2021年01月22日

榊原信行CEO、新ルールを作り打撃最強を決めるRIZINキック構想を明かす



 榊原信行RIZIN CEOが、新たな戦いの舞台を設立する構想を『ゴング格闘技』3月号(NO.312)で打ち明けた。

 2021年、コロナ禍収束の目途が経たない中、RIZINはどう動くのか。そのテーマでのインタビュー中、ボクシングに転向することがほぼ確定的になってきたRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)に代わって、キック部門を引っ張る“ポスト那須川天心”をどうするのか、との質問に榊原CEOは次のように答えた。

「ポスト天心と言っても、あんな選手はもういないと思うんですよ。だから天心の抜けた穴をどうのこうのはあまり考えていません。そこでキックをどうする、という問題はあると思います。天心がいなくなってもキックの試合をRIZINの中で続けていくのかどうか。もうRIZINの中からスピンオフさせて、RIZINキックでもやろうかなと思っています。そういうイメージもあるんですよ」と、キック部門を独立させて新たな舞台を作る構想があるという。

 それは、「過去のK-1は空手やカンフー、テコンドーもあって立ち技最強を目指すという、立ち技の中での他流試合のようなコンセプトがあったんですよね。だからルールも変えて、ヒジももちろんありだし、スタンディングバウトの最強を決めるようなものをRIZINキックとしてやろうかなと。

(中略)例えば佐山聡先生(初代タイガーマスク)にルールマネージメントを任せて、極論を言うとグラウンドに行った時にパウンドはいい、と。でも寝技になったらすぐにブレイクとか。佐山先生と話した時は、凄いグローブのアイデアがあるらしいんですよ。完璧なグローブがあるんだ、と。そういう話を聞いていると、それを見てみたいなって思ってしまうんですよね(中略)立ち技と言うよりかは打撃最強ですね」と、全く新しい打撃オンリーのルールを作り、あらゆる立ち技の選手が最強を競い合う舞台を作り出したいという。

 そのルールで那須川天心vs朝倉海、皇治vs朝倉海など、通常では実現できないカードも組めるのではないか、と榊原CEO。「それは年内に行われる可能性はありますか?」との問いに「あります。やりましょうよ。何か新しいことをやっていかないと」と、実現へ向かってかなり前向きな答え。

 実は、榊原CEOはPRIDE全盛の時代にも「立ち技最強を決める舞台」の構想を語ったことがある。長年温めてきた構想は今度こそ実現するのか。

 パウンドありのムエタイみたいな感じになるのでしょうか。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 15:59| Comment(11) | RIZIN | 更新情報をチェックする

3月12日、六本木で『QUINTET FIGHT NIGHT 6 in TOKYO』の開催が決定/今回は女子3チームによる巴戦


 2021年のQUINTETは女子大会からスタート! 3月12日 (金)、EX THEATER ROPPONGIで「QUINTET FIGHT NIGHT 6 inTOKYO」を開催することが発表された。今大会は2回目となる女子大会でQUINTETでは初となる3チームによる巴戦で優勝を争うことになる。

 出場3チームのうち、総合格闘家・阿部裕幸氏が主宰するAACCがTEAM AACCとして参戦することが決定。強豪女子選手が集まる場として定評のあるAACCだが、所属選手に第3代RIZIN女子スーパーアトム級チャンピオンの浜崎朱加を擁し、SB世界女子フライ級王者のRENAも練習に参加するなど層の厚いメンバーの中から、阿部代表がどんなチーム編成を行うのか楽しみだ。残り2チームは調整中。決定次第お知らせします。



2021年最初のQUINTETは2回目の女子大会に決定!
◆大会名称/QUINTET FIGHT NIGHT6 in TOKYO

◆日時/2021年3月12日(金) 開場 17:00 開始 18:00

◆会場/EX THEATER ROPPONGI (https://www.ex-theater.com/access/)

2021年2月1日よりチケット先行受付開始!

Official Site : https://www.quintet-fight.com/
Instagram : https://www.instagram.com/quintet_pr/
Facebook : https://www.facebook.com/QUINTET.PR/
Twitter : https://twitter.com/quintet_pr

UFC FIGHT PASS 全世界完全生中継〈日本語実況解説あり〉
https://ufcfightpass.com


QUINTET FIGHT NIGHT 6 in TOKYO(QUINTET)

 チケットはVIP席3万円、指定席1万円の2種類。販売の詳細についてはリンク先をご参照ください。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 14:53| Comment(1) | 国内格闘技 | 更新情報をチェックする

『UFC on ABC 1: Holloway vs. Kattar』の平均視聴者数は低迷、次回放送も未定


 ESPNがプレスリリースで、東部時間1月16日午後3時からABCが3時間生中継した『UFC on ABC 1: Holloway vs. Kattar』はピーク時だったラスト15分の視聴者数が160万人で、ここ2年で最も視聴された大会だったと発表。また、同じくABCで放送された『UFC 257: Poirier vs. McGregor 2』の事前番組の視聴者数は75万人で、ここ10年の事前番組で最多だったとも発表されています。


 しかし、こちらによると『UFC on ABC 1: Holloway vs. Kattar』の3時間の平均視聴者は122万人で、最後に全米4大ネットワークで生中継された2018年12月の『UFC on FOX 31: Lee vs. Iaquinta 2』の平均182万8000人よりも下だったとのこと。「ここ2年で最も視聴された大会」になったのは、全米4大ネットワークの放送が無かっただけで当然といえば当然。裏番組で東部時間午後4時30分から放送されたNFLプレーオフ(ロサンゼルス・ラムズ vs. グリーンベイ・パッカーズ)の平均視聴者数が2649万人もあったことも影響しました。

 とは言え、今大会はサブスクリプションであるESPN+でも生配信されたことからそちらで視聴した人も多数いたと推測されたことや、開始時刻が通常よりも早かったこともあり『UFC on FOX 31: Lee vs. Iaquinta 2』とは一概に比較できません。

 また、ABCが以前のFOXのようにUFCの大会を定期的に放送するかは未定とのこと。MMAFightingはESPNとの契約の範囲を考えると定期放送は難しいと推測しています。続きを読む・・・
posted by ジーニアス at 14:40| Comment(4) | UFC | 更新情報をチェックする
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