11月25日に上海で開催する『UFC Fight Night 122』のメインイベントでケルヴィン・ガステラムと対戦予定だったアンデウソン・シウバが、USADAが10月26日に行ったランダムの薬物検査で禁止薬物の陽性反応が出たことから欠場しましたが、その禁止薬物は合成テストステロンの一種であるメチルテストステロンと利尿剤の一種だったことが判明したとのこと。
『UFC 183: Silva vs. Diaz』でドロスタノロンとアンドロスタンの陽性反応が出たことから1年間の出場停止と38万ドルの罰金処分を受けており、今回が2度目であることから4年間の出場停止処分を受ける可能性があります。また、シウバのマネージャーによると2年以上の出場停止処分になった場合は引退するとのこと。
UFCが5月12日にブラジル・リオデジャネイロで開催するUFC 224でニック・ハイン vs. ダヴィ・ハモスのライト級マッチを行うことを双方がインスタグラムで発表。
ハインは『UFC Fight Night 93: Arlovski vs. Barnett』でバン・テヒョンに判定勝ちして以来1年8ヶ月ぶりの試合。『UFC Fight Night 115: Volkov vs. Struve』でザビット・マゴメドシャリポフと対戦予定でしたが欠場していました。ハモスは『UFC Fight Night 123: Swanson vs. Ortega』でクリス・グリッツマーカーに3Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。
その後シアー・バハドゥルザダが同大会でルアン・シャガスと対戦することをツイッターで発表。ウェルター級契約です。バハドゥルザダは『UFC Fight Night 115: Volkov vs. Struve』でロブ・ウィルキンソンに2R TKO勝ちして以来、シャガスは『UFC 212: Aldo vs. Holloway』でジム・ウォールヘッドに2Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。
・Lyoto Machida (186) vs. Eryk Anders* (186) ・John Dodson (135) vs. Pedro Munhoz** (140) ・Priscila Cachoeira (126) vs. Valentina Shevchenko (125) ・Desmond Green (156) vs. Michel Prazeres*** (161) ・Marcelo Golm (247) vs. Timothy Johnson (263) ・Thiago “Marreta” Santos (185) vs. Anthony Smith (186)
PRELIMINARY CARD (FS1, 8 p.m. ET)
・Tim Means (171) vs. Sergio Moraes (171) ・Damir Hadzovic (156) vs. Alan Patrick (156) ・Douglas de Andrade (135) vs. Marlon Vera (136) ・Iuri Alcantara (136) vs. Joe Soto (135)
PRELIMINARY CARD (UFC Fight Pass, 7 p.m. ET)
・Deiveson Figueiredo (126) vs. Joseph Morales (126) ・Polyana Viana (116) vs. Maia Stevenson (116)
『UFC Fight Night 125: Machida vs. Anders』前日計量結果。メインイベントでリョート・マチダと対戦するエリク・アンダースは2度目の計量でクリア。ジョン・ドッドソンと対戦するペドロ・ムニョスは140ポンドと4ポンドオーバー。デスモンド・グリーンと対戦するミシェウ・プラゼレスは161ポンドと5ポンドオーバー。
結局ジョン・ドッドソンは試合を拒否しペドロ・ムニョス戦が中止になったことをUFCが発表。ドッドソンは以前『UFC Fight Night 96: Lineker vs. Dodson』で体重超過したジョン・リネカーとの対戦を受けて判定負けした過去があること、今回が現在のUFCとの契約最後の試合だったことからリスクを取りたくないと判断したそうです。
デスモンド・グリーン vs. ミシェウ・プラゼレスはキャッチウェイトで行われますが、プラゼレスは出場給の20%をグリーンに譲渡するだけでなく、勝った場合は勝利ボーナスの20%も譲渡する条件で行われます。