2006年04月23日

さらば藤波辰爾〜辰っつぁん事実上の新日本追放か?

 ホントは昨日書くネタだったのですが、ハッスル・ハウス観戦がありまして・・・。

藤波が新日本辞める?辞意伝えた(日刊スポーツ)
 新日本の藤波辰爾取締役(52)が会社側に辞意を伝えたことが21日、明らかになった。藤波は創業者アントニオ猪木の一番弟子として、72年1月の新日本設立から参加。数々の名勝負で団体を盛り上げ、99年からは5年間社長を務めた。だが、昨年10月、過去2度退団した長州力が現場監督として復帰。その後の体制とは方針が合わず、不満を抱えていた。現在、会社側と親会社ユークスから全力で慰留されている。藤波は24日の株主総会後、残留か退団かの意思を表明する。(以下略)

藤波ついに辞表表明(内外タイムス)
 藤波ついに辞表表明! 21日、激変続きの新日に本新たな衝撃が走った。
 本紙取材によると、株主総会(24日)を目前に控えた21日、藤波辰爾取締役(52)が会社側に対して辞意を表明した。1月以来、退団者が相次ぎ去就が注目されていた。本紙記者は事態発覚の前に、有力レスラーから「いまの長州体制にこれ以上ついていけない。オレも腹をくくった」との情報を得ていた。眠れるドラゴンがついに目を覚ましたわけだが、盟友、木村健吾の退団がもたらした影響は計りしれないものがあったといえる。
 本紙は「24日の株主総会で、とんでもない事態がぼっ発する」と指摘してきたが、大変危険な”時限爆弾”が破裂した。現在、新日本サイトと親会社は全力で慰留しているが、藤波の決意は固く、予断を許さない状況にある。

 内外タイムスの方は「中邑の緊急帰国を検討」というニュースも一緒に掲載されておりますが、取りあえず今回はスルー。G1までは温存させるべきだと思うんだけど(それでもたった5ヶ月ですよ)、新日の迷走ぶりが・・・。

 で、今日の日刊スポーツにもこんな記事が。

新日本選手、関係者が藤波に残留要請(日刊スポーツ)
 新日本の藤波辰爾取締役(52)が会社側に辞意を伝えたことに対し、選手、関係者が22日、考えを変えて残留するよう呼び掛けた。選手会長の飯塚高史(39)は「苦しい中をここまで頑張ってきた大先輩。若手に教えて欲しいことも多い。できれば、まだまだ一緒にやって欲しい」と訴えた。また、藤波とともに新日本を立ち上げた顧問の山本小鉄氏は「相談して欲しかった。まだ辞めると決まったわけではないし、24日の株主総会で話を聞いてみたい」と突然の辞意をまだ信じられない様子だった。

 なんだかマスコミ報道だけだと、辞めようとしている辰っつぁん、慰留している会社という図式になってますけど、「慰留する」ってのは本来年俸アップやらポジションアップを提示するものなんですけどねぇ。現実はその逆なんですから、実際は慰留はしてないのでは? 「辞めるように仕向けている」と書かれたら新日本が悪役になってしまいますから、こういう書き方をせざるを得ないのでは?

 もっとも辰っつぁんも“追放”されてしかるべきな行動をしてしまったわけで。

坂口、藤波反乱か!?(ポリスジャパン・2006年1月11日)
 さらにここにきて、長州体制に反発しているレスラーたちが、坂口相談役、藤波副社長らと結託、新日本を飛び出して、新しい団体をつくる動きがあるという。

 極秘で進められているこのプロジェクトは3月にも実現しそう。既に大物レスラーたちが同調しており、新日本の屋台骨が壊れかねない事態だと言う。

新日本プロレス、内紛収まる(ポリスジャパン・2006年1月19日)
 坂口征二、藤波辰巳の両巨頭が、現勢力に半旗を翻し、新団体をつくるのではないかと囁かれていた新日本プロレスだが、結局選手がほぼ全員契約を終え、何とか再スタートが切られることに。

 一部の主力選手もこの動きに同調する姿勢を見せていたが、結局、平穏無事な結果になった。

 以前も紹介したポリスジャパンの引用ですが、新団体を作ろうとして未遂に終わった辰っつぁん。これが猪木が社長だったらアッサリ許してくれるでしょうが、猪木と違ってマトモな感覚を持っているユークス幹部にとってはそうはいかない。裏切りを計画していた人物に居場所が無くなるのは当然のこと。

 そして、4月14日の東京スポーツの終面に藤波辰爾独占インタビューが載ってましたが、その一部を引用。
藤波 リング上はインディになってしまった。どこから見ても、もはや「新日本プロレス」ではない。2004年にオレが社長職から退いてから違う団体になってしまったんだ。

