渕が2006年官能小説挑戦(スポーツ報知)
プロレス界の“文豪”、全日本プロレスの重鎮レスラー・渕正信(51)が17日、来年から実体験を題材にした初の官能小説の執筆に挑戦する意向を明らかにした。昨年、全日のオフィシャル・プログラムで実在のレスラーらを題材にした処女作「Lonely One」を連載中だが「小説家として新境地に挑みたくなった。人間の営みを描く官能小説は奥深いものがある」と意欲。
構想もほぼ固まっているようで「主役はプロレス・ファンの女子大生。『失楽園』を超える、女性特有の性への欲求を描きたい」と話した。なお、掲載媒体は未定で「掲載したい出版社や新聞社を募りたい」とした。
ギャハハハ(≧▽≦) 渕さんが官能小説とは(笑)。私は基本的にプログラムを買わないので、小説書いてたなんて知らなかった。でも、シリーズごとにプログラムで連載してたら、地方の人は続きを読みたかったら通販で買うしかないですよね? いや、関東のファンでも毎シリーズ買うために後楽園に行くのはキツイぞ。渕さんの小説のためにそんなことしてる人が大勢いたら、渕さんはかなり会社の利益に貢献してることになるなぁ。まぁいないと思うけど(笑)。
「小説家として新境地に挑みたくなった」って・・・。今まで推理小説やSF小説などで名を馳せてきた人が言うのならともかく、処女作連載中の人が「新境地」って言うのはどうかと思うが(笑)。
実はあらゆる小説のジャンルで一番難しいのが官能小説だと本で読んだことがあるが、的を射た意見だと思った。
例えば、「太郎は花子のマ○コにチ○ポを入れた」なんて書いてみても、これっぽっちも興奮しないわけで。文章だけで性的興奮を起こさせるには、それだけ表現力やテクニックが要求されるのです。男性器や女性器の呼び方だけで何十種類も使い分けたり、コトに及ぶまでのシチュエーションや、コトの最中の描写など・・・難しいですよ。渕さんにそれが出来るのかな? その前に掲載してくれる出版社や新聞社を見つけないとね(^ω^;)。
・・・ところで、プロレス界では「ボクは小説を書く」と言いながら、いつまで経っても書かない人がいます。もう日記上だけでかなり前から言ってるんですが。
ターザンカフェ 往生際日記[2004年08月02日(月)]
奥さんはボクに小説を書いて欲しいみたいなことを、ちらっと言った。もちろんボクも今はそのつもりである。糖尿病がそれを、ボクに決定させてくれた。
ターザンカフェ 往生際日記[2004年08月18日(水)]
家に帰ると、浅草キッドの水道橋博士に電話する。
「誕生日、おめでとう!」
「ありがとう、わざわざ電話してくれて…」
博士はボクが足を切ることを楽しみにしているようだ。もちろん、冗談だが…。
「一度まだ家に子供を見に来て…」と言われる。
博士のためにここは一つ小説を書くしかないのだ。
で、いつ書くの?
ターザンカフェ 往生際日記[2004年09月02日(木)]
ターザンカフェをやっている意味があるというものだ。彼に「この人は小説を書けるのにプロレスの世界に身を置いて、ボクらにメッセージしていてくれるんだよね…」と言われると、ボクは照れてしまうのだ。
照れる前に書きましょう。
ターザンカフェ 往生際日記[2004年11月20日(土)]
夢枕獏さんの大作『シナン』の上巻を読んだ。400頁もあるのだ。下巻はちょっと間をあけて読む。
休憩というか一服する必要がある。だいたいどんな内容なのかみんなわかってしまったからだ。しかし読みやすいということはいいことだ。
小説を書くには知識と雑学が必要だ。それを痛感する。当たり前のことだが…。
自分の知識の無さを痛感して早くも挫折ですか?
ターザンカフェ 往生際日記[2004年12月24日(金)]
みなもと太郎著『風雲児たち』という作品。リイド社から出版。ちなみに一巻、648円。300頁はある。
ロフトプラスワンで名刺をかわした人から送られてきたのだ。「ターザンさんが小説を書く時の参考にして下さい!」というメッセージがあった。名前は出していいのかわからないのでFさんとしておく。
みんな期待してるんだから書きましょう。
ターザンカフェ 往生際日記[2005年02月08日(火)]
男からすると女性にはしっかり型のエロスと、じれったい型のエロスと二つがある。
これは小説になるなと思った。たとえば2人の姉妹を同時に愛した主人公(男性)が、その二つのエロスの間を行ったり来たりする話である。
渕さんと同じく官能小説?
ターザンカフェ 往生際日記[2005年02月20日(日)]
家に帰ってNHK衛星放送の『週刊ブックレビュー』を見た。ボクはあれを見て「オレは絶対に作家になれる」と確信した。
テレビを見て確信って・・・小学生ですか?(笑)
ターザンカフェ 往生際日記[2005年03月13日(日)]
深夜、NHK衛星放送の『週刊ブックレビュー』を見ると、話題の本を取りあげているのだが、現代では多くの人々がいかに自由に自己表現しているかがわかってくる。
その多様性といったらもう無限である。エッセイから小説、ミステリー、哲学、宗教に関するものまでいわゆる自己表現はそれこそなんでもありである。
そんな中でボクは何を書けばいいのか? それをボクは模索中なのだ。
受ける本を書くのか? とりあえず売れる本を書くのかである。それとも“これは”という本を書くのか? この問題はボクにとってむずかしい。
結論を出すには時間がかかりそうだ。それともとりあえず書いてみるかである。一体どっちなのだ?
結局書かずじまいじゃないでしょうね?
ターザンカフェ 往生際日記[2005年03月21日(月)]
博多の山崎さんの奥さんから早く本を書いてと言われた。深夜、別の人からも早く小説を書けと催促された。
ほら、催促されてる。
ターザンカフェ 民話日記[2005年07月07日(木)]
何に対してやる気になるのか? 物書きになることである。ボクは人生が楽しすぎて10代に小説家になると宣言しておきながら、まだ一度もその小説を書いていないのだ。
有言不実行人生の極みである。
「有言不実行人生」・・・自覚はしてるんですね。
ターザンカフェ 天才日記[2005年07月26日(火)]
今になってボクは91歳で亡くなった母が、晩年、老人になってすごした30年間をどうやって生きていたのか、ふとそんなことを考えるようになった。
30年という時間は長いよ。しかもそれは老人として生きていく時間のことなのだ。まったくボクは今までそのことに対して無神経だった。
こういうのを親不孝というのかもしれない。母のことはいずれ小説か何かに書かなければならない。それでボクは勘弁してもらう。
じゃあとっとと書きましょうよ。じゃないと死んだお母さんも浮かばれませんよ。
ターザンカフェ 天才日記[2005年10月02日(日)]
その昔、映写室にへばりついて映写する機械および映写室の窓からスクリーンを時々見ながらその両方をチェックする。その日々だった。
あの時のことは小説にしないとまずいなあ。
だからいつ書くんだよ(笑)。
渕さん、くれぐれもこの人のようなオオカミ中年(老人?)にはならないようにお願いします!
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渕さんの小説のほかにも、恭平さんがコラム書いてたりと
パンフを読み物として改善することで在庫ロスが極端に少なくなったとか。
そうでしたか。それは失礼しました。単行本化されたら面白いんですけどねー。でも実在のレスラーを出してるなら権利上の問題なんかで無理なのかな。