2019年04月10日

コディ・ガーブラント、1年前からT.J.ディラショーのEPO使用について言及していた

USADAがT.J.ディラショーに2年間の出場停止処分/禁止薬物の詳細も判明(2019年04月10日)

 こちらの続報。T.J.ディラショーから陽性反応が出た禁止薬物はエリスロポエチン(EPO)だったことが判明していますが、



 2018年4月18日の時点でコディ・ガーブラントはツイッターでT.J.ディラショーに対し「3月に再戦する話があったのに、その後お前はケガをしたと言ってきた。EPOのことが念頭にあったに違いない! 無難なキャンプをしてくれ、8月に会おう!」とコメントしています。

 両者は2017年11月の『UFC 217: Bisping vs. St-Pierre』で対戦しており、当時チャンピオンだったガーブラントが2R TKO負けして王座陥落。その後2018年8月の『UFC 227: Dillashaw vs. Garbrandt 2』で再戦しており、ここでもディラショーが1R TKO勝ちして返り討ちされています。

 なお、エリスロポエチンは注射以外で注入することが難しいことから偶然混入していたと言い訳しづらい禁止薬物のひとつです。



posted by ジーニアス at 23:09| Comment(0) | UFC | 更新情報をチェックする

ジャスティン・ゲイジー「俺はハビブ・ヌルマゴメドフにとって最大の脅威になると思う」

Justin Gaethje: I'm among biggest threats to Khabib Nurmagomedov's title reign(MMAJunkie)

 『UFC on ESPN 2: Barboza vs. Gaethje』でエジソン・バルボーザに1R KO勝ちしたジャスティン・ゲイジーが以下のコメント。

「次の対戦相手が誰かというのは俺にとっては大した問題じゃない。彼らは俺に大金をくれるからここにいる。世界チャンピオンになりたい。ハビブ・ヌルマゴメドフと対戦したい。俺は彼にとって最大の脅威の一人になると思うし、それが俺の目標だ。そのためなら誰とでもやるよ」

「俺にはテイクダウンを止める能力がある。俺は(NCAAの)ディビジョン1のレスラーだ。オールアメリカンに選出されている。俺のようなスクランブル能力やテイクダウンさせない能力を持った相手とは彼も対戦したことがないはずだ。そしてパワーだ。彼はパワーのある相手とは対戦してるが、さらにテイクダウンディフェンスとスクランブル能力もある相手とは対戦していない」

「俺はタイトルに挑戦したいが、そのために何をすればいいかは知らない。1試合ごとに自分のエネルギーを注ぎ込む準備をしていくだけだよ」




posted by ジーニアス at 22:41| Comment(14) | UFC | 更新情報をチェックする

フロイド・メイウェザー「東京をラスベガスのように盛り上げたい」/自身は村田諒太とエキシビションで対戦か

榊原実行委員長「メイウェザー&パッキャオと協力してスーパーファイトを仕掛けていくつもりです」(2019年04月09日)

 こちらの続報。榊原信行実行委員長は「明日、メイウェザーが日本で会見を行う予定ですが、積極的に日本の格闘技界でスーパーファイトを仕掛けていくとメイウェザー、パッキャオと話をしていくつもりです」とコメントしていましたが、


【TMT】メイウェザーが日本で格闘技&ボクシングのビッグイベント開催へ(イーファイト)

 来日したフロイド・メイウェザーが以下のコメント。

 メイウェザーは「東京をラスベガスのように盛り上げたい。格闘技とボクシングの業界を盛り上げる。ボクシングとMMA(総合格闘技)のスーパーファイトを私がマッチメイクしたい。日本一のプロモーターになりたいんだ」と、自身のチーム名である『TMT』(ザ・マネー・チーム)の名を冠した格闘技イベントを年内にも日本で開催すると発表。

「盛り上がる新しいイベントを考えているんだ。ラスベガスで行われているようなイベントにしたい。ファイトマネーも高くして、日本を盛り上げるためにね」と、年2~3回の開催も視野に入れているという。

 同イベントには自身もエキシビションマッチ(非公式試合=昨年大みそかに那須川天心と行ったKOありの試合形式)で出場するという。「相手はまだ決まっていないが、何人か候補はいる。いま交渉をしている最中で、今回はその交渉に来たんだ。その相手は日本人だ」と、今はまだ名前は出せないとしたが、TMTの日本支部であるTMT JAPAN関係者によればメイウェザーは元WBA世界ミドル級王者・村田諒太に興味を示しているという。