 (°Д°)ハァ? 坂口体制で猪木時代の借金を完済したのに、また借金まみれにしたのは、どこの誰? 長州に「彼ほど何も知らない社長はいない」と言われたのはどこの誰? 会社の動きを東スポで知るのはどこの誰?
藤波 みんな愛社精神を勘違いしている。我々は新日プロを「自分の家」と思っていた。夜中でも早朝でも、みんな思い立てば練習に駆けつけ、納得するまで汗を流したもの。今の選手は決まった時間にスケジュール通りにトレーニングをこなしているだけらしい。

 「らしい」って言ってる時点で現状を把握していない&他人事っぽいんですが(苦笑)。道場に全く顔を出していないこともバレましたね。そんなんで試合に復帰しようとしてたとしたら笑止千万。
藤波 新日プロの本道がこの体たらくなのに新たにレッスルランド、ロックアップなる2つのブランドを立ち上げるという。文句をつけるつもりはないが、かかわりたくない。

 「かかわりたくない」というか、関わらせてもらえないでしょう(笑)。

 その後、「なぜこの時期に中邑の長期海外修業」という批判や、棚橋とHGの対談に対する皮肉を交えて、こんなことを。
藤波 無我をサポートしてくれていた仲間たちから「殿、そろそろ決断を」という手紙をもらった。手弁当で無我興行を支えてくれた同志の思いを無にはできない。

 殿・・・あなたはビートたけし? 殿は殿でもバカ殿・・・いや、何でもない。

 結局、日刊スポーツを見ても慰留している人物は新日本旗揚げ時の同志であった小鉄さんと、何をやりたいのかよく解らなかった『ドラゴン・ボンバーズ』の同志・飯塚さんだけ。西村や竹村といった藤波シンパは辰っつぁんが動くと信じて離脱して、金本も離脱する気マンマンだったから会社批判を連発していた。みんな彼のコンニャクぶりの被害者と言えるでしょう。

 今週の週刊ファイトでは'90年の『ドラゴン・ボンバーズ』と'95年の『無我』と、2度の退団→独立の機会があったが、3度目の正直なるか? という論調の記事を書いていたが、実際は3度目の正直どころの騒ぎじゃないでしょう。'84年には長州率いる『ジャパンプロレス』と行動を共にし新日本離脱という話もあったし。表立ってないのを含めたら離脱の機会は何度もあったはず。

 まぁ、オレも今まで散々「藤波茶化し」な文章を書いてきましたけど、やっぱり藤波さんのことが好きなんですね。新日ファンは長州派の方が多いかもしれないけど、新日本が34年も続いてきたのは藤波が踏み止まってくれた部分が大きいわけだし。ただ経営者としての才能は無いと思いますがね(笑)。

 しかし、独立して新団体を旗揚げしても上手くいかないであろうことは、本人も重々承知しているでしょうしねぇ。

 彼ほどの功労者の晩年が暗いものになると、ますますプロレスに夢が持てなくなりますよ。今はそのことが心配です。


【その他気になったニュース】
小橋が初の写真集を発売(デイリー)
 やはり「二丁目系」の人たちが買うのでしょうか?
村上が“狂犬復活”を示唆(デイリー)
 てっきり4・19がラスト興行かと思ったのですが(失礼)、6・18、7・2後楽園が決定したようで。
曙は巨漢ブラジル人との対戦(日刊スポーツ)
 シルムの人とやると思ってたのに違いましたね。巨漢ブラジル人・・・まさかズールじゃないでしょうね!?
宇野の相手はローセンに決定=HERO’S自分らしい試合をしながら上がっていきたい(スポーツナビ)
 なんでこういうイージーな相手とばっかやるんでしょうね。宇野ってK-1に上がるようになってから総合が本業じゃない選手と対戦してばっかでしょ。
2010年に宇宙ロボット格闘技大会 地球から無線操縦(朝日新聞)
 ワールド★レコーズ復活してほしいなぁ。
ハッスル・ハウス vol.14リアルタイム速報!(ハッスルオフィシャルウェブサイト)
ハッスル・ハウスvol.14(スポーツナビ格闘技速報)
 カードはイマイチでも昨日よりも面白かったそうで。どんなことが起きたのか、まとめたいのですけど、これからじっくりハッスルのサイトを見ます。仙台大会は見ないつもりだったんですけど(スカパー入ってないので他所で見るしかないのです)、見ようかな・・・。

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ハッスル・ハウスvol.13総括〜ハッスルこそリアル・パッケージプロレスだ!

