会見では『REAL Fighting Championship』(山田重孝代表)とRIZINが紳士協定を結んで今後協力し合っていくことも発表され、山田代表の柔術の弟子となる2004アテネ・2008北京五輪柔道男子66kg級金メダリスト・内柴正人(40)についても質問が飛んだ。
榊原信行RIZIN実行委員長は内芝のRIZIN参戦の可能性について聞かれると「その可能性もあるが、彼は今キルギス柔道連盟の監督をやられているので、そちらがメインだと思う。我々的には可能性を視野に入れているが、総合格闘技への対応もあるでしょうから」としながらも「将来的には可能性はゼロではない」と内芝参戦の可能性はあるとした。
山田REAL代表は「そういう考えもあるなと思った。彼は今40歳ですが、肉体的には20後半から30前半です。スタミナもけたはずれです。RIZINに上がったとしても、やれるのは十分あります。素質はありますね。素晴らしいものを持っています」と内芝が総合格闘技でも活躍できると太鼓判。総合格闘技の練習をしたことがあるかと聞かれると「基本的には寝技ですが、遊び程度にはやります」と答えた。
そして転向の可能性については「彼は私が預かっているので私次第です。上下関係を重んじるところが彼にはあって、先生と生徒という間柄に気持ちの重点を置くので私の一存で決められます」と、山田代表の意向次第で内芝のRIZIN参戦はあり得ると語った。
「可能性はゼロです」って言ってしまったらそこで話は終わってしまいますし、今回は山田代表の顔を立ててリップサービス的に含みをもたせただけ…だと思うんですけど、どうでしょう。