ヘナン・バラオンは現在32歳のブラジル人で戦績34勝9敗1無効試合(UFC戦績9勝8敗)。2005年4月のデビュー戦では判定負けしたものの、その後23連勝してWECと契約。WECでも2連勝した後に統合されたUFCに参戦。そこでも連勝を続け2012年7月の『UFC 149: Faber vs. Barao』ではユライア・フェイバーに判定勝ちしバンタム級暫定チャンピオンになっています。2014年2月の『UFC 169: Barao vs. Faber 2』では正規王者のドミニク・クルーズと王座統一戦を行う予定でしたがクルーズが負傷欠場したことから代打のユライア・フェイバーと対戦し返り討ち。その後正規チャンピオンに認定されています。
しかし、2014年5月の『UFC 173: Barao vs. Dillashaw』でT.J.ディラショーに5R TKO負けし王座陥落すると急激に失速。フェザー級→バンタム級→フェザー級と階級を変えても結果が出ず、ここ10試合の戦績は2勝8敗。最近は5連敗していました。
マイケル・“ヴェノム”・ペイジは現在32歳のイギリス人で戦績16勝1敗。5月11日の『Bellator 221: Chandler vs. Pitbull』で行われたウェルター級ワールドグランプリ準決勝でドゥグラス・リマに2R KO負けした以外は負け無し。11月23日の『Bellator London 2』でジャンニ・ミリッロに1R KO勝ちして以来の試合で今回が日本初試合。
8月10日の『UFC Fight Night 156: Shevchenko vs. Carmouche 2』でヴァレンティーナ・シェフチェンコの女子フライ級王座に挑戦し判定負けしたのがラストマッチで、タイトルマッチの後にリリースというのは異例。カモーシェは9月上旬頃から次の試合がしたいと主張していたもののUFCからオファーは無かったとのこと。UFCのスケジュールを優先するためにグラップリングマッチもオファーも断っていたそうです。しかも今週ワシントンDCで『UFC on ESPN 7: Overeem vs. Rozenstruik』のプロモーションの仕事までしていたとのこと。
リズ・カモーシェは現在35歳のアメリカ人で戦績13勝7敗(UFC戦績5勝5敗)。2013年2月23日の『UFC 157: Rousey vs. Carmouche』で行われたロンダ・ラウジー戦はUFC初の女子タイトルマッチとして知られています。
・Alistair Overeem (248) vs. Jairzinho Rozenstruik (250.5) ・Cynthia Calvillo (120.5)* vs. Marina Rodriguez (115.5) ・Ben Rothwell (265.2) vs. Stefan Struve (265.3) ・Yana Kunitskaya (135.1) vs. Aspen Ladd (136) ・Cody Stamann (135.2) vs. Song Yadong (135.2) ・Rob Font (135.1) vs. Ricky Simon (135.2)
PRELIMINARY CARD (ESPN, 7 p.m. ET)
・Thiago Alves (171) vs. Tim Means (171) ・Jacob Kilburn (145.3) vs. Billy Quarantillo (145.2) ・Bryce Mitchell (145.2) vs. Matt Sayles (148.5)** ・Joe Solecki (155.6) vs. Matt Wiman (155.3)
・Virna Jandiroba (115) vs. Mallory Martin (115.5) ・Makhmud Muradov (185.3) vs. Trevor Smith (185.5)
『UFC on ESPN 7: Overeem vs. Rozenstruik』前日計量結果。シンシア・カルヴィーロが120.5ポンドと4.5ポンドオーバー。マット・セイレスが148.5ポンドと2.5ポンドオーバー。カルヴィーロは出場給の30%、セイレスが出場給の20%を対戦相手に譲渡し試合は行われます。