2006年01月18日

前田日明、BMLスーパーバイザー辞任について

前田 BML・SV辞任表明(デイリー)
 プロレス界に激震!前田日明氏(46)がビッグマウスラウド(BML)のスーパーバイザー(SV)を辞任する意向を固めたことが16日、明らかになった。前田氏は新日本1・4東京ドーム大会でのBML勢の戦いぶりに怒りを爆発させ、BML・上井文彦プロデューサーに電話で“決別”を通告したという。この危機的状況に対し、BMLの上井氏は初の地方興行となる2・26徳島大会での巻き返しを誓った。

 前田氏は村上、柴田と新日本勢による東京ドーム決戦を翌日に控えた今月3日、上井氏に電話で「自分も行く」と来場意思を伝えたが、上井氏は「前田さんの存在を安売りしたくない」という思いから「その必要はありません」と返答。後日、前田氏は「自分の指示どおりに動けないならSVを務める意味がない。徳島大会には行かない。BMLのSVを降ろさせてもらう」と上井氏の留守番電話にメッセージを吹き込んだという。

 上井氏は「前田さんのBML離脱はない」と明言しながら「SVを返上するという前田さんの言葉は、それだけ我々に激怒しているということ。逆鱗(げきりん)に触れたということ。真剣だったということ」と真意を代弁。1・4東京ドーム大会で村上が怨敵(おんてき)の永田に敗れるなど、前田氏はBML勢の試合内容に腹の底から怒りを募らせたのだ。

 ファンに向けた携帯サイトの日記上で、上井氏は「前田さんの崇高でブレない格闘論に自分の感性と精神がついていけない現実を感じた。いつかまた、前田さんがBMLに足を運んでもらえるように精進します」と巻き返しをアピールし、その舞台が第2次UWFと縁の深い徳島での2・26初興行となる。

 上井氏は「本当に離脱なら、前田さんが公の場で語るはず」とカリスマ再降臨の可能性を示唆。その日までBMLは全力で突っ走る覚悟だ。

 朝刊スポーツ紙でここまで詳しく報じたのはデイリーのみ。サンスポなんかたった1行ですよ、奥さん! 今どき風俗の求人広告だってここまで短くないって! 他紙に至っては完全に無視。もう世間的にはBMLがどうでもいい存在なのか、前田日明がどうでもいい存在なのか・・・。

 前田辞任の理由が村上vs永田の勝敗にあったとしたら大人げないにもほどがある。さすがに新日本としても永田さんを村上ごときに負けさせるわけにはいかないわけで。それに1・4ドームの新日本vsインディーは事実上インディーの勝利ですよ。それで十分じゃないですか。なのになぜ・・・理解に苦しみます。

 それに、前田は1・4の前に新日本に対してボロクソ言った揚げ句に「弱い者イジメしたる」って言ってましたよね。これはノレないですよ。昔の前田だったら「強い者イジメ」に走っていただけに尚更。新日本在籍時代はアントニオ猪木、第1次UWF時代は佐山聡。常に格上に正面から堂々と立ち向かう姿勢がファンから支持を受けていた。それが僕らの好きな前田日明だったはず。本当に残念だ。

 また、私はBMLにもあまりノレない。正直上井にノレないのだ。前田SV辞任は村上vs永田以外にも色々あったのでしょう。もちろん前田にも非があるでしょうが、上井にも非があると考えるべき。

 ハッキリ言って上井は新日本をダメにした主犯格だと私は思ってる。彼がマッチメーカーになってからビッグマッチで新日本の選手が他団体やフリーの選手にコロコロ負けているから。草間本によれば上井は接待費をかなり使っていたらしい。他団体やフリーの選手と交渉するためにである。ギャラや接待で金を使った揚げ句、負けブックを飲む。ドームのチケットを売りたいがために一時しのぎでそういうことを繰り返していたらファンが離れるのは当たり前。マッチメーカーなら目先の利益だけじゃなくて団体の未来も考えろと言いたい。

 もちろんBMLにノレないのは上井が嫌いだからだけではない。往年の新日本やUWFの匂いを感じるという人もいるでしょうが、木戸や藤原といったロートルを重用している時点で、そこにUWFイズムはあるのだろうか? マッハ隼人(桜井じゃないよ)はどう思うだろうか?