ハッスル・ハウス vol.13リアルタイム速報(ハッスルオフィシャルウェブサイト)
ハッスル・ハウスvol.13(スポーツナビ格闘技速報)

 そんなわけで、簡単な感想を。

 速報では試合展開も書こうと思ってたんですけど、写真を貼付すると送信できる文字数が異常に少なくなるので、全然詳細が書けなかったのが残念。つーかDocomoはホント使えねー! 下手に良い席に座ったがために写真を送りたくてしょうがなかったのもアレ。

 今回はカードはショボかったけど、安田忠夫vsバッケン・ブレイク以外はどれも試合内容が良かった。ハッキリ言ってハッスルの場合、試合内容はどうでもいいんですけど(苦笑)、今回は大ネタがない分、しっかり魅せましたね。

 健想、さすがに今回は勝つと思ったのにイエローにも負けたか(苦笑)。浩子は大阪に比べて人気があったように感じた。浩子が試合にしゃしゃり出て、巻き込まれてダメージ→健想が動揺している間に敗れるというお約束を何回繰り返せば気が済むのだろうか? 「明日、おまえらがビックリするようなことやってやるからな。バカ!」と言ったが何するんでしょうね?

 で、第1ハッスルのジャイアント・バボのバレーボールを5個入れたネットを使った攻撃はグッジョブ。今まではボール1個だったから投げたらおしまいだし、1個で殴るのはマヌケに見えたがこれなら大丈夫。NEWモンスターのゴモラを間近で見たがデカイ! ところで円谷プロから名前の許可はもらってるの? ソドムは大阪の時とキャラが変わってた。ゴモラと一緒にいつの間にか狂犬キャラになってる(苦笑)。

 セミハッスルは大谷が“あちちファッション”なのと青木裕子がいることを除けば数年前のZERO-ONEとほとんど同じ熱い試合でした。ただ、あの頃と違うのは横井がヘタレっぽくなってること。坂田と組んで炎武零夢と試合してたころは良かったのになぁ。

 今日はセミハッスルには小川と天龍も加わる予定だったんですよね。普通なら天龍の代役を立てるはずなのに、小川も結局試合に出ず。元々小川がハウスに出ること自体が異例だったのだが。大物二人が揃って欠場なのに誰も文句を言わないのはハッスルならでは。結局カードで観に来ている人なんてほとんどいないわけですしね。全日本プロレスはパッケージプロレスなんて言われてますけど、リアル・パッケージプロレスはハッスルだということですね。

 メインハッスルはハッスル軍がErica&マーガレットの女性二人、モンスター軍がドクロンZの女性一人とハッスル軍不利なはずなのにお構いなし(笑)。つーか普通に男と女が絡んでるしスムーズな攻防。鬼蜘蛛をEricaとマーガレットが嫌がるというネタもナイス。

 で、最後のマイク合戦ですが・・・やっぱりインリン様もといニューリン様の存在感は大きい。インリンがいない間は高田総統が孤軍奮闘しており、彼だけでも充分面白かったけど、二枚看板になると一気に厚みが出てくる。つーか二人とも試合してないんだけど(笑)。

 総統のパラパラ&長州のモノマネ、川田がマイクで総統の邪魔をするかしないかの攻防には腹の底から笑えた。坂田と川田のマイク合戦にも笑わしてもらったし、今のハッスルは「お約束」が浸透してきたので何をやってもドッと沸くムードが出来上がっている。ホント、今のハッスルは無敵ですよ。

 あー、ところでVTRで「藤井軍鶏侍と石狩太一が行方不明になり」とサラッと言ってましたけど、藤井が小川の元を離れてハッスルも離脱するというニュースは何週間か前にスポーツ新聞に載ったのでおなじみですけど、石狩は・・・どうやらキングスロードに移籍らしいですよ。

 三沢さんたちノア勢が出場しても後楽園に公称1800人、実数1000人以下しか集められず、新宿FACEからやり直す「自称王道(王道の使用は控えるらしいけど)」に移籍する理由がサッパリ解らんのだが。まぁいろいろ事情があるんでしょうね。

 そんなわけで、今後も大いに期待できるハッスル。明日のハッスル・ハウスvol.14は5月の仙台に向けての仕掛けがありそうで楽しみですよ。ま、行かないんですけど(^ω^;)。

[おまけ]
4・20「ハッスル16」について。( ターザンカフェ プロ格コラム[2006年04月22日(土)] )
 プロレスを40年以上見続けているターザンの友人はハッスルのノリに全く付いていけなかったようで(苦笑)。「あれ(ハッスル)は長続きしないね…」だって!? そもそもプロレス自体がこの先いつまで続くんだよ!?

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posted by ジーニアス at 00:38 | Comment(7) | TrackBack(0) | ハッスル
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