東部時間9月17日午後10時からFOX Sports 1が生中継した『UFC Fight Night 94: Poirier vs. Johnson』の平均視聴者数は82万6000人だったとのこと。当日は地上波やスポーツチャンネルでカレッジフットボールが中継され多くの視聴者がそちらに流れましたが、カレッジフットボールを除けば当日最も視聴者を獲得したスポーツイベントだったそうです。
ピーク時はエヴァン・ダナム vs. リック・グレンの90万5000人だったとのこと。デレク・ブランソン vs. ユライア・ホール、マイケル・ジョンソン vs. ダスティン・ポイエーは早く終わったことから数字が伸びなかったそうです。
UFCが11月19日にサンパウロで開催する『UFC Fight Night 100』でアレクサンダー・グスタフソン vs. アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラのライトヘビー級マッチが行われることをCombateが確認したとのこと。
グスタフソンは『UFC Fight Night 93: Arlovski vs. Barnett』でヤン・ブラホヴィッチに判定勝ちして以来、ホジェリオは『UFC 198: Werdum vs. Miocic』でパトリック・カミンズに1R TKO勝ちして以来の試合。両者は2012年4月の『UFC on FUEL TV 2』、2014年3月の『UFC Fight Night 37』で対戦予定でしたが、いずれもホジェリオの負傷欠場により実現しませんでした。
UFCが12月30日にラスベガスで開催するUFC 207でアマンダ・ヌネス vs. ロンダ・ラウジーの女子バンタム級タイトルマッチ、ダニエル・コーミエ vs. アンソニー・ジョンソンのライトヘビー級タイトルマッチ、ドミニク・クルーズ vs. コディ・ガーブラントのバンタム級タイトルマッチが検討されているとのこと。
ヌネスは『UFC 200: Tate vs. Nunes』でミーシャ・テイトに1Rリアネイキッドチョークで勝利し新チャンピオンになって以来の試合。ラウジーは『UFC 193: Rousey vs. Holm』でホーリー・ホルムに2R KO負けし王座陥落して以来1年1ヶ月ぶりの試合。
コーミエは『UFC 200: Tate vs. Nunes』でアンデウソン・シウバに判定勝ちして以来の試合。当初暫定チャンピオンのジョン・ジョーンズと王座統一戦を行う予定でした。ジョンソンは『UFC 202: Diaz vs. McGregor 2』でグローヴァー・テイシェイラに1R KO勝ちして以来の試合。両者は『UFC 187: Johnson vs. Cormier』で対戦しており、この時は3Rリアネイキッドチョークでコーミエが勝利しています。
クルーズは『UFC 199: Rockhold vs. Bisping 2』でユライア・フェイバーに判定勝ちして以来、ガーブラントは『UFC 202: Diaz vs. McGregor 2』で水垣偉弥に1R TKO勝ちして以来の試合。
Wrestling Observerのデイブ・メルツァー記者によると9月10日に生中継された『UFC 203: Miocic vs Overeem』のPPV契約数は速報値で42万5000~47万5000件と推測されるとのこと。コナー・マクレガー出場大会や『UFC 200: Tate vs. Nunes』を除けば今年の最高記録です。
当初スティペ・ミオシッチ vs. アリスター・オーフレイムがメインイベントと発表された時は、『UFC 198: Werdum vs. Miocic』が好カードを揃えたにも関わらず推定30万件(35万件説もあり)だったことから25~30万件と予想されていたとのこと。CMパンク効果で375~675万ドルの収益アップがあったことになりますが、WWEを離脱してから2年半経っていること、トラッシュトークをしなかったこともありブロック・レスナーほどの数字を残すことはできませんでした。同じく数字を持っていたキンボ・スライスを2試合でリリースした例もありますが、リリースすればベラトールMMAと契約することが予想されることからCMパンクの今後は微妙な状況のようです。
FOX Sportsのライター、デイモン・マーティンがネバダ州アスレチックコミッションに尋ねたところによると、ニック・ディアスは『UFC 183: Silva vs. Diaz』のアンデウソン・シウバ戦の後にマリファナ代謝物質の陽性反応が出た時の罰金10万ドルのうち7万5000ドルが未払いとのこと。これにより出場停止期間は8月1日に終了しているにも関わらず未だに処分中の身になっていることからUFC 196はもちろん、UFC 202でもネイト・ディアスのセコンドに就くことは認められなかったそうです。
・Cheick Kongo def. Tony Johnson via majority decision (28-28, 29-28, 29-28) ・Joe Warren def. Sirwan Kakai via submission (guillotine choke) – Round 3, 1:04 ・Anastasia Yankova def. Veta Arteaga via split decision (28-29, 29-28, 29-28) ・Derek Campos def. Djamil Chan via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
PRELIMINARY CARD
・Garrett Scott def. Waylon Bronstrup via submission (rear-naked choke) – Round 1, 0:50 ・Emily Ducote def. Kenya Miranda da Silva via submission (armbar) – Round 2, 4:37 ・Daniel Pineda def. Mark Dickman via submission (rear-naked choke) – Round 3, 2:07 ・Armando Villareal def. Tommy Burghardt via submission (rear-naked choke) – Round 1, 2:08 ・Nick Gonzalez def. Warren Stewart via split decision (29-28, 28-29, 29-28) ・Rey Trujillo def. Deuce King via submission (reverse arm triangle) – Round 1, 1:20 ・Matt Mazurek defeated Jose Guerra via split decision (29-28, 30-27, 28-29) ・Sean Clements def. David Ramirez via unanimous decision (30-26, 30-27, 30-27)