各スポーツ紙はどう報じているか。
【PRIDE】フジテレビ「PRIDE」放送打ち切り(サンスポ)
やはりフジサンケイグループなので、当たり障りの無いことしか書いてない。
「小川vs吉田のギャラ5億円」など、DSEのスクープ(?)を優先的に報道することを許可されている日刊スポーツは、
フジテレビがPRIDEと決別、放送中止(日刊スポーツ)
フジテレビ広報は「契約違反について詳細は明かせませんが、不適切な事象が起きている疑惑が判明したため、放送ができなくなりました」と説明した。フジテレビのアナウンサーが実況を務めた4日の武士道11も、10日午後4時から放送予定だったが中止。さらに同局で深夜に放送中の格闘技情報番組「SRS」もPRIDEから撤退する。大みそか恒例の格闘技イベント「男祭り」もフジの撤退で、開催が危ぶまれる状況だ。
この日の午後2時から始まった、東京・港区のPRIDE道場の道場開きには、同局のスタッフも訪れていた。それだけにDSEの広報は「現在、状況を調査中です。弁護士と相談しながら今後の対応を考えていきたい」と、困惑の色を隠せなかった。今回の件については、同社の榊原信行社長が7日に会見を行い、説明する予定という。
PRIDEは99年4月開催のPRIDE5から、フジテレビが放送権を取り放送してきた。スポーツニュースで開催を告知するなど、DSEにとっては大きな後ろ盾だった。同じくDSEが主催する17日のプロレス興行ハッスル・エイドも、同局系列で18日に全国放送を予定している。東海テレビ関係者は「2、3日中に結論を出す」としているが、放送は厳しい状況だ。
PRIDEをめぐっては、03年大みそかに日本テレビが放送した「イノキボンバイエ2003」にPRIDEヘビー級王者が出場。これに絡んで暴力団幹部ら3人が「イノキ−」の興行会社社長に約2億円を要求したとして今年2月、恐喝未遂容疑で逮捕(処分保留で保釈)される事件が起きている。
午後2時からの道場開きにはフジのスタッフもいた。フジが契約解除の報道が駆け巡ったのは夕方以降なので、いかに急な出来事であったのかが分かる。
週刊現代、FEGと同様に今回のことを喜んでいると思われるのが、DSEから「永久取材拒否」(苦笑)をされていたスポーツ報知。同紙はこう報じてます。
PRIDE消滅危機…フジと決裂(スポーツ報知)
フジテレビはPRIDEを00年から放送開始。「8億円興行」ともいわれた昨年大みそかの「男祭り」は、平均視聴率17%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を獲得したが、すべて取りやめとなる。興行関係者は「年間十数億円ともいわれる興行権料、放映権料を失えば、高額ファイトマネーの外国人選手らも使えなくなる。消滅は時間の問題」との見解を示した。
心なしか筆も滑らかなような気がするのはオレだけ? さらに・・・。
◆複雑道場開き
この日、DSEの榊原信行社長、高田延彦統轄本部長は東京・竹芝でPRIDE道場「Dreamers」の道場開きを行った。会場には、フジテレビの清原邦夫担当プロデューサーも姿を見せていたが、報道陣には何も語らなかった。DSEの広報では「事実関係を現在、弁護士と調査中。後日、対処したい」とだけ話した。
日刊では「同局のスタッフ」と書いていたが、報知は実名報道。道場開きを行っていた時点で契約解除は発覚してた? でも知ってたら出席しないわな、普通。
そして、デイリー。
大打撃…PRIDE開催危機?(デイリー)
「不適切な事象」の内容には「契約事なので公にできない」と明らかにしていないが、関係者は“不適切な事象”について「刑事事件に関する一連の報道で『フジテレビの社会的な信用をおとしめた』こと」と指摘した。
03年大みそかに日本テレビが放送した「イノキボンバイエ」にPRIDEヘビー級王者ヒョードルが出場。これに絡んで暴力団幹部ら3人が同イベントの興行会社社長に約2億円を要求したとして今年2月、恐喝未遂容疑で逮捕(処分保留で釈放)される事件が起きた。その後、一部週刊誌でDSEと暴力団との関係が相次いで報じられ、榊原社長は「名誉棄損」で告訴を表明していた。
億単位の運営費を出していたフジテレビの撤退はDSEにとって大打撃。ヒョードル、ミルコ、シウバ、吉田、藤田らトップ選手の高額ファイトマネーも含む運営が困難になることは必至で、規模縮小はまぬがれない。次回の開催予定は7月1日の無差別級GP(さいたまSA)だが、先行きは不透明となった。
