2006年03月12日

K-1が日本人ヘビー級選手トライアウトを開催

K-1が日本人ヘビー級選手トライアウト(日刊スポーツ)
 元プロ野球選手、元Jリーガーの皆さん、第2の人生にK-1はいかがですか…。K-1が5月のゴールデンウイーク明けに、日本人ヘビー級選手の発掘を目的としたトライアウトを行うことが、11日までに分かった。若くして引退したプロ野球選手、Jリーガーの中には、恵まれた肉体を持つ格闘技向きの選手も少なくない。武蔵に続くヘビー級の日本人スター不在が深刻なK-1としては、他競技への門戸開放で、埋もれた好素材を長期的に育成する考えだ。

 武蔵に続くスターは、元プロ野球選手、元Jリーガーから探す。K-1は5月のゴールデンウイーク明けに、日本人ヘビー級選手の発掘を目的としたトライアウトを開催する。谷川貞治イベントプロデューサー(EP)は「野球やサッカーのプロ選手は肉体のエリートです。どんどん挑戦してほしい」と多数の応募を求めた。

 埋もれた人材を発掘したい。分野は全く違うとはいえ、元プロ選手には体格に恵まれた選手が少なくなく、格闘技ファンも多い。若くして引退に追い込まれた好素材を発見し、長期的なビジョンで育成する。「志半ばで辞めざるを得なかった選手たちの新たな活躍の場になれば」と谷川EP。適性があるなら、K-1のリングが引退後の受け皿にもなる。

 海外選手を対象にしたトライアウトは、04年8月に米ラスベガスで始まった。毎年行われているが、国内では今回が初めてになる。選考委員は谷川EPをはじめ、HERO’Sの前田日明スーパーバイザー、伊原道場の伊原信一会長、武蔵、魔裟斗らに依頼する。内容は基礎体力テスト、スパーリングなどが予定されている。

 何よりも日本人ヘビー級選手の人材不足は深刻だ。佐竹から武蔵へバトンタッチされてから6年。武蔵は1人で世界のトップと戦い続けている。5日のWORLD GP開幕戦のオセアニアGPでも、期待の堀啓が1回戦でアビディを倒しながら続く準決勝で敗れた。日本人スターが続々と登場する中量級とは対照的に、新たな選手の育成は急務となっている。

 空手、キックボクシングからの即戦力も、もちろん歓迎する。だが、プロ野球、サッカー選手にまで門戸を開放したのは、K-1サイドの危機感の表れでもある。「いつまでも武蔵選手頼みでは未来がない」と谷川EP。初めて実施される国内トライアウトに大きな期待を抱いている。

 今現在はまだFEGのサイトで告知はされてません。日刊スポーツのスクープですね。これって清原和博を口説くことが出来なかったからプロ野球選手なら誰でもいいってことでしょうか(苦笑)。プロレスだったら元巨人軍ピッチャーだったジャイアント馬場さんが有名ですが、自分が一番印象に残っているのは元ダイエーホークスの山之内健一が東京プロレスに入団→脱走したこと。

山之内健一 - Wikipedia
1988年の夏の甲子園では、前田幸長(現読売ジャイアンツ)とともに準優勝を果たし、「九州のバース」の異名をとる。同年のドラフトにて福岡ダイエーホークスに5位指名で入団。1994年まで在籍し、一軍では7試合に出場8打数0安打の記録であった。

プロ野球引退後の1996年には、石川敬士率いる東京プロレスに入団。「プロレスの練習はプロ野球のキャンプより楽」という名言を残し、デビュー前に引退。

1995年に傷害事件(実妹の彼に手を出した)を起こし逮捕されている。

現在は故郷の鹿児島に戻り、「バース」という居酒屋を経営する傍ら、少年野球の指導も行っている。

 '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、。こんなヤツじゃないとプロレス入りしようとしないのかよ(苦笑)。

 JリーガーのK-1挑戦といえば2004年にはこんなニュースがありましたなぁ。

元Jリーガー矢野マイケル・どん底からの挑戦 「ある敗者復活戦(上)」(AllAbout)

 元Jリーガーの矢野マイケルがIKUSAに参戦して、将来のK-1挑戦を目指していましたが・・・。

[IKUSA] 元Jリーガーの矢野マイケル、格闘家の道を断念(BoutReview・2004年11月3日)

 なんと、B型肝炎により格闘家の道を断念し、音楽活動に専念することに('A`)。そんなわけで元プロ野球選手や元JリーガーがK-1に参戦した例は今のところありません。プロレスだって馬場さんぐらいですよね?