 メイウェザーがエキシビションマッチと言っているのは、すでにプロボクシングを引退しているため公式試合ではもうないという意味。

 村田諒太戦ですか。となるとフジテレビが放送するのでしょうか。

 大みそかに『RIZIN』で拳を交えた那須川天心については「頑張ってもらいたい。私は天心とやった時は一度も練習しなかったが、彼のことはとても強いと思っている。キックボクシングルールなら彼は勝つんじゃないか」と称え、「TMTには世界の強い選手、日本人のチャンピオンを集めて盛り上がるイベントをやる。もちろん天心が出てもいい。RIZINと組むのも可能だ。パートナーはいろいろと考えている」と、那須川の出場もありえるとした。

 また、マニー・パッキャオとの再戦のことを聞かれると「もう1回やったし、自分が勝った。私はもう引退しているから、基本的にはやらない」と、再戦には興味はないという様子で答えた。

 マニー・パッキャオとの再戦はお金次第ということでしょう。共に『RIZIN.15』に来場します。




posted by ジーニアス at 11:33| Comment(27) | ボクシング | 更新情報をチェックする

6.8『UFC 238』でカロリーナ・コバケビッチとアレクサ・グラッソが対戦



 UFCが6月8日にイリノイ州シカゴで開催する『UFC 238: Cejudo vs. Moraes』でカロリーナ・コバケビッチ vs. アレクサ・グラッソの女子ストロー級マッチを行うことを発表。

 コバケビッチは『UFC on ESPN 2: Barboza vs. Gaethje』でミシェル・ウォーターソンに判定負けして以来の試合で現在2連敗中。グラッソは『UFC Fight Night 129: Maia vs. Usman』でタティアナ・スアレスに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来1年1ヶ月ぶりの試合。『UFC Fight Night 144: Assuncao vs. Moraes 2』でマリーナ・ロドリゲスと対戦予定でしたがロドリゲスが負傷欠場、『UFC on ESPN 2: Barboza vs. Gaethje』で改めてロドリゲス戦が組まれましたが、今度はグラッソが負傷欠場し代わりにジェシカ・アギラーがロドリゲスと対戦しています。



posted by ジーニアス at 05:16| Comment(0) | UFC | 更新情報をチェックする

USADAがT.J.ディラショーに2年間の出場停止処分/禁止薬物の詳細も判明

T.J.ディラショーが禁止薬物の陽性反応により1年間の出場停止、バンタム級王座も返上(2019年03月21日)

 こちらの続報。ニューヨーク州アスレチックコミッションがT.J.ディラショーに1年間の出場停止と1万ドルの罰金を科すことを発表しましたが、禁止薬物の詳細については発表されていませんでした。





 USADAがT.J.ディラショーに2年間の出場停止処分を科すことを発表。ディラショーは裁定を不服として提訴する意向はないそうです。出場停止期間は『UFC Fight Night 143: Cejudo vs. Dillashaw』のヘンリー・セフード戦からカウントされるので復帰できるのは2021年1月以降になります。

 また、陽性反応が出た禁止薬物はエリスロポエチン(通称:EPO)だったとのこと。

エリスロポエチン - Wikipedia
ドーピング

 エリスロポエチン(EPO)は赤血球の増加効果を持つことから、筋肉への酸素供給量を高め持久力を向上させる目的で、長距離系スポーツ(自転車ロードレース、クロスカントリースキーなど)のドーピングに使用されている。2009年には複数の自転車競技選手からEPOが検出された。また2013年1月には、ツール・ド・フランスで7回優勝したランス・アームストロングがオプラ・ウィンフリーとのインタビューで、かつてEPOを使ったドーピングを行なっていたことを認めた。

 元来体内に存在する自然物質でその使用の判別が難しいため、ヘマトクリット(血液中に占める血球の容積率)、ヘモグロビン、網状赤血球数などを用いてドーピングのスクリーニングを行っている場合が多い。スクリーニング検査による疑い例は、尿を検体として電気泳動法によって遺伝子組換えEPOを検出している。

 なお、UFCがUSADAと提携して以降でエリスロポエチンの陽性反応が出た選手はグレイソン・チバウに続いて2人目。チバウも2年間の出場停止処分を受けていました。



posted by ジーニアス at 04:31| Comment(25) | UFC | 更新情報をチェックする
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