2021年12月02日

デイナ・ホワイトと家族に新型コロナウイルスの陽性反応も「陰性になれば『UFC on ESPN 31』には出席したい」


 デイナ・ホワイトと家族に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから現在隔離中とのこと。サンクスギビングデー(感謝祭・今年は11月25日)のためにメイン州にある自宅で家族と過ごしたところ、全員に陽性反応が出たそうです。デイナ・ホワイトは以下のコメント。

「我々はメイン州にある自宅に行った。感謝祭はそこに行くのが慣習になってるが、誰かがそれを持っていて、全員に陽性反応が出てしまった」

「土曜日にはネバダ州に戻っていたが、日曜日から水風呂と蒸し風呂に交互に入っている。ユーカリのスプレーをしたのに匂いが無かったので、どういうことか気がついてジョー・ローガンに電話した」

「月曜日の午前9時に検査をしたが、彼はできるだけ早くモノクローナル抗体を作れと言ったので、その通りにした。そしてNADの点滴をするようにも言われたので直後に行った。日曜日の午後8時には味覚も嗅覚もなかったが、火曜日に髭を剃るためにカミソリを洗うとアルコールの匂いがした。11時には味と匂いが戻っていた。その後イベルメクチンを服用した。昨日はビタミン剤の点滴をして今日はまたNADの点滴をしている。今までになく気分が良いし、100万ドルの気分だ。コロナに感染してからの10日間は1日2回のワークアウトをして隔離されているが、24時間以内に嗅覚と味覚が戻った」

「私はプロトコルを実行している。10日間は自宅待機で他の人と接触しないようにしている。だが私はローガンが学んだ方法で、非常に頭の良い人たちと一緒にこの問題に取り組んでいる。陰性になるまで2日おきに検査をしてすぐに仕事に復帰するつもりだ。土曜日の『UFC on ESPN 31』に出席できることを願っている。陰性だったら絶対に出席する。想定されているプロトコルを正確に実行し、クリーンな状態にして、またみんなのそばに行けるようにしたいと思ってる」

 なお、デイナはワクチンは2回接種済みだったので軽症で済んだともコメントしています。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 15:24| Comment(4) | UFC | 更新情報をチェックする

ブラッド・リデル vs. ハファエル・フィジエフ、クレイ・グイダ vs. レオ・サントス等『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』の対戦カードを紹介

12.4『UFC Fight Night』のメインイベントはロブ・フォント vs. ジョゼ・アルド(2021年09月28日)

 こちらの続報。

 12月4日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』で行われるその他の試合を紹介します。


UFC adds Rafael Fiziev vs. Brad Riddell for Dec. 4 Fight Night event(MMAJunkie)

 ブラッド・リデル vs. ハファエル・フィジエフのライト級マッチが行われるとのこと。

 リデルは6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でドリュー・ドバーに判定勝ちして以来の試合で現在7連勝中(UFC戦績4勝0敗)。フィジエフは8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でボビー・グリーンに判定勝ちして以来の試合で現在4連勝中。


Clay Guida vs. Leonardo Santos added to UFC on ESPN 31 on Dec. 4(MMAJunkie)

 クレイ・グイダ vs. レオ・サントスのライト級マッチが行われるとのこと。

 グイダは8月の『UFC on ESPN 29: Cannonier vs. Gastelum』でマーク・マドセンに判定負けして以来の試合。サントスは3月の『UFC on ESPN 21: Brunson vs. Holland』でグラント・ドーソンに3R KO負けして以来の試合。『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』でアレクサンダー・ヘルナンデスと対戦予定でしたが負傷欠場していました。


Jimmy Crute vs. Jamahal Hill targeted for UFC event on December 4(MMAFighting)

 ジミー・クルート vs. ジャマール・ヒルのライトヘビー級マッチが行われるとのこと。

 クルートは4月の『UFC 261: Usman vs. Masvidal 2』でアンソニー・スミスに1R TKO負けして以来の試合。ヒルは6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でポール・クレイグに1R TKO負けして以来の試合。

 両者は『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』で対戦予定でしたが今大会に延期されています。


With Brad Tavares out, Roman Dolidze steps in to face Brendan Allen at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

With Roman Dolidze out, Chris Curtis steps in to face Brendan Allen at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

 ブレンダン・アーレン vs. クリス・カーティスのミドル級マッチが行われるとのこと。元々アーレンはブラッド・タヴァレスと対戦予定でしたがタヴァレスが欠場、代わりにロマン・ドリゼがアーレンと対戦することになりましたがドリゼも欠場したことからカーティスは代打の代打になります。

 アーレンは7月の『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』でプナヘレ・ソリアーノに判定勝ちして以来の試合で現在2連勝中。カーティスは11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』で行われたUFCデビュー戦でフィル・ホーズに1R TKO勝ちして以来の試合。


Bryan Barberena draws late replacement Darian Weeks at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

Darian Weeks(Sherdog)

 ブライアン・バルベリーナ vs. ダリアン・ウィークスのウェルター級マッチが行われるとのこと。バルベリーナは当初マット・ブラウンと対戦予定でしたがブラウンに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから欠場、代わりにウィークスが対戦します。

