2010年02月24日

青木真也、2010年初戦は海外か/谷川代表「UFC日本進出は驚異に思わない」etc.

※2月22日深夜2時半に更新を予定していた記事です。ご容赦下さい。

kamipro No.144
Kamipro144

 格闘技雑誌3誌で気になった部分を紹介

 kamipro笹原圭一EPインタビューから。

笹原 だから、国内がいいとか海外がいいとか、それは一概に言えないと思いますよ。

(中略)

――でも、現実的には海外のほうがしがらみがないですし、日本だとどうしてもマッチメイクが難しいですね。でも、当の本人は3月にでも試合がしたいって言ってますし。

笹原 それはわかります。だっていま26歳でしょ? そりゃメチャクチャ試合をしたい時期だと思いますよ。(中略)桜庭さんが『PRIDE.2』かなんかに出たときに「毎月試合をしたい」って言ってましたから。たぶん年齢的に同じぐらいで、試合は楽しいし、とにかく身体を動かしたいんでしょうね。

――(唐突に)となると、結論的にはやっぱり国外追放ですかね。

笹原 なんか無理矢理まとめてきましたね(笑)。

――ストライクフォースの参戦になりそうですか?

笹原 ストライクフォースもそうですけど、一言に海外と言ってもたくさん格闘技イベントがありますからね。それにいまって世界中から青木真也を観たいという声がありますから。韓国でも韓国ファンが一番観たがってるのも青木真也だっていう話ですし。まあ秋山選手とか国内ファイターは置いといての話だとは思いますけど、やっぱり強い選手を観てみたいということなんでしょうね。だからってべつに青木選手が韓国大会に出るというわけじゃないですけど、そういう海外の待望論があるということですよ。

 なんというか、ジャン斉藤氏の誘導尋問に笹原EPがタジタジになってる感じですが、青木はDREAM.13には出ないけど、4月のストライクフォースか韓国で開催するDREAM.14に出場すると見ていいのでしょうか。

 その他の部分を要約。

・Dynamite!!の三崎和雄の抗議については、どのような対応をしたか発表しなくては、と思っている。

・DREAMから青木真也に改めて処分を下すことはない。一夜明け会見で“厳重注意”を処分をすでに下している。

・日本格闘競技連盟からの意見書についてはDREAMは傘下団体ではないので正直よく分からない。

・アストラから桜庭和志へのオファーはなかったと思う。

・アストラとは盛り上がるように手伝えることがあればやりたいとは思う。

・朝青龍参戦は現実的ではないと思う。今は静観している状態。

・DREAM.13の長南亮のカードには期待して欲しい。ヨアキム・ハンセン以外にも階級を越えた挑戦があるので楽しみにしていて欲しい。

 ASTRAとは果たしてどこまで協力するのか…。


GONG ( ゴング ) 格闘技 2010年 04月号 [雑誌]
GONG ( ゴング ) 格闘技 2010年 04月号 [雑誌]

 続いてゴン格のダナ・ホワイト インタビューから。

ダナ UFCというスポーツを世界共通のものにしたいのさ。スポーツの新ジャンルとして世界中の人々が同じルールで試合する共通のスポーツとしてね。

――その目標の中で日本の位置づけは?

ダナ 日本は重要な位置を占めてるよ。日本では総合格闘技が大人気だった。何年にもわたってね。その後、ここ数年、少し人気が落ちているが、それもこれから変わる。なぜなら、私たちはこの9年間、世界進出を展開してきたが、日本はその中でも重要な位置を占めているからだ。日本には総合格闘技ファンが多いし、素晴らしい日本人選手も多いしね。日本はUFCにとって重要なマーケットだよ。

 変わってくれば面白くなるのですが、谷川さんが同誌のインタビューで否定的な見解をしているのがこれまた面白い。

――別の話題として、UFCが日本で地上波放映を始めていよいよ日本再上陸・アジア進出に乗り出すとの噂が流れているのはご存じですか?

谷川 ちらっと聞きました。地上波のテレビ局がUFCを含めていろんなリアリティショー仕掛けていくって話ですよね。あまり驚異に思わないというか、あまり関心がないというか(笑)。

 他にも「一般にはウケないでしょうね」「日本でやっても長続きしないと思う」「日本向けに考えられるのは僕らだけだと思います」と自信満々の様子。リアリティショーということは日本でTUF開催? それをテレビ東京で放送?


格闘技通信 2010年 04月号 [雑誌]
格闘技通信 2010年 04月号 [雑誌]

 そして、格通の最終号も買いました。メモリアル号ということでページもいつもより厚め。価格も1000円しましたが…。榊原信行氏のインタビューが面白いのですが、業界を離れたからこそ言えることばかりというか。まぁその辺りは本誌でご確認を。


Jacob Volkmann drops to lightweight, meets Ronys Torres at UFC Fight Night 21(MMAjunkie.com)

 ジェイコブ・ヴォルクマンがライト級転向。3月31日のUFN 21でロニーズ・トーレスと対戦することに。


Jones-Vera Winner Makes Sense for Bader(MMAFighting)

 UFC 110でキース・ジャーディンに快勝したライアン・ベイダーの次戦はUFC on Versus 1で行われるジョン・ジョーンズ vs. ブランドン・ヴェラの勝者になるだろうとのこと。


MMA Top 10 Heavyweights: Cain Velasquez Has Arrived(MMAFighting)

 MMAFightingがヘビー級ランキングを更新。ケイン・ヴェラスケスが8位から5位に。


Sydney Morning Herald: "The Sickening Roar for Gore" (BloodyElbow)

 オーストラリアの新聞Sydney Morning HeraldがUFCを野蛮だと批判。ステファン・ボナー vs. クシシュトフ・ソシンスキーで、ボナーが大流血した件について「100メートル離れた場所だったら逮捕されているだろう」と書いています。まぁ一般紙はこんなもんでしょう(笑)。


Former Power Ranger, Jason David Frank Wins His Second MMA Fight(BloodyElbow)



 “パワーレンジャー俳優”ジェイソン・デビッド・フランクのMMA2戦目の動画。

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posted by ジーニアス at 14:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「100メートル離れた場所だったら逮捕されているだろう」

そんなスポーツ結構ありそうですが…
Posted by マルコ at 2010年02月24日 20:08
長南のカード...vs田村だったら見たいですが。
それ以外だと、vsマッハ、ナカハラ、ザロム辺りですかね。
谷川さんはUFCに関心がないというより、かまっている余裕がないような...。
Posted by ryu at 2010年02月25日 03:22
>マルコさん
身体をぶつけ合うスポーツはみんなそうかも。

>ryuさん
ナカハラになりましたね。
Posted by ジーニアス at 2010年03月03日 14:01
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