韓国相撲シルム軍団が、K-1に襲来する。シルムの白頭級(無差別級)横綱・金東旭(キム・ドンオク、28)関脇・金慶拓(キム・ギョンソク、24)と韓拏級(中量級)の横綱・辛賢均(シン・ヒョンピョ、29)がK-1に参戦することが26日、明らかになった。昨年転向したシルムの横綱・崔洪万の活躍と、国内でのK-1人気を受けて3人は転向を決意。金東旭は192センチ、金慶拓は200センチと、218センチの崔に続く大型選手。今年はシルム軍団がK-1リングで大暴れしそうだ。
韓国相撲シルムの強豪3人がそろってK-1転向を決断した。すでに地元韓国では、格闘家転向を表明。無差別級の横綱と関脇、中量級の横綱という地位を捨てて、格闘技界に殴り込む。K-1の谷川貞治イベントプロデューサーも「近々いい発表ができればいい」と交渉の事実を認めた。
無差別級の横綱・金東旭は192センチ、164キロの体格と抜群の格闘センスを誇る。シルム時代は崔にも勝ったことがある。関脇・金慶拓は200センチ、185キロの巨体を誇る韓流のボブ・サップだ。中量級の横綱・辛は、元ボクサーで打撃技術に優れているという。
大巨人の崔の刺激を受けた。昨年3月のアジアGPでデビューした崔は、曙、サップを撃破して無傷の6連勝をマークした。シルム選手の高い能力を示した。崔の活躍とともに韓国でのK-1人気が爆発。今夏にはK-1舞台の韓流ドラマも放送される。一方で、シルムの人気は急降下。3人の所属する新倉建設のシルムチームは昨年いっぱいで解散。K-1挑戦への迷いも消えた。
3人はすでに、韓国、タイなどに修行に出掛け、ムエタイ、ボクシング、総合格闘技の特訓を繰り返している。「K-1、総合格闘技の両方で戦う」と話しており、K-1はもちろん、総合格闘技HERO’Sの参戦も視野に入れている。デビュー戦は6月のK-1 アジアGP(上海、ソウル、ハワイを予定)になりそうだ。
シルム軍団の加入で、今年のK-1の選択肢も広がる。崔とのシルム同士の因縁対決。曙との日韓相撲対決。サップとの巨漢対決…。崔とともに、世界の頂点を狙うシルム軍団が、K-1に旋風を巻き起こしそうだ。
日本も相撲人気の低迷が久しいですが、韓国相撲のシルムの同様のようで。
曙さんと違ってまだ若いからK-1や総合で活躍できる可能性は十分でしょうが・・・アンコ型の肉体を改造しない限りはかなり厳しいと思います。
デビュー戦は6月とのことですが、3人とも一斉にデビューするとも考えにくいので、ひょっとしたら5月3日のHERO'Sで“先行デビュー”する選手もいるんじゃないの? もちろん対戦相手は負けボノもとい曙さんで。
なんかグダグダな試合になるのが目に見えてますが・・・だとしたらHERO'Sは永遠にPRIDEを超えられないでしょう。
それはそうとシルムからの転向組の先輩チェ・ホンマンの韓国での人気を証明する記事が朝鮮日報に載っていました。
「韓国発SNS」サイワールドでつながる世界(朝鮮日報)
「韓国は始まりに過ぎません。米国・中国・日本はもちろん、全世界が‘1寸(1親等)’でつながる世界を作ります」
兪賢午(ユ・ヒョノ/47)SKコミュニケーションズ社長は最近、‘1寸’でつながるインターネット世界征服の夢を育んでいる。1寸とは、サイワールド(個人ブログ・ホームページ作成機能を備えたインターネットコミュニティ)で互いにプライベートな部分まで共有できるよう認めた仲を指す。
(中略)
サイワールド1寸順位(今月17日基準)を例に聞いて見よう。1寸の人数1位は異種格闘技で有名な 崔洪万(チェ・ホンマン)選手だ。彼と1寸になっている人の数は少なくとも4万3928人にもなる。韓国の人口の0.1%、ちょっとした小都市の規模だ。これらの人々はすべて1対1でホームページがリンクしていて写真や文など自分のプライベートな部分を互いに共有する。
「韓国版mixi」ともいえるサイトで人気ナンバー1ですよ。正直ホンマンは技術的にはまだまだだと思いますけど、それでもボブ・サップに勝利するなどそれなりに活躍しているのはソップ型だからというのも大きいと思います。新たに参戦予定の3人もホンマン以上の活躍が出来ればいいんですけど、まずは痩せた方がいいでしょうね。
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