Wrong guy pic.twitter.com/o6EYz3vnGo
— Derrick Lewis (@Thebeast_ufc) August 5, 2020
問題となっているのはUFCの有名選手、デリック・ルイス(米国)だ。記事によると、今週末にラスベガスでアレクセイ・オレイニク(ロシア)と対戦予定だったが、選手が待機する施設に届いた食事をどういうワケか入手。記事では「ルイスはオレイニクの食事を手にし、“風味”を加えた」と記し、本人がツイッターに投稿した動画を公開している。
キッチンのような場所に立ったルイス。すると、パックに入った3つの弁当を手に取った。「これには何か材料が欠けている」と話し始め、「とっても重要な材料だ。試合週だから彼はハングリーだしね。美味そうだろ? 俺はこの食事にある風味を加えようと思う。彼は気付かないだろう。だってロシア出身だからだ。ロシアにはおいしい食べ物がないからね」と続けた。
そして、あろうことか1つの蓋を開け、自分のツバをはきかけた。蓋を閉じて元の場所に戻すと、悪びれることなく、カメラに向かって不敵な笑みを見せ、動画は終わった。当然、許されない行為に対し、コメント欄ではファンから辛辣な声が続々と寄せられている。
「最悪。なんで9歳児のような振る舞いをするんだ?」「私はあなたのファンだが、これはただただ失礼だ」「不快なデリック。子供の考えることだ」「これを見た今、オレイニクが彼に蹴りを入れることを望む」「これは汚い」「大ファンだったけど、これは見ていられない」「あなたは試合に負けるだろうね」「失望した」
記事を掲載した「ザ・サン」も「UFCのスター、デリック・ルイスがラスベガスの試合を前にして、相手のアレクセイ・オレイニクの食事にツバをかける。最悪の映像だ」との見出しで報じ、苦言を呈した。
現在は新型コロナウイルスの感染対策が叫ばれる最中。記事によると、試合についてはイベントのある週に選手たちは新型コロナウイルスの検査を受けることが求められ、結果が出るまで、ホテルの部屋で各自待機。個別のトレーニングができるスペースや減量用の簡易サウナが提供されているという。
UFCで皮肉な圧勝劇 敵の弁当にツバ吐く選手に米紛糾「敬意示せ」「KOしちゃうのか」(THE ANSWER)
勝負の世界は非情な時もある。ルイスは膝蹴りを顔面に入れると、すかさず右フックを当てた。倒れた相手に猛ラッシュ。右拳を何度もぶち当てレフェリーが試合を止めた。勝利が決まったルイスは跳び上がり、振り返って相手をにらみつけた。舌を出しながら見せたのは、親指を立てて首を切るジェスチャー。ドヤ顔のまま相手を見下すようにして立ち上がった。続きを読む・・・
米スポーツ専門局「ESPN」のMMA公式ツイッターは、勝利後のジェスチャーの動画を「パフォーマンスを見届けるまでデリック・ルイスの勝利は完結しない」と公開。パフォーマンスの一つだが、一部のファンからは「ルイスよ、全てのものに敬意を示せ」「デリックはまだトップファイターではない!」「うわ、食事にツバを吐きかけて、しかもKOまでしてしまうのか」「ぞっとする」「この男は殺し屋だな」と反響が集まっている。