジャー卵スープレックス”を披露! 高田モンスター軍は「5対5サバイバルマッチ」の代表メンバーを発表(ハッスル)
 TAJIRIが自称2週間かけて作ったイン卵の模型とスパーリング。
――孵化した場合も想定していますか?

僕は孵化しないんじゃないかな、と思ってるんです。この暖かい季節になってきたんですけど、今日も肌寒かったりするでしょう? ちょっと進行が遅れるんじゃないかなと僕は睨んでいます。

――あまり危害を加えると卵が割れてしまうという危険性があるのでは?

割れたらこっちの勝ちでしょう。

――球体なんで3カウント取れないですよね?

そうなんです。どこが肩かっていうのを大阪に向けてはっきりしていかないといけないなぁ、と僕は今考えているんです。キャプテンもそうおっしゃってました。肩が実際ないから、どこをマットに付けたら、肩を付けたと同じようなものとして認めてもらえるのか、ルール問題をこれから協議していかないといけないな、と考えています。

 くっだらねーwww。そして会見中に高田モンスター軍のアン・ジョー司令長官が突如現れ、「5対5サバイバルマッチ」に出場する代表メンバーを発表。
“モンスターK”川田利明(そうネ~)
アン・ジョー司令長官(う~ん妥当妥当)
ジャイアント・バボ(あ~大抜擢だネ)
2m級のNEWモンスター(これはジャイアント・シルバじゃないからネ)
イン卵様(おっ、そうなんですネ)
※( )内はアン・ジョー司令長官のひとこと評価

 大体予想通りだが・・・「2m級のNEWモンスター」は誰でしょう?
山本尚史・崔領二に再戦要求(NJPW)
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 今度こそシングルできっちりカタを付けたい。後楽園の借りは後楽園で返します!」

 事実上崔の参戦が決定。
起 2章を終えて(BLOG @ ZERO1-MAX中村祥之)
 大森と中西の再戦をZERO1-MAXのリングで、と要求。大仁田の件については一言も触れてない。やっぱ嫌ってるのかな。
ハッスル代表・石井千恵選手、クィーンズカップ準決勝で惜敗! 表彰台でハッスルポーズをする石井につられて優勝の伊調も……(ハッスル)
――階級を変えて挑戦したいというのはありますか?

 プロレスをやるには体重を増やさないといけないので、階級は変えたいと思います。

――何キロ級になるのでしょうか?

 72キロ級までしか階級はないので、そこまでしか増やせないですけど(笑)

 72キロ級は浜口京子がいるのに・・・。伊調馨もハッスルポーズやったんですね。
吉田道場がブラジル名門ジムと業務提携(日刊スポーツ)
 ますます勢力拡大してますな、吉田道場は。
プロ野球5人目 吉井が12球団勝利(スポニチ)
 (^▽^)オメデトウゴザイマース。
反論本も 『マンガ嫌韓流2』発売より一ヶ月(探偵ファイル)
 順調に売れているようですが、「『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ 」という反論本が5月に出るらしい。なんか「『買ってはいけない』を買ってはいけない」みたいだな。

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posted by ジーニアス at 00:54| Comment(2) | TrackBack(0) | アントニオ猪木 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今のアントニオ猪木にどれだけの商品価値があるのかちと疑問です。そして猪木はその金を永久電池やらモーターやらに使うんですね
あと吉井投手おめでとうございます!
Posted by ニシ at 2006年03月30日 06:47
>ニシさん

縁起の悪い話をさせてもらえば、猪木の死後も猪木を使ったビジネスが出来るのはオイシイといえばオイシイかも。でも最も金になるパチンコ・パチスロはすでにやってるだけに数億円の価値があるかは判断が難しいところですが。

吉井はホントに凄いと思います。
Posted by ジーニアス at 2006年03月31日 02:21

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