一方で「ハッスル」シリーズへの影響も否定できない。6・17「ハッスル・エイド」の翌日に放送予定だが、主催する東海テレビ(フジテレビ系)は本紙の取材に対して「背後の事実関係を調査し、放送を検討する」とコメント。キー局であるフジテレビの方針に従い、ハッスルから手を引く可能性が出てきた。
そういえば榊原氏は週刊現代を告訴することを表明していたが、これでは裁判の前に負けたようなもの。
莫大な放映権料もそうだが、スポンサーも全面撤退は必至。そうなると開催すら危ぶまれるのは間違いないところ。無差別級GPがW-1GPのように決勝戦が行われないまま終了となる可能性もある。
スカパーでPPV放送がされるかも怪しくなってきた。かつてロッテが「テレビじゃ見れない川崎劇場」というキャッチコピーを使っていたことがあったが、「テレビじゃ見れないPRIDE劇場」となるわけで。
PRIDEファイターは契約があるので7.1は出場するだろうが、吉田はイメージダウンを恐れて撤退を示唆するかも。藤田はお構いなしっぽいが。高阪はいいタイミングで引退したのかも・・・。
ハッスルはどうなるか。吉本興業はHGやRGは出場させないことになるのでは? ニューリン様やカイヤ、和泉元彌といった芸能人は全員撤退することになるのでは? “タマアゴ”は「孵化しませんでした」ってことになるのでは? 高田総統の「ある計画」ってこのことだったのかよ! まさしく「バッドラック」じゃねーか!
フジ「PRIDE」放送を中止…「契約違反が判明」(ZAKZAK)
ドリームステージエンターテインメント社の広報局は「弁護士とも相談し、フジ側が『契約違反』としている内容などについて確認中だ。主催イベントについては予定通り行っていく」としている。
「予定通り行っていく」か・・・。ファイトマネーはどう工面する? 桜庭の後を追うようにHERO'Sへの大量移籍ということになるかもしれない。
ただそれでHERO'Sの人気が爆発することになるかというと疑問が残る。今回の問題がFEGに飛び火する可能性もあるし(FEGリーク説を唱えている割には矛盾しているかもしれないが)、PRIDEファンはPRIDEの世界観が好きだった部分も大きいし。
さて、各サイトを巡回していたところ、バウレビの井田氏が記事をアップしていた。
アゲンストの風〜あるいは格闘技バブルなんかとっととハジケてもらって結構、という話(BoutReview Blog)
もうタイトルの時点でアレなんですが・・・。そんなこと言ってるんだったらアマチュア競技だけ見てろって。相変わらずこの人の話は無駄に長く、青臭いことを言ってるのだが、気になった部分を引用。
既に4月末ぐらいの段階で「週刊現代に載ったPRIDEとヤクザの関係を暴いた記事が、フジの上層部の逆鱗に触れてプロデューサーが呼ばれ、打ち切りが決まった」「8月のトーナメント終了で契約が切られる」「今年は男祭りの放映はないらしい」といういくつかの噂を聞いていた。
(中略)
だから、6月頭の放送契約打ち切りと言う発表に関しては、「思ったより早かったなあ」という感想しかない。
聞くところによれば、最新の「週刊現代」の関連記事では、PRIDEのスポンサーにいちいち質問を突きつけて「それでも付き合うんですか」と、半ば関係打ち切りを迫るようなアンケートの取り方をしたようだ。榊原社長が、「現代」の記事に対して“訴訟も辞さない”と徹底抗戦をぶちあげたのもあって、講談社サイドは追撃の手をさらに強めたのだろう。正直、喧嘩の場数の問題かなとも思う。大企業や政治家の疑獄から、果てはタレントのデートの隠し撮りに至るまで、大手週刊誌は最初から“訴訟上等”で記事を書いて来るし、訴訟を仕掛けてくれたら逆にネタが増える、ぐらいの感覚なのだ。そんなしたたかな相手に正面突破を試みるのは、ちょっと勇気がありすぎる。
結局、このアンケートでビビった企業が次々撤退を表明したため、それが最終的にはフジの態度を決めさせる結果になったとも聞く。兵站線を断つのは兵法の基本。速攻性も高い。ちんたら訴訟を準備している間に、「現代」は電撃作戦で突貫攻撃を仕掛けたわけだ。その手際はお見事と言う他ない。
また、この先、さらに数誌の週刊誌が、「現代」の後追いの記事を出すという話も聞いた。いよいよ、世間的には、本格的にバッシング体制が整いつつあるということだろう。
その後、共産主義者のような理想論を延々と語る井田氏だが、キモイので無視。気になる方はリンク先を。ただ、
また、もし本当にヤクザ関係者との黒い関係があるのだとすれば、あれこれ言い訳を重ねたりして悪あがきをするよりも、まずそれを自浄して再起を目指すのが肝要だと思う。
