2005年12月15日

金子賢vsチャ-ルズ・“クレイジー・ホース”・ベネット決定!

 本当に一線級とやるんだなぁ・・・。

金子賢デビュー戦の相手はあのクレイジーホース!(PRIDE)
▼対戦決定カード
金子 賢(日本/フリー)
VS
チャールズ・“クレイジー・ホース”・べネット(アメリカ/フリー)

 金子のデビュー戦の相手は、かなり危険な男との対決となった。“クレイジー・ホース”のニックネームどおり、かなりクレイジーな性格を持つベネットである。前田吉朗に初黒星を付けた強烈なパンチが当たれば、金子は間違いなく病院送りにされるだろう。
 しかし、ベネットは総合格闘家としての完成度がまだそれほど高いわけではない。スタンドでは恐るべき強さを発揮するが、寝技になると穴が見える。つい最近も、アメリカでの試合においてチョークスリーパーで敗れている。
 狂気の打撃を掻い潜り、金子が寝技に引き込んで奇跡を起こす事ができるか? それとも、凶拳を浴びて秒殺KOされてしまうのか?

 つーか、特別ルールにでもしないと秒殺どころかマジで殺されますって! ベネットだけ打撃全面禁止ぐらいで丁度いいんじゃないの?

 前田吉朗戦は会場で観ましたけど、まさか総合無敗の前田があーも簡単に負けるとは想像してなかったですよ。試合後の友人との会話は、
「前田も初黒星があんなわけわからんヤツだなんて気の毒だよね(苦笑)」

「金歯で『日本中の女とフ○ックしたい』なんて言ってるキ○ガイだもんね(笑)」

「PRIDEもバカだよなぁ、なんであんな無名で強いの連れてくるんだか」

「K-1だったら初戦は噛ませ犬と当ててただろうにねぇ」

 ・・・こんな感じでした。さて、ベネットさんの戦績はPRIDEオフィシャルだとこんな感じで1勝2敗となってますが、ここはSherdogさんを見た方がいいでしょう。

Charles "Krazy Horse" Bennett(SHERDOG FIGHTFINDER)

 13勝11敗2引き分け。PRIDEオフィシャルに書いてある「つい最近も、アメリカでの試合においてチョークスリーパーで敗れている」というのは本当につい最近で12月11日。ユリジャ・フェイバー戦で1ラウンド4分38秒で敗れています。とはいえユリジャ・フェイバーって戦績見ると10勝1敗だから強いんですけどね。修斗、SB、K-1、PRIDE等さまざまなリングに上がっているあの阿部裕幸にも勝っています。まぁ阿部裕幸に勝ってもそんなに自慢にならんか・・・。この辺りはくまページさんが詳しいだろうなぁ。

 それにしてもとんでもない対戦相手をチョイスしたもんだ、PRIDEは。金子賢参戦が決定した時の記者会見では、「PRIDEルールを基本とした特別ルール」になる可能性を示唆してたけど、そうした方が良いと思う。でもどうすればいいかねぇ。高田延彦vs田村潔司の時は田村の要望で通常より分厚いグローブにしたことあったけど、今回はそんなもんじゃ甘いでしょう。やっぱりベネットだけ打撃禁止が丁度いいんだけど・・・。

 最初に金子賢が出ると知った時は「ボビー路線かよ」と落胆しましたが、これは見方を変える必要が出てきた。ボビーと違って勝てる可能性はゼロだし、これはむしろ金子賢を通して「PRIDEのリングは(K-1と違って)芸能人が安易に出れるほど甘いモノじゃないよ」ということを逆説的に証明しようという戦略ではないか? と思えてしまう。

 そう考えると金子賢は人身御供か? やっぱ人身御供よりも孫悟空の方がいいなぁ・・・。おらワクワクしてきたぞ!

 ・・・もし3分以上持ちこたえたら「芸NO人」呼ばわりしたことを謝罪しますよ。

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posted by ジーニアス at 21:33| Comment(0) | TrackBack(1) | PRIDE | 更新情報をチェックする
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