6月15日に上海で開催するバオシェン・アリーナで開催する『ONE Championship 97: Legendary Quest』でアギラン・タニと対戦する秋山成勲のインタビュー動画です。
【ONE96】秋山成勲が語った韓国格闘技界への想いとアギラン・タニ戦「命を削って戦います」(MMAPLANET)
インタビューの一部を引用。
──韓国と同じように、現時点で日本でも世界最高峰であるUFCは定着しませんでした。もう少し日本流の普及方法もあるだろうし、現状にあったプロモーション活動をしてほしかったということがありますか、韓国も同じような問題を抱えているのですか。
「やはり文化が違いますからね。韓国は韓国のやり方、日本は日本のやり方があり、米国には米国のやり方があります。そこでボタンの掛け違いがあると良くないですよね」
──その一方で、チャトリCEOの日本への力の入れ方は凄まじいものがありました。日本のMMA再生にチャトリCEOが力を注いだことも、韓国との現状を顧みて秋山選手のONE入りへの背中を押した一因になりましたか。
「そこは絶対にあります。選手の行き場所、そして先ほども言ったファイトマネーですよね。韓国の若い選手は厳しい条件で戦っているので、どこまでモチベーションを維持できるのかという状況です。そういった選手を育て、強くなって結果を残せる選手はしっかりとお金が貰えるシステムをONEと作っていきたいですね」
──ズバリどのような試合をしたいですか。
「どのような試合をしたい? それは楽な試合をしたいですよ(笑)。皆、そうじゃないでしょうか。楽に勝てる試合がしたいですけど、そんなことは無理だから命を削って戦います」
──色々な想いがあってONEで戦います。現役ファイターとしてのONEでの目標を教えてください。
「現役選手として試合をしながら、ONEで韓国人選手の育成ができる……そういう選手になりたいです」