2023年03月07日

チャトリ・シットヨートンCEO「現在のONEの企業価値は20億ドルまで上がっている」/IPO(新規公開株式)の可能性も示唆

IPOビジネスの本質: なぜ70%の企業がIPOに失敗するのか。


チャトリ・シットヨートンCEO「ONEの累積赤字額3億8300万ドル(約558億円)はフェイクニュース」「3年以内に黒字化できると信じている」(2022年10月18日)

 こちらの続報。


 2022年のニールセンレポートによると、ONEはSNSを中心に動画の総視聴数の増加が目覚ましい。フェイスブック、インスタグラム、ユーチューブを合わせた動画の総視聴数は2021年には134億回で、前年のほぼ2倍になった。これはアメリカ・カナダのプロバスケットボールリーグであるNBAに次いで世界2位だ。

 ONEは創業11年で、セコイアキャピタル・インドをはじめとする著名ベンチャーキャピタルから出資を受けている。アメリカの調査会社であるCBインサイツもONEの企業価値を10億ドルと見積もっており、現在ではアジア有数のユニコーン(10億ドル以上の評価を受ける未上場企業)として認知されている。

 テック系がひしめく東南アジアのスタートアップ業界で、格闘技というコンテンツによって勝負するONEは異色の存在だ。

 ONEはアジア独自の価値観を前面に打ち出すことで、アメリカのUFCの「一強」が長く続く総合格闘技の世界に一石を投じた。アジアの格闘技は数千年の伝統を誇り、日本の柔道、空手や中国武術、タイのムエタイなどその種類も多様だ。その割にビジネスで成功した格闘技団体がない。そこにチャトリ氏は着目した。

「現在のONEの企業価値は20億ドルまで上がっている」というチャトリ氏にIPO(新規公開株式)の見通しについて聞くと、「今後1〜2年で、市場の状況が良くなったら」との返事だった。

 とはいえ、ONEはまだ赤字経営のようだ。チャトリ氏は現在世界に10のオフィスがあると豪語するが、従業員数などの数字は開示していない。また、イベントチケットの有料販売比率も明かせないとのことだった。

 チャトリ氏が重視しているのは、総視聴数とファンベースだという。「私たちの総視聴数とファンベースは飛躍的に伸びています。最終的に収益はこれらの数字を追いかけてきます」とチャトリ氏は説明した。

 課題について聞くと、本社および海外支社での人材の確保をあげた。シンガポールを始めとして東南アジア各国では、格闘技のイメージはまだまだネガティブなところがあるためだ。

 BloodyElbowに2021年の赤字額1億1000万ドル、累積赤字額が2021年12月31日の時点で3億8300万ドルと報じられ「フェイクニュース」だと主張していたチャトリCEO。IPOは果たして達成できるのでしょうか。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 23:56| Comment(6) | TrackBack(0) | ONE Championship | 更新情報をチェックする

ONE Championshipが「V.V meiとの独占契約は残ってる」と主張→ガセでした

4.29『RIZIN LANDMARK 5』で武田光司 vs. ルイス・グスタボ、倉本一真 vs. 太田忍、スダリオ剛 vs. ロッキー・マルティネス、浅倉カンナ vs. V.V mei、金原正徳 vs. 山本空良 等が追加発表(2023年03月03日)

 こちらの続報。


 RIZINが3月3日に『RIZIN LANDMARK 5』対戦カード発表会見を開き、その中には浅倉カンナ vs. V.V meiも含まれていましたが、


 South China Morning PostがONE Championshipの関係者に聞いたところ、最近ONEを離脱したV.V mei、アニッサ・メクセン、ジミー・ヴィエノの3人は独占契約期間がまだ残っているとのこと。

 アニッサ・メクセンとジミー・ヴィエノは共にキックボクサー。メクセンは1月の『ONE Fight Night 6』でスタンプ・フェアテックスとムエタイ&MMAミックスルールで対戦予定でしたが計量&ハイドレーション検査に参加せず欠場。その後ONEとトラブルがあったことを明かしています。ヴィエノは昨年10月の『ONE 162: Zhang vs. Di Bella』でニコラス・ラーセンに判定勝ちして以来ONEに出場していません。また、両者は共に最近フランスのMMA団体Ares FCと契約しており、5月11日にパリで開催する『Ares FC 15』に出場予定です。


 しかし、その後この記事を書いたニコラス・アトキン記者がツイッターで以下のコメントをしています。

「更新:山口芽生は本当にリリースされたとのことです。ONEは以前、私に誤った情報を提供したことがありました。記事を修正します」

 まぁ、さすがにRIZINも契約しても問題ないかチェックしてたでしょうし…それにしても、この「ONE関係者」は一体何なんですかね。

[追記]V.V meiがツイッターでこんなコメントをしています。
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posted by ジーニアス at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする

3月11日16時から大阪某所で『RIZIN.41』皇治 vs. 芦澤竜誠 記者会見

皇治、芦澤竜誠との記者会見での乱闘で右手親指骨折か(2023年02月28日)

 こちらの続報。



 3月11日(土)16時より、RIZIN.41 皇治vs.芦澤竜誠 記者会見 in 大阪を行うことが決定したぞ!この会見の様子はRIZIN FF公式Youtubeチャンネルでライブ配信される。

 記者会見の様子はライブ配信でチェックしよう!

