2021年12月07日

1月28日、ハビブ・ヌルマゴメドフの団体Eagle FCのアメリカ初進出大会のメインイベントはタイロン・スポーン vs. アントニオ・シウバ/ラシャド・エヴァンスも出場

ハビブ・ヌルマゴメドフ「MMAをオリンピック競技にしたい」「EFC(買収した団体)とUFCの業務提携をしたい」(2020年12月06日)

ラシャド・エヴァンスが引退撤回、ローガン・ポールかロイ・ジョーンズJr.とのボクシングマッチを目指す(2021年07月16日)

 こちらの続報。


Tyrone Spong(Sherdog)

Tyrone Spong(BoxRec)

Antonio Silva(Sherdog)

 1月28日にフロリダ州マイアミのFLXアリーナで開催する『Eagle FC 44』のメインイベントがタイロン・スポーン vs. アントニオ・シウバになることをESPNが確認したとのこと。

 スポーンは現在36歳。MMA戦績2勝0敗で2013年8月の『WSOF 4』でエンジェル・ディアンダに判定勝ちして以来8年5ヶ月ぶりの試合。近年はキックボクシングを引退してボクシングに専念しており、プロ戦績14勝0敗。WBC&WBOのラテン・ヘビー級チャンピオンです。

 アントニオ・シウバは現在42歳。6月にセルビアで開催された『Megdan Fighting 9: Under the Bright Sky』でクエンティン・ドミンゴスに2R TKO負けして以来の試合で現在6連敗中。最近11試合の戦績が1勝9敗1無効試合で、その間にキックボクシングでリコ・バホーベンに、ベアナックルでガブリエル・ゴンザガにも敗れています。


Rashad Evans(Sherdog)

 また、同大会でラシャド・エヴァンスの復帰戦も行われるとのこと。対戦相手は未定。エヴァンスは2018年6月の『UFC 225: Whittaker vs. Romero 2』でアンソニー・スミスに1R KO負けして以来の復帰戦となります。当初はローガン・ポールかロイ・ジョーンズJr.とのボクシングマッチを目指していましたが、方針を変更したようです。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 18:29| Comment(0) | 海外格闘技 | 更新情報をチェックする

セルジオ・ペティス「堀口恭司に試合を完全に支配されてたし、もっと頑張らきゃいけないと思った」


 『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』で堀口恭司に4R KO勝ちしバンタム級王座を防衛したセルジオ・ペティスが以下のコメント。

「ボコボコにされたよ。第1ラウンドから第4ラウンドまで、やられっぱなしだった。イライラさせられた。彼は面白い動きをしたり、出入りの激しいプレーをしてきたので、フィニッシュを決めるまでに多くの逆境に立ち向かわないといけなかった。そしてフィニッシュは完璧だった。素晴らしかった。ノックアウトで勝てたのはキャリアの中でも4度目か5度目かな(※実際は今回で4度目)。27戦目にしてようやくこういう結果が得られたのは、とても素晴らしいことだと思う」

「彼がダウンした後にもう一発殴ろうと思っていたが、ああ、失神してるなと思った。コーチのスコット・クッシュマンが、ジャブだ、ジャブだと言ってたので、彼はそのたびにリアクションしていた。そして第4ラウンドまでの間で、彼はディフェンスしなくても大丈夫だと思ってしまったのだと思う。だから僕はハイキックをかわされた後も離れ際にスピニングバックフィストが打てたんだ」

「僕に欠けていたのは自分に対する信念だった。今回もそうだったら、終盤にこの大仕事を達成できなかったと思う。精神的にはフラストレーションが溜まっていたが、それでポジティブな気持ちが失われることは無かった。何か素晴らしいことができると思ってたし、それを達成するために1、2ラウンドを耐え抜いた」

「彼が担架で運ばれるのは本意ではなかった。 相手が意識を失ったり、引退後までダメージが残るほど酷く傷つけたくはない。残念ながらそういうことは間違いなくこの仕事の一部だから仕方ないけどね。結局のところ僕が言うのも何だけど、彼の方が強いので、僕がここにいる時はそうしないといけない。僕はナイスガイだし親切な人間だと思うけど、彼は僕にも同じことをしようとしたわけだしね」