マッハ隼人(ターザンカフェ)
今からちょうど20年前の昭和59年(1984年)の4月、UWFは誕生した。その時のエースは前田日明だった。

UWFは新日本プロレスや全日本プロレスとは違う“新しいプロレス”を宣言。そういう意気込、野心、野望を内に秘めていた団体だった。

それがのちにUWFが格闘技路線に向かっていく要因になっていった。そのメンバーの中にマッハ隼人がいた。

(中略)

メキシコのプロレスは“ルチャ・リブレ”といい飛んだり跳ねたりする試合。これをマリポーサ殺法(蝶々殺法)と呼んでいる。

そのスタイルはUWFでは軽蔑された。無視された。否定された。マッハがUWFに所属する存在理由はどこにもない。

第一、試合では何も通用にしなかった。その意味でマッハは悩んでいたこともたしかである。そのことについてボクはマッハに真意を聞いてみた。

すると彼は「プロレスはUWFみたいなものが主流になっていくと思います。ボクが若かったら絶対にUWFにはいっていたでしょう。今、自分が若くないのが残念です。悔しいです」と言った。

そして力の限界を思い知ったマッハは、自分から引退していった。彼が偉かったのはその後、2度とプロレスのリングに上がらなかったことだ。

UWFを去ったあとほかの団体で復帰することは、やろうと思えばやれた。しかしマッハはUWFを自分の死に場所にすることを心に決めていたのだ。

彼の生き方こそサムライである。今ではUWFにマッハ隼人がいたことを知る人はほとんどいない。完全に忘れ去られたレスラーになっている。

 後に新間寿恒がユニバーサルプロレスを旗揚げするまでルチャ・リブレは日本では軽視されていた。今では信じられない話だが。

 なぜUWFは一部で熱狂的な支持を得たのか? それはマッハ隼人のやられっぷりなどを見て、UWFに対しシビアさや革新性を感じたからではないか? 「俺達は最先端のプロレスを見ている」という恍惚感があったからではないか? プロレスの未来を感じたからではないか?

 木戸や藤原を出すのもいいでしょう。でもそれならば柴田や村上がボコボコにしてあげるべきだった。そして、彼らにマッハ隼人のように「あと20年早くBMLが出来ていれば・・・」と言わせるべきだったのでは? 今のBMLにプロレスの未来は感じられない。彼らは元・リアルプロレスラーであったとしても、現・リアルプロレスラーではない。ロートル重用策が上井主導で行われたのか前田主導で行われたのか知らないが、どちらにしても頭の中が錆び付いてるとしか思えない。

 BMLではこんな情報も。

船木復帰の条件は前田残留(内外タイムス)

 まぁ船木はまだ若いし、好きな選手だったから許せるかな(;・∀・)。それにしても「前田さんと交わることは2度とない」と言ってた時代を知ってるだけにスゲー変わりようだなぁ(苦笑)。

【その他気になったニュース
猪木“闘志なき者は去れ”(デイリー)
 レスナーとWWEとの契約問題がクリアになったようで。新日本を離脱しようとしている人はむしろ闘志があるんじゃないの?

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posted by ジーニアス at 01:41 | Comment(3) | TrackBack(0) | 前田日明
この記事へのコメント
はじめまして〜。

船木さん復活条件が前田さん残留なんですかー。
このまま前田さんがプロレス界去るなら、
残したものは、謎掛けというより後味の
悪いエグミですね。
U⇒リングスの流れから考えると前田さん
投げ出し離脱は想定できましたけど、おこらない
ようにBMLやHERO’Sの現場の方々は、
そうとう気を使ってたんだろなぁ。
Posted by きょう at 2006年01月18日 10:32
これって単に徳島大会の日に前田さんが恵比寿で?やる落語かなにかのイベントをいれちゃってて(けっこう前に発表されてました)ダブルブッキングになったことに対する苦し紛れのアングルじゃないの?新聞各社もどうでもいいことでしょう。。。東スポだけのってりゃいいのに
Posted by けい at 2006年01月18日 16:31
>きょうさん

はじめまして(^_^)。
プロレス界復帰というよりも単なる偉そうなご意見番やってだけですよね、このままだと。

そもそもスーパーバイザーとして何をやってたのか、顧問料はもらってたのかすら疑問。HERO'Sだって前田の役割はタダのお飾りに過ぎないし・・・。泣けてきますよ、ホント。

>けいさん

徳島はどっちみち来なかったでしょうけど、3月の後楽園はどうなるか・・・。
Posted by ジーニアス at 2006年01月19日 01:02
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