マイケル・ビスピンがMMA引退を発表し以下のコメント。
「今まで長い間、試合をするかもしれないし、しないかもしれないと、はぐらかしてきた。そして残念ながら試合をしないことにした。正式にMMAから引退する」
「左目がおかしくなった。今も視界が暗い。光が見えにくくなって気が変になった。オーマイガーと思ったし、信じられなかった。目に問題を抱えて気が滅入ってしまった」
「ベテランのプロボクサーが脳の障害に苦しむ映画を観て、これ以上やる価値はないと思った。これ以上他に何がある? ベルトも獲ったし、たくさん勝ってきた。目標は全て達成した。これ以上やって何の意味がある!? しかもありがたいことに俺には次のドアも開いている。引き際をわきまえなきゃいけない。俺もアラフォーだ。その時は来た。まずは妻に感謝したい。彼女がいないとここまで頑張れなかった。子供や父、応援してくれたイギリスや世界中のみんなにも感謝する」
「つまりはそういうことだ。素晴らしいキャリアを積めた。これで終わりだ。みんなありがとう」
Michael Bisping(Sherdog)
マイケル・ビスピンは1979年2月28日に生まれで現在39歳。MMA戦績30勝9敗、UFC戦績20勝9敗。2017年11月25日に北京で開催された『UFC Fight Night 122: Bisping vs. Gastelum』でケルヴィン・ガステラムに1RKO負けしたのが最後の試合になりました。『UFC 217: Bisping vs. St. Pierre』でジョルジュ・サンピエールに敗れてミドル級王座から陥落してから僅か3週間後にアンデウソン・シウバの代打で出場していただけに後悔の残る内容になってしまいましたが…。ラシャド・エヴァンス戦の交渉もしていましたが、結局実現しなかったそうです。