 バルベリーナは7月の『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でジェイソン・ウィットに判定負けして以来の試合。ウィークスは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績5勝0敗。今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 01:47| Comment(0) | UFC | 更新情報をチェックする

11.28『RIZIN TRIGGER 1st』のフルファイト動画がYouTubeで早くも解禁


 11月28日に神戸ワールド記念ホールで開催された『RIZIN TRIGGER 1st』のフルファイト動画がYouTubeで早くも解禁されています。以下、動画です。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 00:22| Comment(0) | RIZIN | 更新情報をチェックする

2021年12月01日

3.26『UFC Fight Night』のメインイベントはヤン・ブラホヴィッチ vs. アレクサンダー・ラキッチ



 UFCが3月26日に開催するFight Nightシリーズ(会場未定)のメインイベントがヤン・ブラホヴィッチ vs. アレクサンダー・ラキッチのライトヘビー級マッチになることをアリエル・ヘルワニ記者が確認したとのこと。

 ブラホヴィッチは10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でグローヴァー・テイシェイラに2Rリアネイキッドチョークで敗れライトヘビー級王座から陥落して以来の試合。

 ラキッチは3月の『UFC 259: Blachowicz vs. Adesanya』でチアゴ・サントスに判定勝ちして以来1年ぶりの試合で現在2連勝中。ラキッチはUFC戦績6勝1敗で『UFC Fight Night 165: Edgar vs. The Korean Zombie』でヴォルカン・オズデミアにスプリットデシジョンで敗れた以外は負けなしです。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 22:42| Comment(0) | UFC | 更新情報をチェックする

ベン・アスクレンが「ネイト・ディアスのUFC契約最後の試合」の対戦相手をアピール

デイナ・ホワイト「ネイト・ディアスはカマル・ウスマンと対戦したいのならカムザット・チマエフと戦うのは問題ないはずだ」(2021年11月10日)

 こちらの続報。デイナ・ホワイトはネイト・ディアスのUFCとの契約があと1試合であることを明言しています。


Ben Askren teases UFC return, ‘would be happy’ to be last fight on Nate Diaz’s contract(BloodyElbow)


 ベン・アスクレンがジェイク・ポールのボクシングを「悪くない」と評価している記事に対しネイト・ディアスがツイッターで「ファイトもボクシングも出来ない引退したレスラーが言うことか」と批判しています。


 これに対してアスクレンは「ネイトの言う通り、俺のボクシングは酷かった。だが彼のMMAも酷い。彼がそれを証明しろというなら俺は明日にでもUSADAの検査対象リストに入るよ。彼の契約最後の試合の相手になれたら嬉しいね」とコメントしています。

 ベン・アスクレンは股関節を人工関節に置き換える手術をしたことからMMAを引退したものの、思いのほか動けたことから復帰の可能性を示唆しており、その手始めとしてジェイク・ポールとボクシングマッチをした経緯があります。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 18:35| Comment(2) | UFC | 更新情報をチェックする

榊原信行CEOがクレベル・コイケとの交渉再開を明かす

12.31『RIZIN.33』で朝倉海 vs. 瀧澤謙太、扇久保博正 vs. 井上直樹、元谷友貴 vs. 金太郎が決定/那須川天心 vs. 武尊については「引き続きノーコメント」(2021年11月30日)

 こちらの続報。


 『RIZIN.33』対戦カード発表会見後の囲み取材で榊原信行CEOがクレベル・コイケについて以下のコメント。

 2021年6月のRIZIN東京ドーム大会で、朝倉未来に三角絞めで一本勝ちしたものの、大晦日前の斎藤裕とのタイトルマッチに至らなかったクレベル・コイケとの契約更改について、榊原CEOは、「お互いミスアンダースタンディング(誤解)もあったと思いますし、クレベル選手ともREALの山田(重孝)さんを通して進めています」と、交渉を再開したことを明かした。

 その後、「お互い“和解”と言ったらいいのか、僕らとしての憤りには理由があるんですね。そこをキチッとクリアした上で、起きたことは仕方ないので、今後、そういうことが無いように」話し合ったという。

 クレベル陣営は、海外再進出も視野に入れながら、契約更改に臨んでいるが、榊原CEOは、RIZIN参戦にあたり「UFCを目指すのはいい。RIZINに参戦するなら(海外挑戦の)野心を隠しながら、ロイヤリティ(忠誠心)と誇りを持って戦ってほしい」と求めている。それは、ほか選手にも向けられていた。

「タイトルを持った選手たちが、UFCを目指すとかというのはいいんですよ。でも、ほかの選手も押しなべて、誰とはいいませんが、TRIGGERのリング上で、“一緒にUFCへ行こう”というようなことを言ってる選手がいたんだけど、勝手に行け、という感じなんですよ。いま金を貰ってやっているのがRIZINだったら、RIZINを盛り上げてRIZINでベルトを獲ることに全力で向き合ってくれないと。その先にUFCやBellatorという大きな目標があるのは、それはどうぞ、と。でもいまあなたが働いているのはここでしょうと。それだったらそこに対してのロイヤリティと誇りを持って戦ってほしいし、僕らもRIZINに命を賭けてやっているから、選手たちも中途半端な気持ちで関わるんだったら、僕はそういう選手と関わりたくない」と、RIZINでのチャンピオンシップを目指すファイターたちと共に進んで行きたいという。