 TBSでやってる「スポーツマンNo.1決定戦」なんかを見ていると、やっぱりプロ野球選手やJリーガーの身体能力はメチャクチャ高いし、格闘家やプロレスラーが出てもすぐに負ける。向こうの方が競技人口が圧倒的に多いし、その中から勝ち残ってプロになったわけですから、やっぱりスポーツエリートなんですよね。そういうわけでプロ野球選手やJリーガーに目をつけるのは面白いとは思いますが・・・

サッカー選手にヘビー級なんていないって!

 バレーボールとかバスケなんかも狙ってみれば? 長尾浩志みたいな人材がいるかもしれないし。


 さて、トライアウトじゃないですけど、こちらは対戦相手を公募してたのに誰も名乗りを上げなかったようで。

女王にビビッた?しなしの相手応募なし(デイリー)
 「DEEP」(4・11後楽園)、右眼底骨折から再起してDEEPの4・11後楽園大会で復帰する女子格闘家、しなしさとこ(フリー)の対戦相手がいまだ決まっていないことが11日、分かった。2月末に相手を公募したが、総合不敗の女王に恐れをなしたのか「応募は1通も来ていない」と佐伯代表。

 今後は世界各国から相手を探すが、しなしは「先を見ていますから(相手より)復帰できればいい」と泰然としていた。

 Kamipro Handによると記者会見で佐伯代表は「いざとなったら僕がやりますよ!」と宣言してたとか(笑)。つーか、そっちの方が見たいぞ!

 それにしてもマジ公募だったんですね。プロ格の「対戦相手公募」って実際は相手が決まっているパターンがほとんどだっただけに・・・。一応募集条件を載せておきましょう。
・心身ともに健康で、感染症のない女性である事
・格闘技の試合に出場経験がある事
・過去にしなし選手と試合経験がない事
・所属事務所および道場の許可がもらえる事
・試合当日から45日以内に試合でKOされていない事
・しなし選手との試合決定から試合当日までに他の試合に出場しない事(すでに試合が決定している場合は、応募時に必ずお知らせください)
・報酬・待遇に文句を言わない事
・46kg以下の契約体重でできる方(44kg以下契約でもOK)

 現在は応募者ゼロということで、過去にしなし選手と試合経験のある選手でもOKだそうです(^ω^;)。そんなわけで腕に自信のある方は応募してみては?

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posted by ジーニアス at 15:49| Comment(2) | TrackBack(0) | K-1 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もし、長嶋一茂が最初から格闘技やってれば面白い存在だったかもしれませんね。

バレーボール選手は、スポーツ選手としてすべての要件を満たしてますよね。
身長・跳躍力・バランス感覚・スタミナ・動体視力etc・・・。

しなしの相手が46キロ契約って、普通のアマチュアでも少ないですよね。谷亮子しかいないじゃないですか。
Posted by tn at 2006年03月12日 16:44
>tnさん

昨日のジャンクSPORTSで「生まれ変わったら格闘家になりたい」って言ってましたね、一茂。一茂が若いころは総合格闘技が発達してなかったからK-1かな。

谷亮子いいですねぇ(苦笑)。そうなったら1万人クラスの会場に変更してリングサイドを10万円にしないといけませんね。誠軍団に対抗して「打倒しなし谷軍団」なんてノボリ掲げてきたら最高(笑)。
Posted by ジーニアス at 2006年03月13日 08:37

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