2018年05月29日

マイケル・ビスピンが引退を発表「左目が悪くてこれ以上闘えない」

Michael Bisping announces official retirement from MMA(MMAFighting)



 マイケル・ビスピンがMMA引退を発表し以下のコメント。

「今まで長い間、試合をするかもしれないし、しないかもしれないと、はぐらかしてきた。そして残念ながら試合をしないことにした。正式にMMAから引退する」

「左目がおかしくなった。今も視界が暗い。光が見えにくくなって気が変になった。オーマイガーと思ったし、信じられなかった。目に問題を抱えて気が滅入ってしまった」

「ベテランのプロボクサーが脳の障害に苦しむ映画を観て、これ以上やる価値はないと思った。これ以上他に何がある? ベルトも獲ったし、たくさん勝ってきた。目標は全て達成した。これ以上やって何の意味がある!? しかもありがたいことに俺には次のドアも開いている。引き際をわきまえなきゃいけない。俺もアラフォーだ。その時は来た。まずは妻に感謝したい。彼女がいないとここまで頑張れなかった。子供や父、応援してくれたイギリスや世界中のみんなにも感謝する」

「つまりはそういうことだ。素晴らしいキャリアを積めた。これで終わりだ。みんなありがとう」


Michael Bisping(Sherdog)

 マイケル・ビスピンは1979年2月28日に生まれで現在39歳。MMA戦績30勝9敗、UFC戦績20勝9敗。2017年11月25日に北京で開催された『UFC Fight Night 122: Bisping vs. Gastelum』でケルヴィン・ガステラムに1RKO負けしたのが最後の試合になりました。『UFC 217: Bisping vs. St. Pierre』でジョルジュ・サンピエールに敗れてミドル級王座から陥落してから僅か3週間後にアンデウソン・シウバの代打で出場していただけに後悔の残る内容になってしまいましたが…。ラシャド・エヴァンス戦の交渉もしていましたが、結局実現しなかったそうです。

posted by ジーニアス at 21:21| Comment(10) | UFC | 更新情報をチェックする

榊原信行実行委員長「ミルコ・クロコップの引退試合は延期されます」

無念! ミルコ・クロコップが『Bellator 200: London』ロイ・ネルソン戦を負傷欠場(2018年05月23日)

7.29『RIZIN.11』で浅倉カンナ vs. RENA再戦、石岡沙織 vs. 山本美憂 等が決定(2018年05月29日)

 こちらの続報。

【RIZIN】ミルコ・クロコップ欠場、年末引退試合は1年延期(イーファイト)

 『RIZIN.11』でイリー・プロハースカ vs. ブルーノ・カッペローザが発表されましたが、当初はミルコ・クロコップ vs. イリー・プロハースカが予定されていたとのこと。榊原信行実行委員長は以下のコメント。

 会見では「復帰に関しては、大みそか出場を目指して8月からトレーニングに入ると聞いているので、最速で大みそかという状況です」と説明した榊原実行委員長だが、会見後の囲み取材では「客観的に見ると大みそかは間に合わないと思っています」との本音が。

「2~3日前に手術をしたと聞きました。6月から治療を始めるとのことで、本人は8月からトレーニングを始めて大みそかに復帰と言っていますが、それは最速での話。右足を怪我したことはあっても左は初めてとのことで本人はショックを受けていますが、気持ちは全く切れていません。“これで引退が延びた”と本人が言っています

 当初のプランでは7月のRIZINで1試合を行い、大みそかのRIZINで現役引退試合を行う予定だった。しかし、今回の怪我でその予定が狂ったため、大みそかでの引退はなくなったという。

おそらく1年スライドすることになると思います。RIZINでの若手との戦いもありますし、Bellatorでのロイ・ネルソン戦もあるので。43歳での大きな怪我なのでどこまで回復できるか。年には勝てない部分はありますから、復帰戦の時期は慎重に選びたい」と、引退ロードのプランは1年間ずれる形になると話した。

 やはり、今年の大晦日も厳しいようです…。

予定通り進まないプロジェクトの進め方
予定通り進まないプロジェクトの進め方
posted by ジーニアス at 20:29| Comment(6) | RIZIN | 更新情報をチェックする

7.29『RIZIN.11』で浅倉カンナ vs. RENA再戦、石岡沙織 vs. 山本美憂 等が決定



 7.29『RIZIN.11』と7.6『Girls S-cup ~48kg世界トーナメント2018~』の合同会見が開かれました。







 イリー・プロハースカ vs. ブルーノ・カッペローザ、石岡沙織 vs. 山本美憂、浅倉カンナ vs. RENAが決定。

Bruno Henrique Cappelozza(Sherdog)

 プロハースカは昨年12月29日の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント2nd ROUND』でカール・アルブレックソンに1R TKO勝ちして以来の試合。カッペローザは日本での試合は2015年12月29日の『SARABAの宴』でテオドラス・オークストリスに1R KO負けして以来。Sherdogによると、その後ブラジルの大会で3連勝しており全てTKO勝ちしています。

 石岡は昨年4月の『RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA-』でベスターレ・キシャーに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来のRIZIN参戦。その後8月の『DEEP JEWELS 17』で浅倉カンナとRIZIN女子スーパーアトム級トーナメント出場者決定戦で対戦し判定負けしています。山本は『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 1st ROUND -秋の陣-』でアイリーン・リベラに2Rアームバーで敗れて以来の試合。

RIZIN 7.29 さいたまスーパーアリーナ:再戦が正式決定、浅倉カンナ「次はRENAさんにタップしてもらいます」、RENA「中心の座を取り戻したい」(バウトレビュー)
 RIZIN.11(7月29日(日)さいたまスーパーアリーナ)で浅倉カンナとRENAの再戦が行われることが正式に決まった。RENAはホームリングのシュートボクシングの7月6日(金)TOKYO DOME CITYホール大会にもMMAルールで出場することになり、こちらの対戦相手は後日発表される。

 記者からは「SBでRENA選手が負けたり、内容が悪くても、29日はやるのですか?」という質問も飛んだが、榊原氏は「やります。6日は通過点で29日に向けての準備です。6日の結果や内容を受けて、29日に組まないといったことは考えていません」と答えた。RENAは「私は連戦でも気持ちで乗り越えられます。大きな怪我さえしなければ大丈夫です」と豪語し、6日の相手は「打撃系とやってもあまり意味が無いと思います。寝技とタックルが得意な選手がいいですね」と、仮想・浅倉となる相手を希望した。

 RENAは過酷な連戦。『RIZIN.11』のメインイベントは浅倉カンナ vs. RENAになる可能性が高いとのこと。また、前回はトーナメント中の試合だったので肘無しでしたが、今回は肘有りになるそうです。

posted by ジーニアス at 20:13| Comment(21) | RIZIN | 更新情報をチェックする
記事検索