何も知らなかったわけじゃあるまいし(苦笑)。生娘のフリしてるみたいで引くわ。
あと、井田氏はこう書いてましたけど、このことも大きかったんじゃないですか。
格闘技界に影響力を持つ暴力団組長が逮捕(2006年05月10日)
山口組系後藤組組長・後藤忠正の逮捕ですよ。ライブドアの堀江貴文、M&Aコンサルティングの村上世彰同様ヒルズ族だった後藤組長。そして、DSE榊原代表もヒルズ族。もうヒルズ族狙い撃ちですな。狙い撃ちにしたというよりもヒルズ族はそんな人ばかりなのかね。
後藤組長逮捕によって芋づる式にDSEの実質的オーナーであるI氏が逮捕間近だとか、榊原代表自身が・・・とかいう情報が入り、やむなくフジは「トカゲのシッポ切り」を決断したのではないかと。じゃないと、いくらなんでも契約期間中に、ここまで唐突かつ一方的に三下り半を突き付けるなんてことはしないでしょう。普通なら裁判したらDSEが勝つわけだから。
などと書いている間に内外タイムスさんが記事をアップ。「後出し」できる夕刊紙であることから非常に興味深い内容である。
フジ、PRIDE放送中止の謎(内外タイムス)
フジテレビのPRIDEの放送中止の一方的通告”事件”には不可解なナゾの部分が多い。ナゼ?――。
(1)ナゼ? いまこの時期に通告したのか=フジテレビはPRIDEが主催する「武士道」を4日に収録したばかりである。当然放送(10日予定)することを前提としていた。それから24時間の間に一体何が起こったのか、もしその”前兆”があったとしても関係者にとっては、まさに寝耳に水の出来事であり、常識では到底考えられないことである。
一連の週刊誌報道で暴力団との関係が噂された「PRIDEとフジテレビ」を、私は一概には信じたくないが、もし、この空白の24時間に司直の力が何がしかの理由で加わったとも推測される。どうしても今この時に”結論”を出さざるを得ない重大事が起きたとしか思えない。
(2)道場開き発表に派手な献花を送っていたのにナゼ――PRIDEが新しい”闘いの場”として新道場を開設発表したのが5日の午後2時。マスコミに放送中止の文書が流れたのは午後6時である。今度はナゾの4時間である。
放送中止を決定するのに、わざわざ花輪を贈ること自体が常識では考えられないことである。放送中止とお祝いごとは別次元といわれれば、それまでだが、1枚のFAXでマスコミに通告されるほど簡単な”出来事”ではないはずだ。このFAXの行間に秘められた「契約違反」の中身にはグレーゾーンの疑惑が大きなウエートを占めているとしか思えない。PRIDEにしてみれば年間数十億円といわれる放映料権を失うことになり、痛手は大きくPRIDE消滅という一大事となる。
この2件の”空白の時間”は関係者の詳しい説明を待たなければ解明できないが、過去プロレス界でも、これだけ突然の一方的通告は記憶にないだけに、今後の成り行き次第ではPRIDEに関係するハッスルにも波及することは必至で、総合格闘技をめぐる大騒動に発展する可能性は十分である。
フジテレビのスタッフがいただけではなく花輪まで・・・。
確かに暴力団は良くない。そのことは重々承知だが、この事件をきっかけに格闘技界から暴力団が根絶され浄化されることは有り得ないこと。そのことは政界・財界・芸能界にも言えること。バウレビの井田氏が言うような理想は無理でしょう。
格闘技ブームが終焉を迎えることになるでしょうね。石井館長が塀の中に入る日も近付いているし。プロレスしか見ない人の中には「ザマミロ」と思っている人もいるかもしれませんが、これによってプロレス人気が上がることにはならないんで(苦笑)。2ちゃんで「フジがPRIDE中継撤退してノア中継に移行」って書き込みがあったのには笑ったが。
[参考記事]
イノキボンバイエ2003がらみで恐喝容疑の男3人が逮捕(2006年02月25日)
「格闘技とテレビ局と暴力団」週刊現代が特集記事(2006年03月15日)
石井和義館長も暴力団に脅されていた?(2006年04月11日)
榊原代表、週刊現代を告訴か〜その他PRIDE情報いろいろ(2006年04月14日)
週刊現代が桜庭和志HERO'S移籍の真相を暴露?(2006年05月16日)
●この事件のおかげで今日はアクセス多いけど、来週辺りはどうなるかなぁ/人気ブログランキング
















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