「正直なところ、もっと頑張らきゃいけないと思った。 第4ラウンドまで支配されてしまった。課題がいくつか残った一方で、間違いなく素晴らしいノックアウトが出来た。だけどキャリアを長く続けるために必要なことがいくつかあるし、できればあと8年から10年は現役を続けたい」

「僕は対戦相手を選ぶためにここにいるわけじゃない。対戦相手は彼らに選んでもらう。僕はボスじゃない。彼らが対戦相手を教えてくれるだろうし、僕はノーとは言わない」
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posted by ジーニアス at 17:35| Comment(14) | ベラトール | 更新情報をチェックする

12.18 ジェイク・ポールと対戦予定だったトミー・フューリー欠場によりタイロン・ウッドリーとの再戦が急遽決定

ジェイク・ポール、次戦は12月18日にタイソン・フューリーの弟と対戦/キャリア5戦目にして初のプロボクサーとの対戦(2021年10月30日)

 こちらの続報。


 12月18日にフロリダ州タンパのアメリー・アリーナでジェイク・ポールと3分8ラウンドのボクシングマッチで対戦予定だったタイソン・フューリーの弟、トミー・フューリーが欠場することを発表。フューリーは以下のコメント。

「細菌性胸部感染症と肋骨骨折によりジェイク・ポールとの試合を辞退せざるを得なくなったことに対し本当に心を痛めている。年明けにでもこの試合が改めて組まれることを本気で願っている。何よりもこの試合を実現させたい」


 これに対しジェイク・ポールが以下のコメント。

「正式発表だ、トミー・フューリーはボクシング界最大のクソッタレだ。彼はこの試合を辞退した。“健康上の問題”だと言ってるが、あの陣営に一体何が起こっているのか誰にも分からない。最初はこのニュースを信じられなかったし、今でも現実とは思えないくらいだ。彼は人生最大の大儲けをし損なった。俺は鼻を折られたり、病気になっても戦ってきたぞ、いい加減にしろ。それがボクシングだ。彼はビビっていた。それが悪いニュースだ」

「良いニュースは、ミスター・タイロン・ウッドリーに電話して "試合をしないか?"と聞いたら彼はトレーニングをしていた。そして『もちろん受けて立つ! 再戦しよう』と言ってくれた。彼が俺をノックアウトできたら50万ドルの追加ボーナスを与えることにした。ジェイク・ポール vs. タイロン・ウッドリー2は疑いの余地はない。1回目は彼をノックアウトできなかった。今度こそクレイジーな勝利、クレイジーなノックアウトをしてやる。ショー・マスト・ゴー・オンだ」

 というわけで、ジェイク・ポール vs. タイロン・ウッドリー2が決定です。前回はスプリットデシジョンで物議を醸しましたが、今度こそ完全決着なるかが注目されます。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 15:09| Comment(2) | ボクシング | 更新情報をチェックする

堀口恭司「来年バンタム級GPあるので、しっかり優勝して、ついでにしっかりぶっ飛ばそうかなと思ってます」

衝撃の失神KO負けの堀口恭司が早くもリベンジに意欲!「しっかりぶっ飛ばそうかな」とGP優勝を宣言(THE DIGEST)



 衝撃の敗戦から時が経ち、日本格闘技界のエースが自身の心境を明かした。

 現地時間12月3日にアメリカのアンカスビルにあるモヒガン・サンアリーナで実現した、ベラトール世界バンタム級タイトルマッチで、王者のセルジオ・ペティス(アメリカ)に挑んだのは、堀口恭司(アメリカントップチーム)は、4回途中KO負けを喫した。

 終始、主導権権を握っていた堀口。それだけに裏拳一撃による失神KOは、世界に衝撃を与えた。勝負の凄みは、幾多の激闘を目にしてきたベラトールのスコット・コーカー社長が「あのKOこそMMAであり、その美しさだ。凄まじく速く、爆発力がある。そして何よりも生々しいんだ」と興奮気味に主張したほどだ。

 そんな名勝負に敗れてから3日。「ちょっと縫った」という堀口は、ペティスの蹴りによって右目下を腫らせた痛々しい姿で自らの公式YouTubeチャンネルを更新。「試合に負けてしまいました。負けは負けでしっかり認めて」と振り返り、次なる野望を口にした。

