格闘技専門雑誌としては老舗のゴング格闘技が休刊とのこと。そういえば格通もそうだけど、もう何年間も買ってないなぁ。本屋に行ったらチラッと立ち読みする程度だった。
厳密に言うと“休刊”というより、宮地克二編集長が辞め、現編集部も解散するという話。
母体の日本スポーツ出版社は、数ヶ月以内に別体制で新しい格闘技雑誌を発刊するつもりらしい。全く経験のない真っ白なスタッフが新規参入してくるというのではなく、ここ数年で廃刊/休刊になった格闘技雑誌の関係者が関わるのでは? 外部の編集プロダクションが作るのでは? という噂がもっぱらだ。
歴史のある「ゴング格闘技」の誌名を継ぐのか、新しいタイトルで新創刊となるのかわからないが、少なくとも、宮地さん体制で出される号としては、2月23日発売の4月号で“休刊”だったことは確かだ。
それにしても日本スポーツ出版社って竹内宏介さんが株を売却してからゴタゴタしっぱなし。会社は白山から茅場町に移転、週刊ゴングもGK金沢氏が退社したかと思ったら新編集長・吉川氏もアッという間に退社したし。以前からヤバイとは言われてたけど、どうなることやら。
思えばこの仕事を始めて約6年、格闘技専門誌は休刊/創刊/体制変更等いろいろあった。
さっき書いたとおり「ゴン格」が「アッパー」編集部で運営されていた頃があったし、「SRS-DX」、「Kマガジン」は休刊。「格闘伝説」は始まって終わってまた始まって…。「フルコンタクトKARATE」も表面上は粛々と刊行されていたが、実は編集部員が一新されていたり。また、「宮地ゴン格」の主力ライターが集まって「ガチ」というムックが二号ばかり連続で出されて、定期刊行になるのかなと思っていたら、ストップしてしまって…。
いわゆる“格闘技ブーム”の中、活字メディアは色々な消長が繰り返された戦国時代であったことがよくわかる。ただ“与党”「格闘技通信」だけは、編集長が変わったり若干書き手の顔ぶれが変わった程度で、外の波風の影響はあまりなかった感じがする。
要するに「売れてない」ってことでしょ? まぁ元々格闘技雑誌なんてマイナーなものでしたからね。それを谷川貞治さんが「やる側」の論理じゃなくて「見る側」の論理で雑誌作りをしたのと、UWFブームとK-1ブームが上手くマッチして一時期隆盛を極めたわけで。
ところが今は悪い意味でのマニアック路線に戻っちゃったから売れてないのでは? 自己満足だけで作ってるだけにしか見えませんよ。ネットが発達したというのもあるかもしれないけど、Kamiproなんて健闘してるじゃないですか。実際どれだけ売れてるのかは知らないけど、最近またセブンイレブンに置かれるようになったし、好調なんでしょうね。
数ヶ月以内に新しい格闘技雑誌を発刊!? 根本的にスタイルを変えないと同じことの繰り返しだと思いますよ。
[参考リンク]
日本スポーツ出版社
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