 さらに、「UFCという目標があるんだったら、自分たちは別の道を辿って(行けばいい)。でもUFCに“記念受験”で1回行って来ました、それで一生食えるの? という話で、UFCに行ってランキングに入って、そこで結果が出るまでの実力をつけて、押しも押されぬ形で、僕は選手には行ってもらうべきだと考えるし、そこまでの志と準備が出来ているんだったら、別にRIZINを通過しなくてもいい。ほかの道で行けと」と、UFCに出ることではなく、UFCで勝ち上がる実力を身につけているのかと疑問を呈した。

「その野心を隠しながら、大きな目標を掲げながらも、いまはここで命を賭けて戦うよと言ってくれないと、こっちが気持ちが行かない。そこはちゃんとそういった気持ちを持って向き合おうよと。朝倉未来にしてもサトシにしても萩原京平にして、みんなそういう思いを──ベルトがほしいと思って戦っている。クレベルにも、このプロモーションにいる間はそうあってほしい。そのへんをクレベルがちゃんと約束して──いずれにしても実力的にはベルト戦線にからむ選手なので、そこの確認をして向き合えたらいいなと思います」と、クレベルがタイトルコンテンダーであることは認めながらも、RIZINへの気持ちが必要だとした。

 RIZINで結果を出す前から「腰掛けでやってます」感を出されたら良い気分はしないということでしょう。良い選手なら自然とUFCから声が掛かるでしょうし。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 15:57| Comment(10) | RIZIN | 更新情報をチェックする

『UFC 268』でボビー・グリーンに敗れたアル・アイアキンタが引退を発表「意識があったのに諦めたのは今回が初めてだった」

‘This sh-t’s not worth it’ - Al Iaquinta announces retirement from MMA(BloodyElbow)



 『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でボビー・グリーンに1R TKO負けしたアル・アイアキンタが以下のコメント。

「まだ戦うかって? もう終わりだと思ってるよ。俺はそのつもりだ。これが最後だ。もちろん勝って終わりたかったが、もうこんなクソッタレに価値を見い出せなくなった。ジャスティン・ゲイジー vs. マイケル・チャンドラーを見ただろう。バチバチの殴り合いをしていたが、ああいうのに価値を見い出せなくなった」

「ボビー・グリーン戦は初めて自ら諦めた試合だった。彼は俺をノックアウトしたわけじゃない。意識が飛んだわけでもない。自分が何をしているのかも分かっていた。とにかく止めたかった。それだけのことだ」

「ハードに殴られたことは分かっていた。多分、俺にとって良い日じゃなかったと思う。試合の準備、スタミナ、レスリングに自信が無かった。彼らはハードなトレーニングをしている。1日に2回とか3回、本当にハードなトレーニングをしている。俺の体はもうそれに耐えられなかった。キャリアの中で試合で諦めたのは初めてのことだった」


Al Iaquinta(Sherdog)

 アル・アイアキンタは現在34歳でMMA戦績14勝7敗1引き分け(UFC戦績9勝6敗)。最近5試合の戦績は1勝4敗でした。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 15:33| Comment(1) | UFC | 更新情報をチェックする

UFCが禁止薬物の陽性反応で出場停止処分を受けたケビン・リーをリリース

ケビン・リーに禁止薬物の陽性反応、リーはADHD治療薬の使用免除を申請していなかったと釈明(2021年10月23日)

 こちらの続報。8月28日にラスベガスのUFC APEXで開催された『UFC on ESPN 30: Barboza vs. Chikadze』でダニエル・ロドリゲスに判定負けしたケビン・リーが試合後の薬物検査でアンフェタミンの陽性反応が出たことから、ネバダ州アスレチックコミッションから処分内容が確定するまで一時出場停止されていましたが、


Kevin Lee suspended 6 months for failed drug test, required to pay over $16,000 in fines(MMAFighting)

 その後、半年間の出場停止と1万6000ドルの罰金処分が確定しています。


 そして、UFCはケビン・リーをリリースしたことをMMAFightingが確認したとのこと。

Kevin Lee(Sherdog)

 ケビン・リーはMMA戦績18勝7敗(UFC戦績11勝7敗)。UFCデビュー戦は2014年2月の『UFC 169: Barao vs. Faber 2』のアル・アイアキンタ戦で判定負けしていますが、その後は好成績を収め2017年10月の『UFC 216: Ferguson vs. Lee』ではトニー・ファーガソンとライト級暫定王座決定戦をしています。しかし、この試合で3R三角絞めで敗れて以降の戦績は2勝5敗と振るいませんでした。2勝5敗の間には計量ミスも2度あり、ウェルター級でも2試合するなど迷走していました。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 14:26| Comment(2) | UFC | 更新情報をチェックする
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