来年バンタム級GPあるので、しっかり優勝して、ついでにしっかりぶっ飛ばそうかなと思ってます。自分は全然元気なので、たくさんのメッセージ、心配のコメントをいただきありがとうございました。ただ大の字にのびただけで。まったく何もない。期待に応えられなくて申し訳なかったです。また頑張ります

 22年春から開催が発表されたベラトールのバンタム級グランプリには、王者のペティスも出場予定となっており、堀口にはリベンジが期待される。ちなみに勝利すれば、同級ベルトとともに賞金100万ドル(約1億1000万円)も手にできる。

 3月の開幕戦には出場するでしょうが、リベンジに期待する一方でとにかく無理しないようお願いします。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 13:44| Comment(1) | ベラトール | 更新情報をチェックする

元・貴源治(スダリオ剛の双子の弟)がパラエストラ大阪に入会

元・貴源治が元・貴闘力のYouTubeチャンネルで大麻使用を謝罪(2021年09月13日)

 こちらの続報。


貴源治賢士(Wikipedia)

 元・貴源治さんについてはこちらを参照。


 パラエストラ大阪代表のタクミさんによると、元・貴源治さんが入会したのは事実ですが、基本的に東京に住んでいるので大阪に来た時の練習拠点として使うとのこと。東京でも練習しているということでしょうか。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 13:28| Comment(0) | 国内格闘技 | 更新情報をチェックする

週刊文春が『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』の数々の疑惑を報じる


「二度とこういう企画をすることはありません」

 プロ格闘家でユーチューバーとしても活躍する朝倉未来(みくる・29)は番組終了後、そう謝罪に追い込まれた。

 事の発端は11月20日にネットTV「ABEMA」で有料配信された『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』。中学時代に暴走族50人と戦ったこともある“ケンカ最強”の異名を持つ朝倉に、「会津伝説のケンカ屋」など4人が挑む企画だった。

 反響は大きく、有料配信番組では同局史上最多の視聴者数を獲得。結果は朝倉の全勝に終わったが、放送前から対戦相手の人選が疑問視されていた。

「ヘビー級の総合格闘家や海外の腕自慢も応募していたが、結局選ばれなかった。体重60キロ台半ばの朝倉との体格差を考慮したと見られます」(格闘技関係者)

 対戦相手も4名のうち2名が“元芸能人”。

「後藤真希の弟で元アイドルの後藤祐樹は膝蹴りやパンチをくらって45秒で倒され、元KAT-TUNの田中聖はケガを理由にドタキャンしました」(同前)

 さらに番組終了後には次々と演出上の疑惑も浮上。スポーツ紙の格闘技担当は呆れたように話す。

「朝倉は対戦の際に実力差を見極め、力を加減したことを認めている。しかも舞台にある障害物はケガをしないように発泡スチロール製で、コンクリートに見えた床は芝生やマットでした」

 加えて「煽り映像」も種明かしされる事態となる。

「自分の掌に唾を吐きかけて朝倉の頭を触った選手は、事前にプロデューサーを介して朝倉側に了解をとったことを暴露した」(同前)

 朝倉は事前の了解を否定する一方「ABEMAの中の誰かが勝手に僕の許可をとったと言ったのかも」と制作側に疑惑の目を向けた。

 ABEMAの内情を知るディレクターは同社の格闘技担当・Kプロデューサーに冷たい視線を投げかける。

テレビ朝日の元プロデューサーで、出向という形でABEMAに来ている格闘技番組の“ドン”。今回の企画も問題視されていたが、誰も止められなかった

 K氏は過去に複数のトラブルを起こしてきたという。

お気に入りの選手が出場しなければ大会を放送しないと言い、実際に放送が打ち切りとなった団体もある。最近、ABEMAの格闘技中継でプロレスまがいの場外乱闘が多発しているのも、やりすぎだと批判の声が上がっています」(同前)

 ABEMA側に事実関係や見解を問うたが、締め切りまでに回答がなかった。

 朝倉は「格闘技を広めるためにやったが、いい広がり方にならなかった。弱い者いじめになった」と反省。ケンカはダメ、ゼッタイ!

 何かと残念な企画だったと思います。1000万円企画もどんどん過激な方向に行ってしまい歯止めがかからなくなっていたのでしょう。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 12:59| Comment(6) | RIZIN | 更新情報をチェックする
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