2022年12月21日

2.12『UFC 284』ロバート・ウィテカー vs. パウロ・コスタが中止/ウィテカーはコスタに、コスタはUFCに不満を漏らす




2.12『UFC 284』でロバート・ウィテカーとパウロ・コスタが対戦(2022年10月21日)

パウロ・コスタ「UFCはロバート・ウィテカー戦を発表したが俺は契約にサインしていない」「俺のギャラは安すぎるし2017年から変わってない」(2022年12月01日)

 こちらの続報。



2月12日に西オーストラリア州パースで開催する『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』で予定されていたロバート・ウィテカー vs. パウロ・コスタのミドル級マッチが中止になることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。

 コスタは「メールも来てないし契約書も無かったのにロバートとの対戦が発表された」とコメントしており、ファイトマネーにも不満を漏らしていました。


 これについてロバート・ウィテカーはインスタグラムで以下のコメント。

「それらが真実であると言うことにとても動揺している。コスタとの戦いは消滅した。UFCは彼を試合に出すために全力を尽くした。俺の知る限り、彼らは新しい契約を用意し試合をさせようとしたが、彼はそれでも受けなかった。そう、パースでの試合は実現しない。UFCは俺のスケジュールを3月か4月に変更しようとしている。非常にムカついている。俺の試合を観ようとしていた全ての友人、ファン、家族に申し訳ない。それは俺の手には負えないことだ」

「このような事態を招いたことは、非常に残念でならない。もうキャンプは始まっていた。俺がハードなトレーニングしていることはみんなも知っている。俺のキャンプはかなり長い。もうすでにキャンプと練習に没頭しているから、試合が終わったら家族を連れ出して休暇に入りたい。子供たちに新しいおもちゃを買ってあげたり、お金を稼いだり、家賃を払ったりしたい。だが、今はそれが全て後回しにされた。腹立たしいね」




 一方パウロ・コスタはツイッターで以下のコメント。

「交渉力不足でグレートファイトが減っていく、ケチをつけるのは止めた方がいい」

「彼らは間違った方法を取っている。ファイターが不満に思うような契約は、あまり賢明とは言えない。俺だけではない、覚えている。ガヌー、オマリー、マーク・ハントなどだ」
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posted by ジーニアス at 21:30| Comment(2) | TrackBack(0) | UFC | 更新情報をチェックする

RIZINが『超RIZIN』の広告費トラブルで「にしたんクリニック」に訴えられる/西村社長「本当は詐欺容疑でも刑事告訴したいぐらいです」

Fight&Life(ファイト&ライフ)Vol.94


「9月に行われた朝倉未来VSメイウェザー戦で、運営元のRIZINから“架空の広告枠”を売りつけられたんです。その後、向こうが当然すべき全額返金にも応じないので、仕方なく11月に民事訴訟を起こしました。本当は詐欺容疑でも刑事告訴したいぐらいです

 こう憤るのは、「イモトのWiFi」で有名なエクスコムグローバル社代表取締役の西村誠司社長だ。有名企業の名物社長と、日本の格闘技業界の盟主であるRIZINの間にいったい何があったのか――。

「たしかに、『にしたん』の広告を巡ってトラブルがありました。9月に行われた朝倉未来VSメイウェザー戦のスポンサーに手を挙げていたのですが、興行主のRIZINに手ひどい裏切りを受けました。存在しない“架空の広告枠”を売りつけられたんです。こちらとしては話が違うじゃないかと抗議したのですが、先方は当然なされるべき全額返金にも応じないので、11月に民事訴訟を起こしました。本当は詐欺容疑でも刑事告訴したいぐらいです」

 西村社長がこれほど激昂するのも無理はない。訴状によれば、「にしたん」は試合を裁くレフェリーの胸と背中にロゴを入れる広告料金として4400万円をRIZINに払っていたという。元世界チャンピオンのプロボクサーとで総合格闘家有名YouTuberの大一番。日本中の熱視線を集める試合に自社の広告が出るとあって、「にしたん」は高い広告費を惜しまずつぎ込んだ。

 試合当日、西村社長は晴れ晴れしい心持で会場のさいたまスーパーアリーナに足を運んだという。席についたのは、試合が始まる15分前。そんな西村社長のもとに歩み寄ってきて「話がある」と声をかけたのは、RIZIN側の広告営業の男性担当者だった。

「試合開始直前になって『やっぱりレフェリーの胸には広告は出せません。メイウェザー側の意向です』と告げてきたのです。思わず、『は? いまさら何言ってんすか?』と声が出ちゃいましたよ」

「それから悪びれた様子もなく『ギリギリまで交渉したけどダメでした』と言うんです。こちらはRIZINが売りに出した枠を安くない金額で買っているんだから、交渉も何も、広告が出るのは当然の話じゃないですか。それなのに、なぜかRIZIN側は『自分たちは汗をかいて交渉を頑張ったんだ!』というトーンを崩さない。それどころか、『背中だけは死守しましたから』と、まるで努力を認めてくれと言わんばかりの物言いで、呆気にとられている私を納得させようとするんです。いやいや、と。存在しない広告枠を売って金を振り込ませるなんて、詐欺師と一緒でしょう

「メイウェザー氏にも流儀があるでしょうし、ラスベガスのルールもあるのでしょう。そのことについて私はとやかく言うつもりはない。問題はあくまでRIZINの広告枠の売り方です。あちらは『日本人がレフェリーを務めた、メイウェザー戦以外の“前座”の3試合では契約通り胸にも広告が出たからいいだろう』と言うのですが、メイウェザーVS朝倉未来という“関ケ原”で『にしたん』の名前が出なければ莫大な広告費を払う意味がないと思いませんか。トンカツ定食を頼んだのにトンカツを出さず、『ご飯と漬物を食べ、みそ汁を飲んだんだから金を払え』と言っているようなものです。到底納得できません」

RIZINや榊原社長をウチに紹介して引き合わせたのは、大阪・寝屋川の元市議で、詐欺容疑で逮捕された吉羽美華氏です。それが縁で今年6月に東京ドームで開かれた那須川天心VS武尊戦に広告を出したのが、RIZINとの最初の取引でした。試合当日のアテンドも彼女で、テキパキして、感じがいい人ではありましたね。そんな吉羽氏が8月に逮捕されたと聞いた時は『やっぱり怪しいんじゃないか』という疑いが頭をかすめましたが、もうRIZIN側と話は進んでいましたので……。もう格闘技への広告はこりごりです

 またしてもRIZINにトラブル発生。非常に心配ですし残念です。

「この度の件につきまして、弊社としましては、契約の解釈の問題と理解しておりまして、両者間の認識の齟齬については円満な解決に向け、これまでも代理店なども通じて、誠心誠意ご対応させていただいて参りましたが、最終的に、このようなかたちになってしまい大変残念な思いでございます。貴社からのご質問に関しましては、本件は既に先方より問題解決に向けた協議の場を、別途設定されていますので、弊社としては専門家とも協議し、その場で適切に対応して参る所存です」

 RIZIN側は文春の質問状に対し、以上の返答をしたとのこと。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 20:30| Comment(11) | TrackBack(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする
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