 RIZIN FF公式Youtubeのチャンネル登録をしてリマインダー設定をしておくと、ライブ配信開始の通知を受け取ることができるぞ!この機会に是非、RIZIN FF公式Youtubeチャンネルを登録しよう!

記者会見日時
2023年3月11日(土)16:00(予定)

会見実施場所
大阪某所(屋外)

 結局、皇治が右手親指を負傷したという話はガセだったのか軽傷だったのか…。いずれにしても試合中止ということは無さそう。それにしてもこの記者会見は何の意味が…話題が『RIZIN LANDMARK 5』と『RIZIN.42』に持っていかれているから、もうひと盛り上げさせたいということでしょうか。


 また、皇治が今週の『人志松本の酒のツマミになる話』に出演するそうです。続きを読む・・・
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木村“フィリップ”ミノルがマニー・パッキャオ戦をアピールも榊原CEOは「言う資格が無いと思います」

パッキャオ★パーカー【サイズ:M 、L 、XL 、3XL 】マニー・パッキャオ


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posted by ジーニアス at 21:30| Comment(6) | TrackBack(0) | ボクシング | 更新情報をチェックする

西川大和がUFCではなくPFLと契約、4.14『2023 PFL 3』でクレイ・コラードと対戦。優勝賞金100万ドルを目指す

無念! 10.22『UFC 280』西川大和 vs. マゴメド・ムスタファエフが中止/西川の契約上の問題との一部報道も西川は「全て対戦相手の都合です」と否定(2022年10月19日)

10.22『UFC 280』マゴメド・ムスタファエフ戦中止の西川大和、来年2月のオーストラリア大会か韓国大会に出場か(2022年10月19日)

 こちらの続報。


 PFLが4月14日にネバダ州ラスベガスのヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアターで開催する『2023 PFL 3』の対戦カード。今大会はライト級とウェルター級のリーグ戦が行われ、メインイベントはオリヴィエ・オウビン・メルシエ vs. シェーン・バーゴスの元UFC同士の対戦。そして、クレイ・コラード vs. 西川大和も行われます。

Clay Collard(Sherdog)

Clay Collard(BoxRec)

Yamato Nishikawa(Sherdog)

 クレイ・コラードは現在29歳(試合時は30歳)のアメリカ人でMMA戦績21勝10敗1無効試合(UFC戦績1勝3敗、PFL戦績3勝2敗)、プロボクシング戦績9勝6敗3引き分け。昨年6月の『2022 PFL 4』でアレクサンダー・マルティネスに判定負けして以来の試合。UFCでは結果を残せませんでしたが、UFCから移籍してきたアンソニー・ペティスとジェレミー・スティーブンスのPFLデビュー戦の相手を務めて共に判定勝ちしています。


 修斗世界ライト級王者はご存知のように一度はUFCとの契約が発表され、昨年10月22日にマゴメド・ムスタファエフと対戦がアナウンスされたが、サステインとの契約問題が発生し、結果的にムスタファエフにも契約問題が存在したことで、19歳でのオクタゴン・デビューは一旦棚上げとなった。

 その後は2023年の仕切り直しという話も伝わってきていたが、年が明けて1月になると西川サイドはPFLと交渉に切り替え、ビザを取る段取りを進めていた。オクタゴンからスマートケージ=デカゴンに戦う場所は変わっても、国内にいては対戦できない相手と確実に2試合、勝ち進めば4試合&1億3500万が先に見えてくる1年間の過ごし方は、キャリアアップを考えても決して後ろ向きな選択ではない。ばかりか、最終的にUFCの頂点を目指すうえでより良いチョイスともいえる。


 4月1日(日本時間2日)には、工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)のPFL第4戦(※2021年PFLフェザー級王者モヴィット・ハイブラエフと対戦)が決定済み。翌週の4月7日(日本時間8日)に東よう子(リバーサルジム新宿 Me,We)がマリナ・モクナトキナ(ロシア)と対戦。さらに、14日(日本時間15日)に西川のコラード戦と、3週連続で日本人選手が、北米で強豪と対戦することになる。

 3週連続で日本人が出場します。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | PFL | 更新情報をチェックする
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